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スピーカー、ヘッドホンとオーディオアクセサリーのレビューをメインとしたオーディオブログ。感じ取れ音楽!
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「カイザーサウンド」

第一章~初心忘れるべからず~

第二章~カイザーサウンド(音は生き物)~

第三章~破滅からの転生~

第四章~貝崎親子来訪記Part.2~

第五章~ヘッドホンサウンド~

第六章~スピーカーサウンド~

第七章以降未定


★第一章~初心忘れるべからず~

「どんなスピーカーが欲しいですか?」

「どんなヘッドホンが欲しいですか?」

このような質問をされた時、脳裏に浮かんでくるイメージ。
それが自分にとっての理想の音だろう。
理想の音、真に好きな音、心から音楽を楽しめる音。

オーディオを趣味とする者は、己の理想とする音を追い求めることに邁進する。
ただ直向に、前へ前へと歩を進めることに集中する。
しかし、その先にある理想郷へ辿り着けるものは極僅か。
多くの者は迷い、苦しみ、立ち止まり、失い続ける。
考え、正しき道を定めない限り・・・

「あなたにとっての理想の音ってどんな音ですか?」

こう聞かれた時、どのように答えるか。
この質問、決定的に音楽観を判別する魔性の質問。
回答は以下の四つ。

1.クリアーで澄み切った音
2.甘美でとろけるような美しく柔らかな音
3.鋭利でキレのあるスピード感のある音
4.重厚で密な圧倒されるような音

究極の選択、よく考えて選んでほしい。
今までのオーディオ経験から結論を導き出す。
自分の好み。どんな音が好きなのか。
本来ならば考えてはいけないこと。
嗜好とは、直感に頼り、即答すべき本質的なもの。

1番を選んだ人。
クリアー、澄み切ったというイメージは、生演奏の音そのもの。
色付けされていない自然な音を指している。
即ち、原音に忠実な音をオーディオで再現しようとしている人。

なんてのはデタラメ、馬鹿げた虚偽そのもの。
どの回答を選んだとしても言えることが一つある。
それは、音を部分部分のパーツで見てしまう人というのは、オーディオの悪魔に囚われている可能性が非常に高いということ。

対して、以下のように答えた人はいるだろうか。

「何言ってんだ。音楽を楽しめる音が理想の音だろ?」

これこそ真理。
音楽の真髄を理解できている人。
心を揺さぶるその音が、音を判断する指針となる。

さて、あなたの回答は前者か後者か。
おそらく、前者のほうが圧倒的に多いのではないだろうか。

いくつものオーディオ機器、オーディオアクセサリーを試し、金と労力、時間を費やす。
変化する音に喜び、そして悩み、近づき遠ざかる理想像。
その道は険しくそして果てしない。
夢は夢なのか、心を削られる日々。
オーディオの悪魔が、身動きのとれない泥沼へと引きずり込む。
動けば動くほど深みへとはまっていく、これがオーディオの怖さである。

無駄、無駄、無駄、全てが無駄だ。
そんなことを思う時もあったのではないか。
オーディオにおいて、無駄なことなど一つもない。
無駄にしてしまうことが過ち。
無駄だと考えず、そこから学び糧とすることで成長へと転ずる。
オーディオに限らず、人生においても同じこと。
過ちの数が多いだけ人は成長する。

いつからだろう。
理想の音など考えるようになったのは。
この発想はオーディオに興味のある人特有のもの。
いろいろな音を経験するからこそ生まれてくる考え方。
様々な音を知れば知るほどに、理想の音はより具体的に細かく設定される。
その時にはもう遅い、手遅れ。
砂漠の中央に置かれた蟻、生存確率は限りなくゼロだ。
起死回生、命を繋ぐオアシスを見つけることができるか否かに全てがかかる。

オアシスとは何か。
自分の力でオーディオシステムをゴールへと導くことができないと悟った時。
救世主たる存在、音のカラクリを知る人に頼るのは決して間違いではない。
自分ひとりでは実現不可能なこと、それは生活、仕事においても多々あること。
餅は餅屋、専門家の存在、それこそオアシス。

話を戻そう。
オーディオの知識など全く無かった頃の自分を思い出してみてほしい。
ラジカセから流れてくる音楽を聞いて、低音が弱い、高音が痛いなどと考えていただろうか。
ラジオから流れてくる音楽を聞いて、解像度が低い、音色が冷たいなどと考えていただろうか。
単純に、「この曲良いなぁ」と思えたあの感覚が、音楽の核心をついている。
そこを忘れてしまっては、いつまでたってもゴールに到達することはできないのではないか。

かといって、音のひとつひとつの要素を軽視していいわけではない。
なぜなら、人それぞれ好みの音があるからだ。
甘美な音が好きな人もいれば、繊細な音が好きな人もいれば、へヴィな音が好きな人も存在する。
これはこれで大事なこと。

しかし、好みの音を追い求めることに意識がいきすぎていないだろうか。
常に忘れてはならないのは音楽の本質。つまり、音楽を楽しむということ。
本能に全てを委ね、音楽を楽しむ。
こんな簡単なことが、オーディオ経験が長ければ長いほど難しくなってしまう不思議。
経験が、知識が、鋭い感覚を鈍らせる。
音の変化が人を惑わせるのだ。
これがオーディオの悪魔の正体だろう。

自分は音楽を楽しんでいるのだろうか。
音の細かな要素にばかり意識がいっていないだろうか。
改めて自問自答してみてほしい。

誰もが初めは純粋に音楽を楽しんでいたはずだ。
初心忘れるべからず。
音を楽しんでこその音楽であることの再認識。

何よりも第一に、音楽の本質を見極められるようになった時。
本当の意味での理想の音へと近づいていけるようになるはずだ。
これは、一度オーディオという世界を経験しなければ理解できないこと。
経験した苦労、苦悩が多いほど、何倍も音楽に感動できるのではないか。

何が理想なのか、その考え方を変える勇気。
もし今の自分がひとつひとつの音の要素に囚われているならば、今すぐ初心に戻ってほしい。
音楽を楽しむことの大切さ。
それだけで、間違いなく理想へ近づけるはず。

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