スピーカー、ヘッドホンとオーディオアクセサリーのレビューをメインとしたオーディオブログ。感じ取れ音楽!
カイザーサウンドのオーディオクリニック
2012年9月10日発売のオーディオ雑誌「AUDIO BASIC 10月号」で、カイザーサウンドのオーディオクリニックが記事として掲載されている。
オカルト色の強いカイザーサウンド、ローゼンクランツの存在というのは、オーディオ業界において異端であり異色。
そんな奇知をてらった存在であるカイザーサウンドの技を、オーディオ専門誌が題材として採用したことにまず驚きを感じた。
しかも紙面にして4ページ、「SPECIAL REPORT "カイザー"の不思議なクリニックに立ち会った」と題して特集が組まれているのだから尚更である。
雑誌とは広告
オーディオに限らずどのような業界でも言えることだが、雑誌というのは広告媒体そのものであって、言わずもがなお金が絡み、泥臭いイメージで見てしまうというのが私の正直な感想である。
そのため、雑誌に掲載されている製品の紹介文であったりレビューを鵜呑みにするのは言語道断だと考えている。
製品を酷評している紹介文など絶対にありえないし、あってはならない。
通常、ガレージメーカー、中小企業の製品が、オーディオ専門誌で特集を組んでまで紹介されることは無い。
更に言えば、オカルトと言われるような摩訶不思議な商品となれば、まず間違いなく特集記事などお目にかかれないだろう。
前置きが長くなってしまったが、世間一般にオカルトと認知されているであろうカイザーサウンドの技がオーディオ専門誌で特集を組まれることの特異性をわかっていただけたであろうか。
カイザーサウンドが特集を組まれた理由とは
それでは、なぜココまで大々的に採り上げられたのかを考えると、それは人の感情のひとつである「興味心」に尽きる。
「音を良くしたい」、「もっと素晴らしい音で音楽を楽しみたい」というオーディオに関わる人であれば誰もが持っている純粋な感情から生まれるのが、オーディオ製品に対する「興味心」である。
オーディオ製品に対する感情が肯定的であれ否定的であれ、興味が無ければ感想は生まれてこないと私は考えている。
この世に無数に存在するオーディオ機器、オーディオアクセサリーが人の感情を刺激し、揺さぶり、誘惑する。
ローゼンクランツ製品であり、カイザーサウンドの技も例外ではなく、「本当によくなるの?」「何で音がよくなるの?」と気になってしまうのは人の常である。
そして、「そんなことあるわけない」、「プラシーボ効果、思い込みだろ」といった感想であったとしても、それは興味があるということ。
興味のないことで人は動かない、興味があるから人は行動を起こす
今回は、その「興味心」に"東京オリンピック出場、競輪でグランプリ獲得、シドニー五輪で日本代表監督という経歴を持つ斑目秀雄氏のオーディオシステムをオーディオクリニックする"という「話題性」が加わることによって企画が実現したのだろう。
特集記事に書かれている「チューニング以上に斑目さんと会えることが楽しみ」という編集者の言葉が正直すぎて面白い。
もし仮に一般人のオーディオシステムをオーディオクリニックするとなれば特集が組まれることはないはずだ。
いざ、オーディオクリニック
さて、記事の詳細については実際に雑誌を購入して特集記事を読んで戴くとして、ココではオーディオクリニックに対する私なりの意見を書いてみたいと思う。
今回特集記事で紹介されているオーディオクリニックの内容は、カイザーサウンドファンであればお馴染みの「スピーカーの加速度組み立て」や「ケーブルの配置管理」、そして「スピーカーの配置」。
他にも細かなクリニックを行っているようだが、特に効果が大きいのはこの3点である。
新しい機器や、新しいケーブルを導入することなく、技の力だけでどれだけ音質向上することができるのかを実践している。
スピーカーの加速度組み立て
まず最初に行ったのがスピーカーの加速度組み立て。
スピーカーを一度解体して組みなおす。
このときにポイントとなるのが、ネジを全て外して適材適所に配置転換して締めなおす作業。
振動が最も綺麗に抜けていくように、言い換えれば加速度がつくようにネジを配置していくのだが、何度も目の前でこの作業を見ている私であっても、いったいどのようにしてネジを見分けているのかサッパリわからない。
