型番:GS1000
メーカー:GRADO
タイプ:開放型ヘッドフォン
ハウジング:木製 (マホガニー)
再生周波数帯域:8 - 35,000Hz
インピーダンス:32Ω
感度:98dB
質量:325g(ケーブル含む) / 240g(本体のみ)
プラグ:6.3φステレオ
装着感はGRADOという枠を超え、ヘッドフォン全体で見ても装着感が良いと言えるレベルにあります。耳をスッポリ覆うタイプのイヤーパッドなので、ザラザラしたパッドが耳を押さえつけることがなくなったのが幸を奏しているようです。重量も軽く快適な長時間リスニングが可能となっています。「K1000か!」ってぐらい音が盛大に漏れるので周囲の入念なチェックと音量に注意。
初期エージングは約20時間で終了。最初は擦れるような中高域でガサツなイメージが付きまといますが、20時間ほど鳴らすと美音へ変化します。同時に高域の刺激も嘘のように解消されます。低域も程よく締まり、全体のバランスが初期に比べると僅かにニュートラル方向へシフトし、全体のまとまりが出て安定感も増してきます。
基本性能は非常に高く、特に超微小な音まで滲まずぼやけることなく明確に鮮明に描き出す解像度の高さには驚かされます。情報量も多く密度感の高い空間表現となっており、密度感がありつつも開放型で抜けの良さを持っており、中高域はクリアーな印象。PS-1では若干不満のあった高域方向へも気持ちよく音が伸びていき、低域から高域までしっかりと音が出ているのでバランスが良いです。量感バランスは低域寄り~フラット。低域寄りであることは間違いないのですが、ソースによっては驚く程自然なフラットバランスでたいへん聞きやすいです。量感たっぷりで太く分厚く、そして柔らかく暖かみのある低域。『RS-1をパワーアップさせたような低域』と『 PS-1のようなLIVE感溢れる全体感を持った低域』を併せたような低域です。中高域は低域と比較すると量感は若干控えめで、解像度が高く繊細な表現力、時にサラサラという言葉が浮かぶ程に極小の粒子感までも感じ取れます。低域でどっしりとした全体の安定感を出し、クリアーな中高域で解像度の高さを見せるバランス感覚はATH-L3000を思わせます。全体的なイメージとしては柔らかく優しく暖かみのある心地良いサウンドで、基本的にRS-1の延長線上の音作りです。特に中高域の艶やかな美音には引き込まれてしまいます。音場感ですが、単純に場の広さという意味ではドライバを遠ざけたぶんだけ音が遠くから聞こえるようになって物理的に広くなった程度です。しかし、PS-1で感じられる抜群の臨場感を更に拡大したかのようなスケールの大きな臨場感による聴覚上での空間的な広がり、そして立体感はなかなかのもので、GRADO特有の耳横で鳴っているという感覚はあまり感じられません。音場音場とこだわることなく、GRADOの、開放型での、特有の「臨場感」を肌身で味わうのがGRADOユーザーの嗜みといったところでしょうか。
GS1000は高い基本性能によって細部の表現に長けていますが、edition9とは対照的に音像型よりも音場型に向いていると感じます。例えるなら、奏者一人一人の演奏をとにかく細かな音まで拾ってリアルに描き出すのがedition9。同様に細かな音まで拾いますが、それよりも全体的な場の雰囲気であり臨場感を重視したのがGS1000。そのため環境は音場型にセッティングしたほうがGS1000の良さを引き出せると個人的には思います。
