★PowerCD
1993年発売、外付けCD-ROMドライブ。
PC用のCD-ROMドライブとしてではなく、単体で音楽再生やフォトCDの再生が可能。
AppleComputerとPHILIPSの共同制作で、CD読み取りのメカ部分、DAC部分にはPHILIPS製のものが使われている。
★インプレ
※極力Power CDそのものの音を検証するためヘッドフォン出力使用
1993年発売という古いCDプレイヤー(CD-ROMドライブ)のためか、良い意味で古臭い音が鳴る。
肉厚でアナログライクな音、密度感がありグイグイ音が迫ってくるようなパワーを持っている。
ハッキリ言って現在の最新のポータブルCDプレイヤーと比較してもレベルが違うのは明らかで、比較するなら据え置きCDプレイヤーでないと失礼だろう。
ポータブルプレイヤーにしてこれほど解像度が高く、音が分離し、しっかりと音ひとつひとつを聞き取れるのは驚異的である。
情報量が多く多数の音の再生を実現しているにも関わらず、そこそこ音が分離している点は「本当にポータブルプレイヤー?」と思わずにはいられない。
SN比も優秀で、空間を感じられる音場感があることにも驚かされる。
低域はブリブリと粒立ち良く、繊細さは無いが芯のしっかりした力強い高域、肉厚で密度感の高い中域。
迫力や圧倒感といった前面方向への押し出し感、パワー面に優れつつも聞き疲れのしない柔らかな輪郭の音はとても心地良く気持ちよい。
★まとめ
やはり特徴は音の厚み、そして力強さだろう。
ガツンとくるストレートな力強さではなく、響きを内包したソフトさを兼ね備えたパワフルさ。
この手の音が好きな人は探してみる価値があるかもしれない。
巷では音が良いとの評判だが、入手困難なため過大評価されている部分はあるだろう。
しかし、確かに現行のポータブルCDプレイヤーと比較しても音は良い。
普通のポータブルCDプレイヤーを買うぐらいならこっちのほうが音が良いので使い道はあるだろう。
1993年に発売されたPCの周辺機器であるCD-ROMドライブから、こんな音が出ることに不思議さを感じる。
いったい何を考えてこんなものを作ったのだろうか?
謎めいた逸品、Power CD。
ヘッドホン、イヤホン、アンプ、ヘッドホンケーブル大放出!ヘッドホンを売るのはコレが最後になりそうです。興味のある機種などありましたらお気軽にご連絡ください。よろしくです。
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