shima2372氏製作のベルデンケーブルを使用した電源ケーブル、及び電源タップ。
これといった特徴が無く、いたって普通。
付属の電源ケーブルからshima2372氏の電源ケーブルに変えても「んー、こんなものか」「違いがよく分からない・・・」「気休め程度で使っておこう」といった程度にしか思わないのが正直なところだ。
しかし、個性あるケーブルやタップを使った後にshima2372氏の電源ケーブルに戻した時、初めて良さがわかる。
強い癖が無く素の音。
性能はそれほど高くないが、「自然」「違和感の無さ」「聞きやすさ」といった感覚を受ける。
何一つとして売りがない音のように思えるが、とにかく聞きやすい。
正に安全牌、超無難な音作りで、絶対的に聞きやすく、変な癖や個性を付けないのが特徴なのだ。
手軽に安定した安心できる音を出してくれるshima2372氏の電源ケーブルや電源タップは非常に価値があるように思う。
変な味付けがつかないので、機器の音の検証をするときなどに使うといいのではないだろうか。
★Electra Glide Audio EPIPHANY X2
Electra Glide Audio社のEPIPHANY X2。
定価は7000$らしいが、市場には10万円以下で流通しており手軽に入手可能。
★検証方法
m902に繋ぎ、DACとアンプへの電気供給という形で検証。
★インプレ
>エージング前
驚くほどの静寂さ、解像度の高さ、圧倒的な情報量、音の厚みが出て低域の迫力が増し、スピード感がありノリが良く、ノリが悪いイメージを持っていたbeyerdynamicのヘッドフォンDT880までもがノリ良くなった。
まとめると、SN比に優れ、情報量が多くハイスピードな電源ケーブル。
基本性能は非常に高い。
欠点は音場感が完全に死んでしまっていること。
音像が中心に寄り、頭内定位感を強く感じ、音が外方向へ伸びていかず、極端に言えば内へ内へと言ってもいいぐらいの壊滅的な音場を形成していた。
また、中域の張り出し感が強く、耳横で鳴る感覚の強さ、更に高域が全く出ておらず、抜けきらない音。
音がほぐれきっておらず、高域が出ないという典型的なエージング不足の傾向が確認できた。
>エージング後
音が出た瞬間感じた・・・高域が出ている。
音場感がかなり改善されている。
エージング前の印象に音場感がしっかり生まれ、高域が出てフラットバランスになった感じ。
それにしても、この情報量の多さはやはり驚かされる。
細部のどんな小さな音までも、クッキリハッキリと描き出すのだ。
音場感が改善されたとは言え、このケーブルはやはり音場感がウィークポイントなケーブルのようだ。
得に横方向の音場が狭く、ストレートに音が迫ってくるタイプ。
音場を重視する人にはオススメできない。
キャラクターが強いのでアンプ等に使うと大きくバランスを崩してしまう。
基本性能が極めて高いので壁コンセント~タップ間に使うといいのではないだろうか。
なかなか使いこなしの難しい電源ケーブルである。
ヘッドホン、イヤホン、アンプ、ヘッドホンケーブル大放出!ヘッドホンを売るのはコレが最後になりそうです。興味のある機種などありましたらお気軽にご連絡ください。よろしくです。
AKG
K3003
K1000
K701
K501
K340
K290 Soround
K240 Sextett 二代目
ALESSANDRO
MS-1
AUDEZ'E
LCD-3
Audio-Technica
ATH-W5000
ATH-L3000
ATH-W3000ANV
ATH-W2002
ATH-AD2000
ATH-A2000X
ATH-W1000
ATH-CKW1000ANV
ATH-PRO700MK2ANV
ATH-W100
ATH-A55
ATH-ESW10
beyerdynamic
DT880 Edition2005
BOSE
Bose on-ear headphones
DENON
AH-D7000
AH-D5000
FOSTEX
T50RP
GRADO
PS1000
GS1000
PS-1
RS-1
SR-325
HiFiMAN
HE-6
Monster Cable
Beats by Dr.Dre
SENNHEISER
HD800
HD650
HD25-1
HD25-13 Ⅱ
HD414
SONY
MDR-SA5000
MDR-CD3000
MDR-EX1000
STAX
SR-007A + SRM-007tA
SR-404 LIMITED
SRS-4040
ULTRASONE
Edition10
Edition9
Edition9バランス仕様
PROline2500
DJ1PRO
Victor
HP-DX1000
その他
USTヘッドフォン(EXH-313他)