美音系であるため、あまりストレートなパワフルさ、ガッツを必要とする音楽には合わないのではないでしょうか。また、GS1000はノリの質が鋭角的なキレ重視のノリではなく曲線的な揺らぐような気持ちの良いノリなので、アップテンポな曲よりもミドルテンポ以下のほうが相性が良いように思います。私的にはクラシックやジャズ、ポップスならば女性Voモノを魅力的に鳴らしてくれるヘッドフォンだと感じます。クラシックやジャズ等は臨場感重視で楽しめるので、ソロからオーケストラまで編成に関わらず上手く鳴らすことができますし、加えて低域から高域まで驚く程フラットで自然なバランスで鳴るのでとても聞きやすいです。対して打ち込みなのですが、GS1000の量感ある低域は問題ありません。しかし、密閉型のようなグっとくる溜めが弱く、空気感を伴う低域の質感、及びキレの質が影響して、どうしても生々しくと言うか有機的な音になってしまい、打ち込みとの相性が良いと言うのには抵抗があります。多少無機質ながらもガツガツ&ビシバシくる低域(edition9等)のほうが打ち込みに適していると私は思います。もちろんGS1000で打ち込みもアリですが、生楽器と比べるといまいち感があるのは否めません。言い換えれば、それだけ生楽器の表現力に秀でているヘッドフォンだとも言えます。クラシックやジャズ、LIVE音源などの良さを存分に引き出してくれるヘッドフォンです。豊潤な低域、気持ちよく伸びきる高域、そして極上の美音は素晴らしい弦楽器やピアノの音を聞かせてくれます。「うっとりするようなジャズなど聞くときには是非!」と言いたくなる機種ですね。
最初はGRADOらしからぬ鳴り方(主にイヤーパッドの違いが原因でしょう)から「こんなのGRADOじゃない・・・」と感じるかもしれませんが、慣れてくればRS-1の延長上に位置するヘッドフォンだと感じ、しっかりとGRADOしているので、RS-1が好きな人ならGS1000も好きになれるのではないでしょうか。このニ機種を使い分けるなら、気軽に音楽を聞きたい時はRS-1、どっぷり音楽に浸りたい時はGS1000。最初は違和感のあったGS1000ですが、最終的には「やはりGRADOはGRADOだった」と思わされました。
最後に、高域の痛さや線の細さといった要素が出るケースがあるようですが、これらの点は環境次第で改善可能だと思いますので、気に入らなかった場合、安易にGS1000を手放さず、少しセッティングを弄ってみて欲しいと強く願います。勿論同じ鳴り方でも人によって感じ方が違うので難しいところではありますが、私の場合高域の痛さは出ませんでしたし、線が細いという感覚は受けませんでした。また、キレをより強く引き出すこともできました。この場では具体的なセッティングの話は避けますが、是非いろいろ試してみて欲しいと思います。
GS1000に限らず、edition9でもATH-W5000でもそうなのですが、性能の高い機種はなかなか一筋縄ではいかない印象が強いです。それだけ潜在能力が高いということでしょうか。いずれも恐るべき音を秘めています。それを引き出してあげる作業もオーディオの楽しみのひとつだと私は思います。
もう少し修正入るかもしれませんが。
非常に生楽器に長けた機種だと感じます。
反面、打ち込みとなるとedition9に手が伸びてしまいますね。
音漏れが酷いのが凄い気になりますw
GS1000は最高峰のヘッドホンの一つには違いないみたいですね。
私は多分買いませんが、何度も試聴しているのでその良さはなんとなく分かります。
今日もダイナでいろいろ聞いてきたのですが、やっぱりメタルにはHD25がいいなぁと感じました。
買い戻して、ケーブル交換を楽しんでみようと思います。
まみそさんは、HD650買戻し計画でヘッドホン購入はしばらくないんですかね?
コンデンサーは好みに合わないかもしれないですが、Ω2の音場は一回体感してもらいたいなぁと思います。素晴らしいですよ。
まみそさんの住んでる地域でも聞けるとこありましたよね?