常人にはわからない感覚、人は理解できないものをオカルトと判断する
しかし、大事なのはオカルトかオカルトでないかという点ではない。
それよりも、音楽としてのクオリティが高いか低いかのほうが重要である。
オカルトだから、といった理由で食わず嫌いになってしまうのはいかがなものだろうか。
何よりも大切なのは、音楽を真正面から見つめ、音楽を感じること
オカルト談議など本来の目的からズレていると断言する。
方向性とは
ここでカイザーサウンドの提唱する「方向性」について軽く説明しておこう。
方向性は金属だけでなく木材にもあるのだが、今回は金属にスポットを当てて説明していく。
ネジでもインシュレーターでも支柱でも何でもいいのだが、金属というのは重心が完全に中央にはこない。
これは地球の重心の影響によるものだが、それによって金属には偏りが生まれ、振動の抜ける方向を決定するため、カイザーサウンドで言われる「方向性」が生まれる。
その方向性を整備することで振動の抜ける道を整えることができる。
これが加速度組み立てと言われる技術の理屈である。
金属の重心を中心にもってくるのは簡単なことではない。
とてつもなく高度な技術が要求される。
有名な話なので知っている方も多いと思われるが、日本の小さな町工場が作る砲丸が非常に精度が高く、「魔法の砲丸」と言われている。
砲丸というのは鋳物から作られ、鉄、シリコン、カーボン、マンガン、リン、硫黄などを混ぜてつくるのだが、その時に品質にバラつきが出来てしまう。
それは、重力によって重いものは下へ、軽いものは上へ浮くため、下のほうが密度が高くなってしまうからだ。
当然重心はズレる。
この話からもわかるとおり、カイザーサウンドの技のキーポイントである「方向性」というのは非常に理に適った考え方であることがわかる。
ただし、それを見極める術、この点だけが唯一オカルティックであることを除けば・・・
モノが違えば音は変わる、人が変われば音は変わる
記事の中で、「自転車も組む人で違いますか?」「驚くほど違います」というやり取りがあるが、これは素人であっても容易に想像することができるはずだ。
自転車でもF1カーでも何でもいいが、組み立てる人が変れば違いが出るだろう。
同様に、この世に完全に同一なネジ、金属板、木材などは存在しないのだから、同じ製品であったとしても正確には同じとは言えないはずである。
モノが違えば音は変わる。
考えてみれば当たり前のこと。
同じオーディオ機器なのに音が違う、なんてことがあっても決して不思議ではない。
むしろ違っていて当然。
全く同じであることのほうがおかしいのだ。
スピーカーの配置調整
次にスピーカーの配置調整について書いていこう。
これは誰もがやっていることなので、特に詳しく書かなくても理解できる部分だろう。
スピーカーの配置を変えれば音が変わる。
スピーカーから音の波が出る、壁にぶつかり反射する、戻ってくる、また反射する、この繰り返し。
最初にスピーカーから出る音を第一波とするなら、第一波が向かいの壁を反射し、スピーカーの後ろにある壁でまた反射し、スピーカーから出る第二波とピタリとタイミングが合うことで音がまとまる。
このタイミングがずれるとグチャグチャになってしまう。
そして、左右のスピーカーから出る音は放射状に広がっていくわけだが、左の波と右の波がぶつかる。
このときの角度、距離によって調和するかしないかが決定する。
音が綺麗に調和するポイントを探す。
これがスピーカーの配置調整。
調和こそが真理
これはオーディオだけでなく様々な場面で言えることだと思うのだが、
全ては調和してこそ真価を発揮する
私の自論のひとつである。
子供の頃に熱中していたゲーム。
どうすれば強くなれるのかを考えたどり着いた答え、それが調和。
場を把握し、相手の動き、相手の心を把握し、決して自我を強調せず、溶け込むように、空間と相手に適応して呼吸を合わせることで勝利へ近づくことができる。
学生時代に熱中したF1。
どのようなチームがレースで勝つのかを考えたどり着いた答え、それが調和。
