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スピーカー、ヘッドホンとオーディオアクセサリーのレビューをメインとしたオーディオブログ。感じ取れ音楽!
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★Captain

PICT0568.jpgローゼンクランツのスパイク受けインシュレーターCaptain
Point BasieとGiant Baseの間に位置する製品。
Giant Baseはちょっと高すぎる・・・、といった方にも入手しやすい価格設定になっている。

Captainの構造はインシュレーターのPB-COREによく似ている。
階段構造になっており、「きれいな音だけではなく、激しい音や汚い音をも含めて”全ての音を開放する”」ことをテーマとしている。
このコンセプトはPB-COREそのもの。

PB-COREは、私が最も衝撃を受けたインシュレーターで、そのエネルギッシュさもさることながら、なんとも生々しいエレキギターサウンドに驚かされたものだ。
歪んだギターの音を見事に再現してくれており、こんな音が出たのは初めての体験だった。
「綺麗な音に仕上げることがオーディオ」という概念をぶち壊した作品である。

オーディオの音に慣れてしまうと忘れがちになるのが生の音。
生演奏の音には、時に乾いた音、擦れた音、歪んだ音などが存在する。
このような音も全て含めてリアリティを生み出すのではないだろうか。

全てを吐き出すというPB-COREと同じコンセプトを持ったCaptainの実力や如何に。


★Captainインプレ

PICT0577.jpgまず初めに、ジャズボーカルの音源を鳴らしてみた。

最初に低音の質の違いに気を取られたが、直後にボーカルの存在感に驚かされた。
よく言われる「スピーカーが消える」という表現の意味はこのことか・・・一人で納得。
スピーカーから音が出ている感覚が極めて薄く、「目の前に人が居て歌っているのが見える」感覚。
ボーカルや楽器だけに限らず、例えば川が流れている音が入っている音源であれば、目の前に川があって水が流れているように感じられるぐらいに実在感、存在感のある音がスピーカーから出てくるのだ。

空間表現力が上がったと言ってもいいだろう。
空間の中に音像を作り上げ、存在させる力、場の再現能力。
「場」「空間」といった音楽が奏でられる雰囲気を見事に部屋に具現化してくれる。
今まで以上に部屋を使って音が鳴っているという点も見逃せない。
特に低域の重心が下がり、上から下までを大きく使って音楽が鳴るようになり、これがスケール感のUPに繋がっている。

PICT0578.jpg次に好きなクラシックのひとつである「ラフマニノフ / ピアノ協奏曲第3」で試聴。

この曲で感じたのは、音の膨らみのバリエーションの向上。
こんな表現は今までしたことがない。
初めての経験だ。
少なくともヘッドホンでは一度も感じたことがない感覚。
部屋全体で音を鳴らすスピーカーならではの変化だろうか。
「こんな音の変化の仕方もあるのか・・・」と、オーディオマニア心を擽られる。

ストレートに音が伝わってくる楽器と、ぶわっと広がって音が伝わってくる楽器があるが、その音の膨らみ具合の違いがわかるようになった。
これは管楽器だけに限ったことではなく、例えばピアノでも同じことが言える。
弦をハンマーで叩き、空気が振動して音が伝わる、その音の振動がピアノの筐体に伝わり、更に外へ音が伝わっていく。
その音の振動の経過が感じ取れると思ってしまうぐらいに、空気を伝わる音の振動の強弱、柔と剛の表現力が高い。
この効果が一番影響を与えているのが音のリアリティ。
よりピアノはピアノらしく、より管楽器は管楽器らしく鳴るわけだ、ボーカルもしかり。
音色ではなく、音の広がり方、空気の震わし方、音の伝わり方、こういった面でリアリティのある音へ持っていくパターンは新しい経験だったので斬新かつ新鮮であった。

空間表現力(実在感)の向上、多彩な音の膨らみ方によるリアリズム。
この二つの変化が大きいだけに後回しになってしまったが、PB-COREの経験から今回一番期待していたのは音色の変化。
この点は期待通りで、音の艶っぽさ、甘さをずいぶん消すことができた。
味付けの無い音へ少し近づくことに成功。
ローゼンクランツの支配率が高まれば高まるほどに音色の演出された色気は消えていく。
当然、音を作るというのはオーディオの醍醐味のひとつであり、とろりと甘く艶やかな音も魅力的。
しかし、ローゼンクランツに関しては、PB-REX Ⅳのような例外を除けば甘い音にはならないので人によっては注意が必要である。

PICT0573.jpg次に、音色の多彩さを確認するためへヴィーメタルを試聴。
ギラつくエレキギターサウンド、ノリの良さ、アタック感などを確認する。

やはり、まず最初に驚かされたのは低域。
バスドラの音の響き方が格段に良くなった。
ドラムを打つ時のアタック音、その響きの再現度が凄まじく高い。
あえて強調させてもらうが、この打音のリアリティは誰もが驚くのではないか。

今まで書いてきたことを全て踏まえて、低域の変化が一番分かりやすくて意識がいきやすいようだ。
この低音のスケールの大きさは、完全にヘッドホンの枠を超えたものであり、スピーカーシステムを導入して良かったと改めて思わせてくれた。