個性ありますが根っこはゼンハイザーサウンドをしっかり持ってます。
HD650は今の環境でどれぐらい鳴るのか試してみたいのでそのうち再購入しますが、その前にケーブルを作ります。
例のブツも手に入りましたし、完成度の高いケーブルを作れそうです。
コンデンサーはなんか、本腰入れて「よし!音楽聞くぞ!」って挑む感があるんですよね、私の場合w
やはりフォンプラグ挿してすぐ聞けるダイナミック型のほうが便利で気軽で好きです。
打ち込みでは出番無いと思いますが、ちょっとゆったりめの生楽器使った音楽では、ゾーイーさんの所有ラインナップに入ったら一番活かせると思います。
でも、響きを堪能できて幻想的なイメージで聞きたいなら密閉型のW5000のほうが合いますけどね。
最近はオクで新品でも7万ぐらいで買えるので高くはないですよ。
私にも文才が欲しいですw
音場重視の環境だと良いですよね、音の広がりの中にも力強さがありますし自然な感じで
WATTaGATE 330i Ag+350i AgでMuse-Cable ACを作成しました。
これをDAC1へ、004はHD-1Lに使っています。
DAC1のキラキラ感やクリアさと330+350の厚みや強さ、Museのどこまでも広がる感じや響きが相まってとても素晴らしいですね。
これに慣れてしまうと恐ろしいw
GS1000気に入ってるので次はMBA-1S購入とバランス化を追加してみようかなと考えています。
どうなるのか楽しみです。
馴染んでくるともっとトロンとしてくると思います。
Museの方向性を推し進める組み合わせなので、この手の音が好きならイイのですが、シャッキリ感が失われていってしまうのは人によっては欠点ともなりそうです。
が、そのあたりはDAC1で上手くカバーできてるのかな、と予想します。
機器とケーブルは真逆のタイプを組み合わせたほうがお互い活きる、と経験上感じています。
分厚く濃い音の機器に同系統を組み合わせるよりも、シャープなケーブルを組み合わせると、そのシャープさがより際立って良かったりするんですよね。
ですから、DAC1にMuseやm902にMuseってのはお互いの良さを引き立てあっててイイように思います。
>MBA-1S
MBA-1Sもうすぐ発売でしたよね。
GS1000は本領発揮させるのが難しいと感じています。
バランス化することで本来の能力を引き出しやすくなるはずです。
おそらく情報量の増加により刺激が更になくなり、キレが生まれ、モタモタした感じがなくなってより自然な鳴り方になるんじゃないですかね。更に美音にもなると思いますよ。
環境側でいろいろ試してみての予測ですw
バランス化した暁には是非感想聞かせてください。
楽しみにしています。
同じベクトルの音とは言え、かなり違いますから、使い分けは十分可能だと思います。
BCLとの相性は普通にイイんじゃないですかね。
まぁケーブルとかのアクセでどーにでもなるのであまり気にしなくていいかとw
音場、響きなどを重視するとGS1000の臨場感を上手く引き出せます。
ただ、このタイプに調整するとe9がe9らしく無い感じになってしまいますw
こんなe9もアリだな、と受け入れられれば全然アリですが。
RS-1が好きであればGS1000是非狙ってみてください。
気に入ると思います。
と私は感じます。
少し詳しく書くならば、開放型ですから当然密閉型と比べれば当たり前ですが音抜けはイイです。てか、これは物理的な問題であって単純に開放型だから音が抜ける、といったレベルでの話しです。
SR325は音質傾向の影響もあってずば抜けて抜けがイイですが、GS1000はRS-1と比べても音抜けは悪いですね。
音抜けがイイというイメージは一度も受けませんでしたから。
かろうじて密閉型と比べれば、って程度です。
次にノリの良さですが、ノリの良さは私としては音の立ち上がりの速さと音質からくるキレの良さが大きく影響していると考えています。
個人的にはGradoは音の立ち上がりが速いとは感じません。しかし、SR325はキレが良いので、キレの良さからノリの良さを引き出すことができています。ノリの良さというよりは疾走感が出せるといったほうが正確でしょうか。
