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スピーカー、ヘッドホンとオーディオアクセサリーのレビューをメインとしたオーディオブログ。感じ取れ音楽!
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★導入履歴

ローゼンクランツのケーブルはケーブル単体ではなく全体で判断し評価する必要がある。
ローゼンクランツのケーブルを導入する度にどのように音が変化していくのか。
①から順番にレビューを読んでいくことで変化の様子を感じて戴きたい。

AC-RL(Maximum)Type33 : PCトランスポートへ接続

AC-DA(Maximum)Type36 : DAコンバータへ接続

AC-RL(Maximum)Type33 : ヘッドフォンアンプへ接続

NIAGARA Jr.Ⅳ : 電源タップ

DIG-Kaiser Sound/3 : デジタルケーブル

AC-RL(Maximum)Type32 : 電源タップへ接続

MessageⅡ : アナログケーブル

AC-Music Conductor Type35 : CDトランスポートで比較試聴

ローゼンクランツケーブル総合


★MassageⅡ

s-PICT0184.jpgMassageⅡの導入により、電源ケーブル、インコネ、全てがローゼンクランツケーブルとなった。

さて、この音をどう表現したものか。
過去様々なオーディオ機器やアクセサリーのレビュー書いてきた私だが、今回ほど言葉に困ったことはない。

「音を表現する言葉が見つからない」

これが全てを物語っている。

ローゼンクランツの音が完成に近づけば近づくほどに、その音を表現するのが困難になってきていたわけだが、いよいよ何も言葉が出てこなくなってしまった。
オーディオ的要素を無理矢理にでも見つけようとしても見つからない。
特徴がないのだ。

あるのはただ"音楽"・・・それだけである。

それだけ癖のない、色付けのない、違和感のない音だということだろう。
まるで生活音のように自然に耳に馴染む音。
抵抗無くスッと体に入ってくる音。

オーディオ的要素を見たときに何一つ取り上げるべき箇所がないため、このような漠然かつ主観的な表現しかできないことを申し訳なく思う。

一つ言えることは、音に色っぽさ、冷たさ、濃さ、落ち着き、明るさ等々、個性を求める人にはローゼンクランツの音は合わないであろうこと。

無個性であることが個性。

無個性により音の本質を抉り出す。

その音は、あらゆる音色、あらゆる感情を表現できる。

音は部分的に見るのではなく、トータルで見なければならないこと。
そして、全ての足並みを揃えることで総合的に完成度の高い音になること。
それを教えてくれるのがローゼンクランツだと私はケーブル導入の過程で強く感じた。

解像度が高くなった。
それで良いのかどうかもう一度考えてみてほしい。
他の部分はどうなっているのか。
総合的に見て良い方向に進んだと言えるのかどうか。
本当に解像度が大事なのか、もっと大切な何かを忘れていないだろうか。

なによりも確かな良い音の判断装置、それは自身の感性。
自分の直感を信じ、単純に聞いていて楽しいと思える音を取捨選択すること。
この積み重ねが必ず"より良い音"へ導いてくれるはずである。


★まとめ

まとめと言うよりも反省文。
私の感性ではこの音を文章にすることはできない。
「MassageⅡに興味があるのですが、どのような音なのですか?」
そう聞かれたら、「実際に聞いてみてください」としか言えない。
「目の前に生の演奏が広がる」などといったよく使われるような表現も、この音の前では恥ずかしくて使うことができないし、申し訳なささえ感じてしまうほどだ。
それだけ崇高で"音楽"としての完成度の高い音。
ローゼンクランツにどっぷりはまっているユーザーには、是非ともMassageⅡという頂きまで到達して戴きたい。
必ずや満足いく音を手に入れることができるだろう。

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★導入履歴

ローゼンクランツのケーブルはケーブル単体ではなく全体で判断し評価する必要がある。
ローゼンクランツのケーブルを導入する度にどのように音が変化していくのか。
①から順番にレビューを読んでいくことで変化の様子を感じて戴きたい。