クルー達の想い、技術によって作られたF1カー、タイヤ、ドライバー、作戦、当日の天候や気温など、あらゆる要素が調和したときに、最高の結果が生まれるのだ。
ドライバーだけが優れていても優勝できないし、車だけが速くても駄目。
全てが絶妙のバランスで調和しなければならない。
大好きなヘヴィーメタル。
メタル以外の全ての音楽で言えることだが、これも調和が大事。
ボーカル、ギタリスト、ベーシスト、ドラマーなど、全ての奏者の息が合い、更に言えばオーディエンス、観客とバンドマンの息が合えば完璧なる調和。
ライヴは全てが調和したときに最高のライヴとなる。
調和はジャンルを問わない、競馬であっても同じこと。
馬が強ければ勝てるのか?勝てるわけがない。
馬、調教師、騎手、当日の芝や気温、コースの形状、更には馬主の考えなどなど、あらゆる要素が調和し一致したときに最高のポテンシャルを発揮する。
そしてオーディオ。
アンプだけハイエンドなら音が良くなるのか?そんなことはありえない。
アンプ、スピーカー、DACやトランスポート、電源や部屋などなど、全ての要素が調和し足並みを揃えることで音楽が完成する。
何事も大切なのはバランスよく調和すること。
オーディオであれば、各機器の音楽性がバラバラでは音楽はまとまらない。
全ての意思が同じ方向を向いて前へ進むことで初めて調和が生まれる。
自然に、綺麗に、なめらかに、あるがままに・・・
自然体で音楽が鳴るような状態にするのがカイザーサウンドの音楽真理
私はそう解釈している。
最後に
貝崎氏は、オーディオシステムのバランスの悪いギクシャクしたところクイクイっと調整して滑らかに動くようにする。
オーディオ界の整体師のような存在なのかもしれない。
そして、その技は職人の域であって、誰でも簡単に真似できるようなものではない。
今までに見てきた数多くの患者(オーディオシステム)の経験があるからこそ会得できた感覚。
「どうしようもないぐらいに体調が悪い・・・何でもいいからどうにかしてくれ!」
「治しましょう。この魔法の手で。」
「怪しいけど、、、お願いします。」
人はそれをオカルトと呼ぶけれど、健康であることが何よりも大切。
オーディオシステムは健康が一番!
2012年9月10日発売のオーディオ雑誌「AUDIO BASIC 10月号」で、カイザーサウンドのオーディオクリニックが記事として掲載されている。
オカルト色の強いカイザーサウンド、ローゼンクランツの存在というのは、オーディオ業界において異端であり異色。
そんな奇知をてらった存在であるカイザーサウンドの技を、オーディオ専門誌が題材として採用したことにまず驚きを感じた。
しかも紙面にして4ページ、「SPECIAL REPORT "カイザー"の不思議なクリニックに立ち会った」と題して特集が組まれているのだから尚更である。
雑誌とは広告
オーディオに限らずどのような業界でも言えることだが、雑誌というのは広告媒体そのものであって、言わずもがなお金が絡み、泥臭いイメージで見てしまうというのが私の正直な感想である。
そのため、雑誌に掲載されている製品の紹介文であったりレビューを鵜呑みにするのは言語道断だと考えている。
製品を酷評している紹介文など絶対にありえないし、あってはならない。
通常、ガレージメーカー、中小企業の製品が、オーディオ専門誌で特集を組んでまで紹介されることは無い。
更に言えば、オカルトと言われるような摩訶不思議な商品となれば、まず間違いなく特集記事などお目にかかれないだろう。
前置きが長くなってしまったが、世間一般にオカルトと認知されているであろうカイザーサウンドの技がオーディオ専門誌で特集を組まれることの特異性をわかっていただけたであろうか。
カイザーサウンドが特集を組まれた理由とは
それでは、なぜココまで大々的に採り上げられたのかを考えると、それは人の感情のひとつである「興味心」に尽きる。
「音を良くしたい」、「もっと素晴らしい音で音楽を楽しみたい」というオーディオに関わる人であれば誰もが持っている純粋な感情から生まれるのが、オーディオ製品に対する「興味心」である。
オーディオ製品に対する感情が肯定的であれ否定的であれ、興味が無ければ感想は生まれてこないと私は考えている。
この世に無数に存在するオーディオ機器、オーディオアクセサリーが人の感情を刺激し、揺さぶり、誘惑する。