GS1000のノリに関しては私も少し悩んだ部分で、インプレの「GS1000はノリの質が鋭角的なキレ重視のノリではなく曲線的な揺らぐような気持ちの良いノリなので、アップテンポな曲よりもミドルテンポ以下のほうが相性が良いように思います。」この部分で理解してもらえたらなぁ、と思うのですが、分かり難いですかねw
ストレートに言えば、ぶっちゃけノリがイイと言えるヘッドフォンではないですね。
バランス型にすると音の立ち上がりが速くなると思うので、おそらくノリの良さも出てくると思いますが。
ノリについては、まみそさんがレビューに確かに載せてくださってましたね。忘れてたわけじゃあないのですが、僕の中ではGradoにおいては抜けの良さとノリの良さがセットになっていたので、つい質問に一緒に書いてしまいました。二度手間を取らせてすみませんでした。
う~ん、悩みどころだなぁ。冷静に考えると、キレについてはゴルゴがいるからなぁ、買ったと仮定して、ひょっとするとHD650よりの印象になるのかなぁ。ここ2か月程、バイト代を昼の食費以外使っていないので、それなりにお金貯まったし、逝くかなぁ…。
私なんかPCがないと生活できない、ってぐらい重要なポジションにPCがありますよw
情報源が全てPCですからね。
過去PCの故障等で数日PC無しの生活を何回かしたことがありますが、なんとも言えないあの気ままな生活もいいものですよね。
さて、GS1000ですが、いい機種だとは思います。e9とGS1000・・・持っててもいいんじゃないでしょうか。RS-1、RS-1のほうが気軽でいいかも、何とも言えないですねw
HD650とはどうなんでしょうね。
まぁ、私はHD650がアレなんで、比較はやめておきますw
個人的にはGS1000のほうが断然オススメとだけ言っておきます。
迷うようならいっちゃいましょう!
と背中を押してみたりw
僕もPCは机のど真ん中ですw それでも触れたくなくなります、レポートがあるとw ワードの数式エディタ、かなり使い慣れてしまいましたw
ドライバが717か727ラインかでも全然違うし。
最近の勢いは凄いですねw
予備?のパッド+ラージパッド付きでその値段ならお買い得でしたね。
2時間しか使用してないとなると、最初はインプレにもあるとおりガサツな音なので「こ、これは・・・」と感じると思いますが、エージングで改善されると信じて鳴らしこんでみてください。
e9を所有していてもGS1000の「超微小な音まで滲まずぼやけることなく明確に鮮明に描き出す解像度の高さ」などには素直に感動できると思います。
>売却
漫画さんの所有ラインナップだとHD650は残しておいたほうが良さそうな気がします。
代わりになるような機種があれば別ですが。
私はラージパッドでは試したことはないのですが、ラージパッドを真似た自作ラージパッドで試しにGS1000聞いてみたら、個人的にはGS1000の良さが減退しているように感じました。
GS1000はあのデカイパッドでこそGS1000の良さを出せるんじゃないかなぁ、と思います。
ま、好みですけどね。
このヘッドホンの個人的な最高の見どころは、親父ヴォーカルがイケるところです。RS-1だと少し軽かったんですよねぇ。何はともあれ、まだエージングも終わっていないでしょうから、聞き込むことにしますw
で、あと低音が凄いことにw 大迫力っちゃ大迫力、ボワつきまくってるっちゃボワつきまくってるっていう風に感じます。明瞭な感じがGSパッド使用時以上に無くなりますので、GS1000+ラージパッド=RS-1には、僕の印象ではなりませんね。むしろ、GSパッド使用時の方がRS-1の印象に近いかな?誤解を恐れずに言えば、GS1000+ラージパッドはHD650に近い印象を受けました。
まあ、まだまだエージングの途中なので何とも言えませんが、GS1000はジャズにはかなり良いと思います。
GS1000は「美音」だと感じるようになってきてからが本領発揮です。
そーなると一気に好印象方向へ加速していくと思いますよ。
低域って最後の最後の追い込み部分ですよね。
見かけではない本質的な高品質な低域って本当に出すのが難しいです。
私の場合、電源ケーブルやDACのグレードアップは勿論、やはり解像度、情報量、特に低域の解像度を高めるという狙いでPCトラポの更なる改造の必要性を強く感じています。
どれもまとまったお金がないと手出しできないので後回しになってますがw
こーいった手間をかけてこそ、GS1000で凄い音が出せるんでしょうね。