AC-RL(Maximum)Type33 : PCトランスポートへ接続

AC-DA(Maximum)Type36 : DAコンバータへ接続

AC-RL(Maximum)Type33 : ヘッドフォンアンプへ接続

NIAGARA Jr.Ⅳ : 電源タップ

DIG-Kaiser Sound/3 : デジタルケーブル

AC-RL(Maximum)Type32 : 電源タップへ接続

MessageⅡ : アナログケーブル

AC-Music Conductor Type35 : CDトランスポートで比較試聴

ローゼンクランツケーブル総合


★DIG-Kaiser Sound/3

131d833e.jpegDPAT Seven 64に使用

導入によりわかりやすい大きな変化はなし。
確かに違いは感じられるが、今までのケーブル交換による変化と比べると微小レベル。

muse cableからの変更だったので、甘さがなくなりニュートラルなサウンドに変化。
フォーカス感、定位感が定まり安定したこと。
この影響からか、浮つき感がなくなり地に足のついたどっしりとした鳴りっぷりになったように感じる。

>CDトランスポートに使用

こちらのほうが変化がわかりやすかった。
SN比の向上、うるささを感じ無い音へ。
また、音の響きが自然で、あらゆる音が本物っぽくなる点は、地味なようで大きな変化だ。
言葉にしにくいのだが、極端に言えば打ち込みと生演奏の違い、そのような変化が感じられる。
特に響きの面が影響しているように思うのだが、作為的な印象が消えて心にスッと染み渡るような自然な音となる。
ドラムの音、弦楽器の音、ボーカルなどなど。


★まとめ

b51b95ae.jpeg非常に地味な変化で、私の環境ではあまりローゼンクランツ色が強く出ることはなかった。
音の熱さやリズム感、抑揚表現といった部分の向上よりも、他の狙いがあって作られたケーブルなのではないか。
そう感じた。

私がDIG-Kaiser Sound/3で感じとった"狙い"は、音の「うそ臭さを消し去る」こと。
言い換えれば音を「本物らしく」鳴らすこと。

このような特徴を持つケーブルは多々存在する。
と言うのは、性能が上がれば単純により本物らしい音になるからだ。
しかし、DIG-Kaiser Sound/3のそれは少し意味合いが違う。
性能や音色といったすぐに気付くような表面的な変化ではなく、もっと根本的な部分で鳴らし方を変えている。
そんな印象を受ける。

ローゼンクランツの音は味付けの無い音なので、「音の味付け、調整によって"人がイメージする本物らしさ"を強く感じられるような音で聞かせる」、といったことは無い。
もっと違った部分・・・例えるならば、一般的なハイエンドな音が「あるひとつの素材に対して高級食材をふんだんに盛り付け、美味しいソースで味付けされた料理」とするなら、ローゼンクランツは「あるひとつの素材、そのものの味が引き立つように極力手を加えずに調理した料理」、そんな違いがある。
性能でもなく味付けでもなく、それでいて本物っぽさが向上するケーブルという見方をすれば、このケーブルがどれだけ異端児であるかが見えてくるだろう。

音質面で見れば微小な変化ではあるが、「うそ臭さを消し去る」という効果は他のケーブルでは得られない特殊な効果かつ、ある意味大きすぎるとも言える変化。
音質ではなく音楽でオーディオを構築している人にこそ試してみてほしい通なケーブルである。

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★Emotion RCA

s-PICT0128.jpgKubala-SosnaのRCAケーブル。
日本には代理店が無いためまだまだ知名度が低いケーブル。

情報量、解像度、レンジ感全てにおいて基本性能は最高レベル。
音楽性を含め格が違う。
傾向的にはmuse-cableとよく似ており、響き豊かでふわっとした鳴り方をする。
スピード感はmuse-cableに多少劣るように思うが、他の部分でカバーできる範囲内。
響き豊かな暖色系でありながら散漫とせず、曇りなく濁りなく細かな音まで描き出す。