ローゼンクランツ製品であり、カイザーサウンドの技も例外ではなく、「本当によくなるの?」「何で音がよくなるの?」と気になってしまうのは人の常である。
そして、「そんなことあるわけない」、「プラシーボ効果、思い込みだろ」といった感想であったとしても、それは興味があるということ。
興味のないことで人は動かない、興味があるから人は行動を起こす
今回は、その「興味心」に"東京オリンピック出場、競輪でグランプリ獲得、シドニー五輪で日本代表監督という経歴を持つ斑目秀雄氏のオーディオシステムをオーディオクリニックする"という「話題性」が加わることによって企画が実現したのだろう。
特集記事に書かれている「チューニング以上に斑目さんと会えることが楽しみ」という編集者の言葉が正直すぎて面白い。
もし仮に一般人のオーディオシステムをオーディオクリニックするとなれば特集が組まれることはないはずだ。
いざ、オーディオクリニック
さて、記事の詳細については実際に雑誌を購入して特集記事を読んで戴くとして、ココではオーディオクリニックに対する私なりの意見を書いてみたいと思う。
今回特集記事で紹介されているオーディオクリニックの内容は、カイザーサウンドファンであればお馴染みの「スピーカーの加速度組み立て」や「ケーブルの配置管理」、そして「スピーカーの配置」。
他にも細かなクリニックを行っているようだが、特に効果が大きいのはこの3点である。
新しい機器や、新しいケーブルを導入することなく、技の力だけでどれだけ音質向上することができるのかを実践している。
スピーカーの加速度組み立て
まず最初に行ったのがスピーカーの加速度組み立て。
スピーカーを一度解体して組みなおす。
このときにポイントとなるのが、ネジを全て外して適材適所に配置転換して締めなおす作業。
振動が最も綺麗に抜けていくように、言い換えれば加速度がつくようにネジを配置していくのだが、何度も目の前でこの作業を見ている私であっても、いったいどのようにしてネジを見分けているのかサッパリわからない。
常人にはわからない感覚、人は理解できないものをオカルトと判断する
しかし、大事なのはオカルトかオカルトでないかという点ではない。
それよりも、音楽としてのクオリティが高いか低いかのほうが重要である。
オカルトだから、といった理由で食わず嫌いになってしまうのはいかがなものだろうか。
何よりも大切なのは、音楽を真正面から見つめ、音楽を感じること
オカルト談議など本来の目的からズレていると断言する。
方向性とは
ここでカイザーサウンドの提唱する「方向性」について軽く説明しておこう。
方向性は金属だけでなく木材にもあるのだが、今回は金属にスポットを当てて説明していく。
ネジでもインシュレーターでも支柱でも何でもいいのだが、金属というのは重心が完全に中央にはこない。
これは地球の重心の影響によるものだが、それによって金属には偏りが生まれ、振動の抜ける方向を決定するため、カイザーサウンドで言われる「方向性」が生まれる。
その方向性を整備することで振動の抜ける道を整えることができる。
これが加速度組み立てと言われる技術の理屈である。
金属の重心を中心にもってくるのは簡単なことではない。
とてつもなく高度な技術が要求される。
有名な話なので知っている方も多いと思われるが、日本の小さな町工場が作る砲丸が非常に精度が高く、「魔法の砲丸」と言われている。
砲丸というのは鋳物から作られ、鉄、シリコン、カーボン、マンガン、リン、硫黄などを混ぜてつくるのだが、その時に品質にバラつきが出来てしまう。
それは、重力によって重いものは下へ、軽いものは上へ浮くため、下のほうが密度が高くなってしまうからだ。
当然重心はズレる。
この話からもわかるとおり、カイザーサウンドの技のキーポイントである「方向性」というのは非常に理に適った考え方であることがわかる。
ただし、それを見極める術、この点だけが唯一オカルティックであることを除けば・・・
モノが違えば音は変わる、人が変われば音は変わる
記事の中で、「自転車も組む人で違いますか?」「驚くほど違います」というやり取りがあるが、これは素人であっても容易に想像することができるはずだ。