たかがヘッドホンですが、このクラスのヘッドホンをフルに鳴らしきるとなるとハイエンドオーディオの世界ですよね、ほんと。
e9と比較して明らかに差がある、というほど差があるわけではないので比較するのは難しいですね。
ただ感じ方が違うのは確かです。
レビュー内で「特に超微小な音まで滲まずぼやけることなく明確に鮮明に描き出す解像度の高さには驚かされます。」と書いたのがそれで、こーいった意味ではe9より優れていると思いますね。
e9は細かい音まで出ているのですが、これはUSTとの比較でも感じることですが、細かい音までしっかり出ているものの、細かい音まで意識が行きにくい印象が私の中ではあります。言い換えればメイン的な音の強調感が強く、どーでもいいような細かい音は意識しないと聞き取り難い。
対してGS1000は意識しなくても自然と超微小な音まで鳴っていることを感じられます。
鳴らし方の違い、って言い方が正しいかもしれませんね。
高域ですが、e9は少し弱いと個人的には感じます。唯一の基本性能面での不満と言えば不満でしょうか。W5000やGS1000と比べるとe9は高域が伸びないように感じます。ちなみに一番高域が綺麗に伸びるのはSA5000ですね。ダイナミック型内での話ですが。高域がもっと出ると噂のe7が私にとっては好みかもしれません。高域厨なのでw
何というかビニール袋に入れられたギザギザの石って感じの抑圧感のある高域です。
E7のが高域は出るらしいですが、おそらく根本的にはE9と大した差はないでしょう。ドライバーが40mmと小さいのに低域
開放型の強みをとことん生かしている感じで、抜けの良さからくる自然としかいいようがない音場感は心地よいの一言です。
MS-PROはヴォーカルがやたらと目立ちましたが、GS1000は、全音域が絶妙なバランスで鳴ってくれ(ピラミッド型?)、どこが強いとかはあまり感じなかったです。強いて言えば存在感のある低域ですかね。
あと、性能めちゃ高いですねぇw
もしかしたらダイナミック型最高かも。
バランスタイプのGS1000なんか、文句なしにヘッドホンの王様的な鳴り方しますからねぇ。
シングルタイプでも、MS-PROとは比較になりません。W5000といい勝負してます。
私が今好んで使っているヘッドホンはEXH-313とHD25-1 Ⅱ Ver.オーグptですが、次買うならGS1000ですね。クラプトンとか聞くように欲しいです♪
MS-PROのようなムフォア~ととくるようなあからさまな艶っぽさは感じません。
あくまで自然の響き、自然の美しさを味わえますGS1000は。
なんか書いてて意味わからなくなってきたので、そろそろ寝ます。
失礼しました(汗)
GS1000、今までに聴いた中でもトップクラスの低域(やや膨れつつも非常に心地よい)はよかったが、かなりハイ上がりな感じでスネアの音とヴォーカルのサ行の痛さが耐えられなかった。
環境次第でどうにかなるなら、いいんだけど・・・
こんなところに来るとは珍しいw
GS1000で痛いと感じたのは最初の初期エージングの段階だけで、その後は全くと言っていいほど刺激はなくなったよ。
刺激の原因で一番考えられるのが電源関係のノイズ。
これで消えないとなると、上流から見直していくのが近道で、トランスポートやDAC(CDプレイヤー)、ここを改善すると痛さが消える可能性が高い。
うちの場合、今のPCトランスポートを導入した時に嘘のように刺激とは無縁の音になったから、CDプレイヤーへの電源、あとはノイズ対策をすることで刺激が消えるかもしれない。
足場は変な金属系でも使わない限り刺激的な癖は乗ってこないと思うから、それよりも電気的ノイズかな。
漫画さんが許容範囲内で鳴らせてるのはC-1VLのトラポとしての性能が高いおかげかも。
この場合線が太くて厚み、柔らかさの出せるタイプのDACを合わせれば、ほぼ刺激は消えそう。
GS1000の高域の痛さは環境次第で消せるから、いろいろ試してみて欲しいな。
なんか、僕の名前も出てきたみたいなので、参考になるか分かりませんが、一応書き込んでみますw
個人的には、サ行なんかの痛さは、装着位置で8割方は解消されるんじゃないかと思ってます。実際、ラージパッドに変えてみたり、ハウジングを顔に押さえつけて、ドライバーと耳との距離を短くしてやると、音の印象はともかく、痛さだけは解消されますから。