バランスは低域寄り、その影響か重心は低め、低域の量は多いが解像度が高く自然な広がり、密で重く説得力十分。
低い位置に低域が配置され、中域が真ん中に、その少し上に広がるように高域が展開する。
サウンドステージの広さはmuse-cableとほぼ同等~少し狭めだが、一般的なケーブルと比べればかなり広い。

響きが多少多めなので邪魔に感じる人もいるかもしれない。
残響音、空気の揺らぎの表現力に長けており、音の調和を得意とする。
そのため音の輪郭をハッキリ出すタイプではなく、またメリハリのあるタイプでもない。
音の形をリアルに見せて聞かせるのではなく、間接的に全体の雰囲気を重視して聞かせる傾向がある。
その高い性能から生み出されるのはEmotionの場合「リアリティ」と言うよりも「自然さ」だろう。

★まとめ

「低域がよく出る高性能なmuse-cable」、そんな感じのケーブルである。
空間いっぱいに広がる優しい音にふわっと身を委ねるようなサウンドを目指している人にはお薦めしたいケーブル。
1mで$2800と高額、海外から個人輸入しなければならないという二つの理由からお気軽さは無いが、ハイエンドケーブル導入を検討する際には是非Emotionも選択肢に入れてみてほしい。

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★Jorma Design No.3

b671f28c.jpeg

Jorma DesignのNo.3ケーブル。
No.3はJorma Designの初級モデルだが価格は10万円と立派な物で、Jorma Designの酔狂ぶりがよくわかる。
最上位モデルには100万円を越える価格が付けられているが・・・もはや何も言うまい。
これでも売れるのがオーディオ、オーディオの世界は狂っている。

★インプレ

あらゆる面で非常にフラット、バランス感覚に優れた印象を受ける。
良く言えばバランス型、悪く言えば明確な方向性を掴み難い音作り。
「質の高い普通」、そんなケーブルである。

どちらかと言えば厚みがあり輪郭があり重さのある音をストレートに押し出すタイプで、ふわっと響きで聞かせるタイプではない。
ただし、ストレートな感覚を感じさせない自然な音作りであることが最大の特徴で、味付けだと感じない程度の適度な響き、適度な柔らかさ、適度な温もりを感じる。
このあたりのバランス感覚が非常に上手い。
総じて「味付けをせずにソースに忠実に鳴らす」ことを目指した方向性、全てにおいて中庸だと言える。

性能は価格なり~低め。
レンジ感や情報量は価格なりのものを持っていると感じるが、解像度の点は少し残念。
全体的に明瞭さに欠けモヤモヤしており、微細な表現力に欠ける。
特に低域は量や重さがあるのに解像度が不足しているため息苦しさを感じる。
一言で言えば「もっとほぐれてほしい」低域で、表現しにくいのだが、力んで出すパワフルな低域ではなく、力を抜いて余裕をもって力強く重い低域を出してほしいのだ。
このあたりがハイエンドケーブルとの低域の差だと感じる。

個人的に気になった点が二つ。
音場感とスピード感。

>音場感

左右方向への音場の狭さ、窮屈感を感じる。
前後方向の音場感はまずまず良好で立体的に音が配置される。
響き豊かなタイプではないのであまり音場感を得意とせず、サウンドステージは狭め。

>スピード感

音の出だしのキレがある、と言うよりは音の出だしのインパクト、強弱の上手さを感じるが、少し音の立ち上がりが遅いように感じる。
そのため音楽が単調になり躍動感をあまり感じられない。

★まとめ

s-PICT0081.jpgエントリーモデルのNo.3を聞いて、Jorma Designの方向性は「音楽的味付けをしないサウンド」だと私は感じた。
これはこれで極みに到達すればリアルなサウンドを得られるだろうと想像できる。

No.3を総評すると、メーカーの目指す方向性を感じられるのは確かだが、その方向性の中での完成度はまだまだと言わざる得ない。
個人的な好みを踏まえた意見として「とりあえずもっと晴れてほしい」というのがある。
とは言え、No.3単体で見れば「低域がしっかり出る中庸なサウンド」を求めている時には選択肢のひとつとして提案したくなるケーブルである。