自転車でもF1カーでも何でもいいが、組み立てる人が変れば違いが出るだろう。
同様に、この世に完全に同一なネジ、金属板、木材などは存在しないのだから、同じ製品であったとしても正確には同じとは言えないはずである。
モノが違えば音は変わる。
考えてみれば当たり前のこと。
同じオーディオ機器なのに音が違う、なんてことがあっても決して不思議ではない。
むしろ違っていて当然。
全く同じであることのほうがおかしいのだ。
スピーカーの配置調整
次にスピーカーの配置調整について書いていこう。
これは誰もがやっていることなので、特に詳しく書かなくても理解できる部分だろう。
スピーカーの配置を変えれば音が変わる。
スピーカーから音の波が出る、壁にぶつかり反射する、戻ってくる、また反射する、この繰り返し。
最初にスピーカーから出る音を第一波とするなら、第一波が向かいの壁を反射し、スピーカーの後ろにある壁でまた反射し、スピーカーから出る第二波とピタリとタイミングが合うことで音がまとまる。
このタイミングがずれるとグチャグチャになってしまう。
そして、左右のスピーカーから出る音は放射状に広がっていくわけだが、左の波と右の波がぶつかる。
このときの角度、距離によって調和するかしないかが決定する。
音が綺麗に調和するポイントを探す。
これがスピーカーの配置調整。
調和こそが真理
これはオーディオだけでなく様々な場面で言えることだと思うのだが、
全ては調和してこそ真価を発揮する
私の自論のひとつである。
子供の頃に熱中していたゲーム。
どうすれば強くなれるのかを考えたどり着いた答え、それが調和。
場を把握し、相手の動き、相手の心を把握し、決して自我を強調せず、溶け込むように、空間と相手に適応して呼吸を合わせることで勝利へ近づくことができる。
学生時代に熱中したF1。
どのようなチームがレースで勝つのかを考えたどり着いた答え、それが調和。
クルー達の想い、技術によって作られたF1カー、タイヤ、ドライバー、作戦、当日の天候や気温など、あらゆる要素が調和したときに、最高の結果が生まれるのだ。
ドライバーだけが優れていても優勝できないし、車だけが速くても駄目。
全てが絶妙のバランスで調和しなければならない。
大好きなヘヴィーメタル。
メタル以外の全ての音楽で言えることだが、これも調和が大事。
ボーカル、ギタリスト、ベーシスト、ドラマーなど、全ての奏者の息が合い、更に言えばオーディエンス、観客とバンドマンの息が合えば完璧なる調和。
ライヴは全てが調和したときに最高のライヴとなる。
調和はジャンルを問わない、競馬であっても同じこと。
馬が強ければ勝てるのか?勝てるわけがない。
馬、調教師、騎手、当日の芝や気温、コースの形状、更には馬主の考えなどなど、あらゆる要素が調和し一致したときに最高のポテンシャルを発揮する。
そしてオーディオ。
アンプだけハイエンドなら音が良くなるのか?そんなことはありえない。
アンプ、スピーカー、DACやトランスポート、電源や部屋などなど、全ての要素が調和し足並みを揃えることで音楽が完成する。
何事も大切なのはバランスよく調和すること。
オーディオであれば、各機器の音楽性がバラバラでは音楽はまとまらない。
全ての意思が同じ方向を向いて前へ進むことで初めて調和が生まれる。
自然に、綺麗に、なめらかに、あるがままに・・・
自然体で音楽が鳴るような状態にするのがカイザーサウンドの音楽真理
私はそう解釈している。
最後に
貝崎氏は、オーディオシステムのバランスの悪いギクシャクしたところクイクイっと調整して滑らかに動くようにする。
オーディオ界の整体師のような存在なのかもしれない。
そして、その技は職人の域であって、誰でも簡単に真似できるようなものではない。
今までに見てきた数多くの患者(オーディオシステム)の経験があるからこそ会得できた感覚。
「どうしようもないぐらいに体調が悪い・・・何でもいいからどうにかしてくれ!」
「治しましょう。この魔法の手で。」
「怪しいけど、、、お願いします。」
人はそれをオカルトと呼ぶけれど、健康であることが何よりも大切。
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