で、具体的には、僕はヘッドバンドはRS-1を付ける時よりも少し長めにし、そしてなるべくハウジングが前方(顔側)に来るようにしています。僕は断崖絶壁型の後頭部をしているので、ハウジングが後方(後頭部側)に来るように装着してしまうと、大形のイヤーパッドのせいでハウジングが後方に回り込むみたいな形になってしまい、結果、ドライバ-が耳穴から離れてしまうからです。僕は耳たぶがイヤーカップからあと少しで出てしまうくらい、ハウジングは前方に来るようにしています。こうすると角度的にも、RS-1を装着した時と近くなりますし、実際、そうして装着している今は、サ行などの痛さはほとんど気になりません。
蒼天肉雄さんは、僕より前からGS1000を持っていらしたみたいなので、こんなことは今更かもしれませんがw
バランス化はW5000と同じくOJIさんに依頼。
とにかくGS1000は低域を締めたかったのでロジウムメッキを選択、シールドはカーボン。
結果、低域のブワンとした緩みが消えてイイ具合に締まりました。
これでe9、W5000、GS1000のバランス化が完了。
次はD7000をバランス化したいと思います。
バランス化による利点は低域の変化が一番デカイかな、って思います。
低域の解像度と制動力はアンバラ駆動と明らかに違うと感じますが、逆に言えば他の部分はそんなに変わらないとも言えます。
個人的な感想ですが・・・
そもそもヘッドフォンは通常のピュアオーディオシステムと比べて、ピュアオーディオというレベルに達してはいません。
ピュアオーディオの真髄は、音楽の表現力です。
表現力がある機器が本当に良い機器と言えると思います。
その表現力を得る為には、当然レンジの広さ、情報量、そして定位、空間表現、といったものが必要となります。
シングル接続において、ヘッドフォンとヘッドフォンアンプでは、どの機種を聴いてもそのレベルに達してはいないというのが私の思うところです。
その領域に少し近づく可能性を持った、という印象を持たせたのがバランス接続ヘッドフォンでした。
まみそさんの言われるとおり、低音というかパワーの違いはかなり感じますが、なんといっても一番のバランス接続の利点はシングルでは表現できない情報量だと思います。
その情報量をどのように処理するのか、それがオーディオメーカーのセンスになりますよね。
ソニーやテクニカ、デノンにしても、音の良さはすさまじいと思いますが、その情報量の処理が下手なんですよね。
その結果音を追求するだけの機器となってしまっています。
話がそれましたが、バランス化は情報量の高い環境を持っていないと、あまり変化を感じないと思います。
まみそさんの環境は大変素晴らしいと思いますが、私が思うにデジタルケーブルがコンバータの性能をかなり落としていると思いますね。
DAC1の性能はそんなものではないはずです。
後、多分集合住宅でないので、クリーン電源装置を入れてないのだとは思いますが、その辺の差は大きいと思いますよ。
電源ケーブルの性能が少しもったいないかもしれません。
そーなんですよ。
デジタルケーブルは悩みの種なんです。
AES16を使っている以上、24ピンコネクタ⇒XLRというケーブルを使用しなければならず、こんな市販ケーブルは存在しないので自作するしか手がありません。
なんとかしたくても動きにくい、私のシステムで一番厄介な部分です。
クリーン電源、やはり効果大きいですか。
真剣に導入考えてみたいと思います。
ただ、まだ音が若干好みとずれているので、そこの調整を早く済ませたいところです。
クリーン電源入れると全部解決するような気もしますが。
的確なアドバイスありがとうございました。
まだまだ向上の余地あり、まだまだオーディオ楽しめそうですw
でも、PS1000とGS1000はほとんど同じ音・・・と言ってる人もいるので悩ましいです。ドライバー同じじゃね?という気もします。でもスペックが違うんですよね。まみそさんはバランスGS1000よりもアンバラGS1000のほうに高い点数を付けていますが、アンバラのほうが好みの音・・・ということですか?バランス化は絶対的に良いというものではないのでしょうか?私も『バランスヘッドホンを導入しなくて良いのか?』と自問していたのですが、『極めよう』という意識が低下していて楽な方に流れています。アンバラで今後も行く予定です。