おそらくSN比の改善が成されればあらゆる面が改善されるだろう。
雑味は消え、レンジは更に広がり、解像度も上がり、音の説得力も増すはずだ。
上位モデルのNo.2やNo.1ではJorma Designサウンドの完成形を見せてくれるはずである。
そしてトップモデルのJorma Primeでは「味付けしないサウンドでも高い音楽性を生み出せる」ことを証明してくれていることを期待せずにはいられない。

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★audioquest OPTILINK-5

s-CAUG7CL7.jpg

audioquestの光ケーブルの最上位モデル。
光ケーブルにしては価格は高いように思うが、それでも10万円以下で買えるので同軸ケーブルに比べたらリーズナブルとも言える。
細身で普通に曲がるので取り回しは楽。


★インプレ

基本性能に関しては全く不満の無いレベルでハイクオリティー。
情報量が多く、特に解像度の高さは目を瞠るものあり。
クリアーで音の輪郭がハッキリしており、どちらかと言えば全体の音の繋がりでありハーモニーを重視するのではなく、それぞれの音をピシっと分離するタイプ。
クリアーで分離感が強いためか、全体の音の厚みはあまり感じられず、若干スッキリとした印象を受ける。
低域は締まっておりタイト、量感は多いとは決して言えないものの質は素晴らしく、ズシリとくる重さをしっかり出せ、またスピード感に優れている。
対して高域だが、おそらく一番好みの差が出るのが高域の質感だろう。
光ケーブルの宿命なのかもしれないが、どちらかと言えば無機質、良く言えば味付けがなく素直な音。
同軸ケーブル(Muse-Cable)と比べると、艶やかさ、煌びやかさに欠ける。

クリアーでピシっと締まっており分離感が強くレスポンスが良いので、特に打ち込みとの相性が抜群。
打ち込み特有の低く重い低域を見事に表現してくれる。
逆に全体的な音の繋がり、艶やかさや音楽性を必要とする曲との相性は良いとは言えない。
しかし、このあたりは好み次第で如何様にもなる範囲内なので、OPTILINK-5の音が好きであれば全く問題ないだろう。


★まとめ

音に音楽性、言い換えれば味付けを求めるのであれば素直に同軸ケーブルを選択したほうが無難だろうと私は思う。
ただし、OPTILINK-5と同等のクオリティーがどの程度の同軸ケーブルで実現できるのかは私にはわからない。
(参考までにMuse-Cableのデジタルケーブルは音の方向性は真逆だが、クオリティー的には大差無いと感じた。音の特性上そう感じるだけかもしれないが、若干OPTILINK-5のほうが解像度が高いように感じる。)
OPTILINK-5は高解像度でクリアー、分離感が強く味付けの無い素直な音を好む人にはピッタリなケーブルだろう。
無機質とは言っても基本性能が高く音に説得力があるため、露骨に無機質なわけではなく、「比較すれば確かに・・・」といったレベルなので気にならない人は気にならないかも。
逆に、味付け、例えでいくつか挙げるなら、エッジの丸さ、柔らかさ、ふんわり感、豊富な残響成分、音のハーモニー、艶やかさ、などなど、主に心地良いと感じさせるような成分を求める人にはあまり向いていないと思われる。

正直、基本的に私はOPTILINK-5のような音は好きではないのだが、たまにピシっとした音で聞きたくなる時があるので、気分に合わせて同軸と光の両方を併用するために購入した。
デジタルケーブル1本で僅かではあるが音の方向性を変えることができるので、DAC側のセレクターで切り替えて二種類の音を楽しむのもひとつの手ではないだろうか。

デジタルケーブルで音が変わるのは確かだが、本当に違いは僅かでガラっと変わるわけではない。
OPTILINK-5にしても、あえて違いを言葉で書くとピシっとしてて味気ない音となるが、言うほどピシっとしてるわけでもなく味気ないわけでもないので、微妙にそんな傾向のあるケーブル、程度に捉えて欲しい。


★光ケーブルの方向性

lmstさんのOPTLINK-5の記事で光ケーブルに方向性があると書かれているのを見て早速実践!
光ケーブルに方向性など無いだろう?
というのが正直なところで、期待せずに方向を逆にして接続。
不思議なことに・・・音が変わる・・・


低域と高域の主張感はなく全体のバランスが良い。
低域は量感よりも質感重視、凝縮されたようなスタイリッシュな低域で実体感、重さを出せる。
①②共に低域のスピード感は優れているが、②と比較すると①のほうがよりスピード感を感じられる。


一言で言えばドンシャリ傾向のバランス。
低域の量感が①より多く、また高域の主張感も①より強い。
そのため全体的に派手でエネルギー感の強い印象を受ける。

なぜ光ケーブルでこのような違いが出るのかサッパリわからない。
しかし、実際試して聞いてみると確かに違うと感じるのは事実。
不思議としか言いようがない。
OPTILINK-5購入の際は是非お試しあれ。

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E-SquareのSoleil PureteとLune Pureteのバランス(XLR-XLR)ケーブル。

68d0774a.jpg


★Soleil(ソレイユ)XLRケーブルインプレ

フォーカス感に優れ、高解像度でピシっと音像を描き出すのが特徴。
全体的に音が締まっており線は若干細め、シャキっとした印象。
ただし、シャッキリ一辺倒ではなく、程よい柔らかさや滑らかさがあり、音楽性もそれなりに感じられる。
どちらかと言えばスッキリ爽やかで綺麗な美音系。
濃さや味わいなどを出すタイプではない。
バランスは極めてフラット。
空間表現はなかなか良好、音像の定位感もgood。
低域は若干軽いが締まっておりキレもあり、躍動感を感じられて好印象。
中高域はクリアーで解像度が高いのを感じられ、非常に細かな表現まで繊細に描き出す。

私的にはあまり音楽性が豊かと言えるような音ではないと感じるが、値段以上の基本性能を持っている点を高く評価したい。


★Lune(リュンヌ)XLRケーブルインプレ

Soleil Pureteとは明らかに方向性が違う。
Soleil Pureteと比較する形で書いていくと、Lune Pureteは音の線が太く厚みがあり、柔らかさや温かみを感じられる音。
バランスは低域寄り、多少緩くなるが量感のある低域で重さや密度感を感じられる。
中高域の繊細さは減少し、音場感、定位の明確さも弱まるが、その代わりに全体的な密度感や厚みが強まる。
Soleil Pureteを性能重視型とするならばこちらは音楽性重視型。

個人的にはLune Pureteのほうが好みで満足度は高い。
音楽性豊かで温かく柔らかく、ふんわりと心地良い音を味わうことができる。


★総評

どちらも2万円前後という低価格帯とは思えないパフォーマンスを持っている。
非常にコストパフォーマンスが高い。
癖が無くシステムに導入しやすいのはSoleil Purete。
Lune Pureteは個性が強く影響力が大きいので、この音が好みでない場合は導入するのにリスクを伴うだろう。
Lune Pureteの部分的な要素だけを付加させるのは難しいように感じる。

手軽に低価格でハイクオリティな音質を手に入れることができるので、ケーブル入門には必要十分すぎる優れたケーブルだと感じる。

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★Brack Label Ⅱバランス(XLR-XLR)ケーブル

s-P1010196.jpg

Brack Label Ⅱのバランス(XLR-XLR)ケーブル。
NBSを代表するケーブルで、ケーブル界のトップクラスに位置するケーブルと言っていいだろう。

今回使用するのはBrackLabel2のDEMO用ケーブル。
製品版との違いは見た目だけで音は同じだと思われる。


★インプレ

電源ケーブルのBrack Label Ⅱと同様の特徴を持っているので、電源ケーブルのインプレをそのまま流用しても問題ないだろう。

情報量が多く厚みのあるサウンド、線が太くドッシリとした低域をベースに極上の実在感を感じられる。
それでいて、高い解像度により中高域は非常に繊細に表現される。
特にVoはLIVE感満点で、「熱くてリアル」な歌声を聴くことができる。