高域の痛さとかサ行のキツさ・・・というのは私の場合、何を使っても一度も感じたことが無いので、使ってるプレイヤーの問題じゃないかなーと思いますね。
ぶっちゃけGS1000とPS1000って音は結構似てるんですか?まだ先の話ですがオクで買うかフジヤで買うか迷っています。
PS1000は音が重く無機質傾向、GS1000は音が柔らかく有機的。
低音が多いのは似てます。
バランス化は大きなエネルギーでよく制御される傾向があるように思います。
音色は変わりません。
安定感が増す感じでしょうか。
それよりもケーブルの線材による癖によって音が変わります。
私のバランス化の評価が低いのはそのためです。
gs1000は突出した特長がなくて出番がなかった記憶があります。
PS1000を所有している場合は、もっとダイレクトに音楽を感じられるRS1が使い分けの面から見ても良さそうに思います。
私もRS1はまた買いたいと思ってたりしますし。
GS1000iのドライバーはPS1000とは別物です。
GS1000の公式バランスは、アンバラより音が安定し遥かに素晴らしい音のように感じました。
アンバラで比べた場合、PS1000とRS1は個性的で魅力ある音、GS1000は個性が弱く魅力が少ない音のように思います。
バランスのGS1000は有機的でリッチな音色が広大な音場に満ち溢れます。
アンバラにあるスカスカ感は全くなくなります。
JAZZやオーケストラは素晴らしい音で鳴ってくれます。
headroomのアンプが素晴らしかったってのもありますけどね。
ヘッドホンの評価は、その人が何の音楽を好んで聞くかによってガラっと変わりますので、人の評価は、ちょい参考程度がベストですよ。
>私のバランス化の評価が低いのはそのためです。
どうもOjiのバランス化は微妙そうですね。そういえば、W5000の時も好みでない音へ変化したようなことを言っていましたよね。貝崎さんは『音が死んでる』とか言ってませんでしたっけ?ただバランス構造にすれば良いのではなく、線材の品質などにも気を使わないといけないのですね。
Oji以外でバランス化を請け負っている会社って知っていますか?でもメーカー純正とか公認のバランスヘッドホンを最初から購入するのが一番良さそうですね。といってもグラドとゾネくらいしかないわけですが・・・。
追記:セカンドスタッフという会社がバランス化をやっていますね。値段も手頃です。
http://www.2ndstaff.com/products/blossom/headphone/modification.html(URLの最後のhtmlが尻切れになってしまうので付け足して下さい)
>GS1000iは8芯です
これはR4L4ということでしょうか?オーテクの上位機とは違うのかどうか?ちょっと理解が曖昧です。無印とiってマイナーチェンジどころじゃない違いがありそうな気がします。デザインじゃなくて音質に影響ある部品が変わってるから。
特徴や個性がないと言いつつ『音が柔らかく有機的』とのことで『それが特徴や個性なんじゃないの!?どーなっちゃってるの?!そこらへん!?』といった気分です。
PS1000を買ってしまった以上、使い分けが微妙なのは解るので、バランスGS1000iを購入予定に入れておきます。アンプはCECのHD53Nにします。HD53Nってフジヤのサイトに載ってないですね。こんな安いの載せたら他のが売れなくなる!という政治的な理由なのでしょうねw
e9バランスに付いていたようなXLRからシングルエンドへの変換ケーブルがないと不便ですね。あれって単体で売ってないですよね?まぁちょっと調べてみます。
これで私も2chで言うところの『バランス厨』へ仲間入りです。遅すぎた春・・・というべきか。時代に乗り遅れてしまいました。
家庭内のオーディオだと元々ケーブルが短いため、ノイズの影響を受けにくく、バランス伝送の利点はほとんどないという意見を見たことがあるのですが、そんなことないですよね?回路自体にも意味があるのでしょうね。
GS1000iが片側8芯
だったかと思います(間違ってたらごめんなさい)
だから新しくなったiシリーズ(325はis)とPS1000は、あんなにケーブルがぶっといんですね。