このような線が太く厚みがあり実在感のある音という言葉の表現から、筋肉質な音だとイメージする人がいるかもしれないが、筋肉質なイメージは全くなく、とても自然でナチュラルな音であるのがBrack Label Ⅱの最大の優位点だろう。

Brack Label Ⅱの電源ケーブル同様、「実体感」「実在感」「重さ」を付加させたい人にオススメのケーブル。

オーディオシステムへの影響力は電源ケーブルと同レベルで非常に大きく、かなりBrack Label Ⅱの音であり鳴り方が乗ってくる。
Brack Label Ⅱの音が好きな人ならば問題ないだろうが、インコネの場合は電源ケーブルのように挿す場所を変更して調整することが不可能なので、Brack Label Ⅱの部分的な要素だけをシステムに付加させたいという人の場合は注意が必要だろう。

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私の愛機であるUSTヘッドフォンを販売しているオーディオインテル
こんな商品も扱っている。

★Muse-Cable

s-P1010135.jpg 「USTと併用することで、一層の臨場感とハイスピードな低域が楽しめる」とのことで、前々から気になっていたケーブルだ。
仕様や商品説明ついてはインテルにあるMuse-Cableのページを見てもらうとして、私は音の感想を書いていくことにする。

私の入手したMuse-Cableは信号RCAピン(Silver Bullet Plug)ケーブルの2メートル。

Muse-Cable・・・一言で言えば、

USTと同じような音になる!


★Muse-Cableインプレ

s-P1010137.jpgUSTと同じような音ってのが的確すぎる表現で、USTコラムを見てもらえれば同時にそれがMuse-Cableの音だと言っていいと思う。
が、せっかくなので簡単に説明していこう。

まず、情報量の多さを感じ、細かな音までよく聞こえる。

そして空間表現の上手さ、癖の無い気持ちの良い空間だ。
どこまでも音が伸びていくのはUSTヘッドフォンの特徴そのもの。

各音がそれぞれ主張するようになり、各パートの音に新たな魅力を見出すことができる。
ハッキリ音を分離するのとは違った意味で、それぞれの音が個性を持ち独立する。

音の立ち上がりが早くスピード感有り。
リズム感が良くノリが良い。

なにより心地良い。
とろけるように音楽に身をゆだねることができる。
まるで音楽という名の海の中で漂っているかのような。

性能部分を追求したと言うよりは音楽性を追求したような音だが、この豊かな音楽性は高い性能があるからこそ出せているのだろう。


★USTヘッドフォンとの相性

s-P1010029.jpg相性も何も、USTヘッドフォンの特徴そのものを持っているMuse-Cable。
USTと合わないわけがない。
USTヘッドフォンを最もUSTらしく鳴らしてくれるケーブルだろう。

私は、DAC & プリメインアンプとして使っているm902真空管ヘッドフォンアンプの間にMuse-Cableを使ってみた。
その結果、真空管HPAがUSTのような音を出す機器へと変化。
つまり、この真空管HPAにヘッドフォンを挿すと、使用するヘッドフォンにUSTらしさが付加されるわけだ。

USTの音が好きな人には間違いなくベストなケーブル。

更にMuseCableを使用した電源ケーブルMuse-Cable ACを併用すると素晴らしい相乗効果を得ることができるので、こちらも試してみてほしい。

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プロフィール
名前:
まみそ
競馬:
性別:
男性
「まみそぶろぐ」って何?:
ヘッドフォンやオーディオアクセサリーの感想などを筆ペン先生がぶった斬るWebサイト。
軽く自己紹介:
「永遠のオーディオ初心者」「糞耳筆頭」「ケーブル患者」「アクセ馬鹿」かつ「競馬中毒者」です!よろしく!








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