GS1000 確かに有機的で柔らかいのは個性なんですが、それだけだと薄いんですよね個性。RS1とかPS1000は、唯一無二!といえるような個性的な音を持ってますから。それらと比べると、GS1000は個性が弱く、つまらない音と感じます。
あくまでアンバラの印象ですけどね。
バランス化するんですね。
バランス化はもっと元気に音が出るようになるので、人によってはかなり大きく印象が変わることもあると思います。
とりあえず、より安定感のある鳴りっぷりになるのは間違いないです。
e9の公式バランス化はかなりクオリティ高いイメージがあります。
e9の長所を上手く伸ばしています。
OJISpecialのリケーブルは、若干スピード感が殺される感があり、それがあまり好きではなかったですね。
線材の太さ、被膜の材質が原因かな、と思います。
OJIの原音再生とは違い、リケーブルでは音が太く、結構癖がつきます。
他の線材を使えばまた変わってくるので、OJISpecialだから、とは言えないですけどね。
個人的には、ヘッドホンの場合、細めの線材、細めな線材を編んだ構造が良いのではないかと漠然と感じています。
あとは線材の硬さ、硬い線材は音も硬いものです。
GS1000購入おめでとうございます!
性能も高く味もあって良い機種ですよ、これは。
中域に関してはラージパッドに付け替えてみてはどうでしょうか。
音場は狭くなりますが中域は厚くなると思いますよ。
W2002とは方向性としては同じ方向だと思います。
ただ、W2002は密閉型で響きを堪能できるのと、その響きがテラテラと艶っぽいですね。
GS1000のほうは艶っぽさは落ちますが自然な感じだと思います。
艶に関してはRS-1のほうがありますね。
あとRS-1は音が近いので中域も張り出してきます。
GS1000単体で聞くとあまり感じられないと思いますが、PS1000と比べると、GS1000はハウジングが木であることで音が柔らかく温かみのある音をしています。
あと軽いのが良いです、PS1000は重いので。
GS1000は低域の量感が多く、確かに扱い難い印象がありました。
このあたりはアンプ等で上手いことコントロールしてあげると良いかもしれません。
でも、このヘッドホン、なかなかコレだ!って音で鳴ってくれない曲者なんですよねw
難しいヘッドホンです。
良い感じで鳴っているようで良かったです。
この美音は木製ハウジングならではで、PS1000では感じられないものです。
あとGRADO特有の空気感も癖になりますね。
GS1000ってユーザーが少ないイメージがあるので愛でてあげてくださいw
あと、GS1000買うとどうしてもPS1000が気になりますよね、わかります。
性能的には同じで傾向が違うヘッドホンなので、使い分けは十分可能、いつかgetしちゃいましょう!
ヘッドホン、イヤホン、アンプ、ヘッドホンケーブル大放出!ヘッドホンを売るのはコレが最後になりそうです。興味のある機種などありましたらお気軽にご連絡ください。よろしくです。
AKG
K3003
K1000
K701
K501
K340
K290 Soround
K240 Sextett 二代目
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MS-1
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LCD-3
Audio-Technica
ATH-W5000
ATH-L3000
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GRADO
PS1000
GS1000
PS-1
RS-1
SR-325
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SENNHEISER
HD800
HD650
HD25-1
HD25-13 Ⅱ
HD414
SONY
MDR-SA5000
MDR-CD3000
MDR-EX1000
STAX
SR-007A + SRM-007tA
SR-404 LIMITED
SRS-4040
ULTRASONE
Edition10
Edition9
Edition9バランス仕様
PROline2500
DJ1PRO
Victor
HP-DX1000
その他
USTヘッドフォン(EXH-313他)