私の中で、「この楽曲を上手く鳴らせればゴール」というものがある。
それがへヴィーメタルの王道ジューダスプリーストの名曲ペインキラー。
この曲に関しては、ヘッドホンで到達することが出来た理想の鳴り方にまだまだ届かないと感じたのが正直なところ。
これぞメタルと言えるような金属的なギター音をまだ出せていないし、攻撃的な縦ノリも納得いくレベルに達していない。
そして、バスドラはもっとスピード感とキレが欲しいし、なにより音のタイミングがもっとビタっと揃って欲しい(音の統一感、体との一体感)。
このあたりの向上が今後の課題となりそうだ。

余談ではあるが、ヘッドホンの利点は、「耳との距離が近く、音がバラバラにならずに綺麗にまとまる点」だということにスピーカーシステムを体験して気付くことができた。
逆に言えば、スピーカーは全体の音をまとめあげる、そしてタイミングをビタっと揃えるのが難しい。
セッティングの必要がないヘッドホンは、スピーカーとは比較にならないほどお手軽であり、これがヘッドホンの良いところだと思われる。

最後に打ち込みを試聴。

当たり前だが無機質感が最も際立つ打ち込み。
それだけに、甘さや艶が減少したのが一番良く分かる。
電子音がより電子音らしく鳴ってくれる。
しかし心地よい、それは音楽が伝わってきている証拠。

打ち込みというのは、非常に低い低域が入っていたりするため、システムによっては低域がブーストされたようになってしまい不快に感じるケースがある。
しかし、ローゼンクランツの音は、音楽と向き合う時にはグっと心を掴む求心力のあるサウンドでありながら、何か作業をしながら聞くときにはBGMとして聞き流せるような自然なサウンドとなる。
邪魔にならない音、これもまたスピーカーならではの音楽の楽しみ方だろう。

まとめると、音色の味付けを減らし、ソースに含まれる音をそのまま引き出せていると言えそうだ。
最近のローゼンクランツの製品は、このようなあるがままを全て出す傾向が強まってきているように感じる。
インシュレーターだけでなくケーブルも同様。
そのため、全てのジャンルに対応できる(どんなジャンルでもその良さを引き出せる)ようになってきている。
「音楽」を見据え、音楽の要であるタイミングを極め、奏者であり製作者の意図を聴き手へ伝える。
これがローゼンクランツの意思。


★総評

Captainの導入、結果は大成功。
何が変わったんだろう?
と聞かれれば、なんとも返答できないような不思議さが毎度お馴染みローゼンクランツの特徴だが、Captain導入による音の変化を一言に集約するなら「本物っぽくなった」ことに尽きる。
ギターはギターらしく、ピアノはピアノらしく、ドラムはドラムらしく、打ち込みに本物も何もあったものではないが、打ち込みは打ち込みらしく。
個人的には、特に音の響きにより生まれるリアルさというのが大収穫だったように思う。
軽視されがちなスパイク受けというオーディオアクセサリーは、なかなかどうして侮れない存在であった。

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★インプレ

s-PICT0084.jpg「PB-BOSS = 熱気ある音、激しい音」というイメージを想像していた。
実際使用して音を聞いてみて、良い意味で裏切られた。
少し誤解を招く表現かもしれないが、PB-BOSSは雄大で落ち着きのある大人なサウンド。
これが私の持った第一印象である。

勿論、ローゼンクランツの持つ「熱さ」はあるが、それを包み込むスケールの大きさを持っているのがPB-BOSSの特徴。
分厚く実のある音、音に重みが加わり安定感が増し揺るがない。

Voが味わい深く、内なる感情を見事に表現できている。
音の精神年齢が高くなったとでも言うのだろうか。
決して老けた声になるのではなく、声から伝わる内面性の変化、経験を積んだ声、又は経験が伝わってくるような声となる。

ノリの良さを誇張することなく、ノリの要素が「流れ」に乗っている。
心にしっとりと馴染むノリの流れ。
ここでもスケールの大きさ、懐の深さを感じられる。

音を整える能力はローゼンクランツインシュレーターの中でも屈指であろう。
一糸乱れぬ統一感、全体の一体感が素晴らしい。
ノリの良さを流れに溶け込ませ、自然かつ違和感なく聞かせる点もバランス感覚の良さを物語っている。

762059d2.jpeg以上のような特徴を全て抱合して、「包容力の感じられる音」となるわけだが、それが最初に述べた第一印象「大人なサウンド」に繋がるのだろう。
人に抱かれた時に感じる安心感、優しさ、温もり。
そのような感覚で音楽を聞けるようになる。
ストレートに半ば強引に感情を伝えるのではなく、PB-BOSSを入れることで「波のように優しく」感情が伝わってくるのだ、じんわりと。

全てを吐き出すPB-CORE(トランスポート)、美音のPB-REX Ⅳ(DAC)、スケールの大きさでバランスを整えるPB-BOSS(アンプ)。
私は、この三種のインシュレーターを使うことで上手く音をまとめあげることが出来た。
比較的軽量機器で構成されるヘッドホンシステムでは、この三種のインシュレーターは合性が良いようである。

ローゼンクランツのインシュレーターは、ボードの影響も強く受けるため扱い難いようにも思う。
しかし、上手く機能した時にはしっかりと「熱さ」や「流れ」、そして躍動感を感じられる音へと変化する。
高解像度やクリアーさ、分離感の強さなど、性能面を追及する人には絶対に合わない音。
そして、音楽性を最重視する人にはマストアイテムとなりえる可能性を秘めたインシュレーター。

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★PB-CORE

a191e2b9.jpeg

まず、ワンピース構造のため設置が楽な点が嬉しい。
今までのローゼンクランツのインシュレーターと比べると形からして異質。
新しいローゼンクランツサウンドの誕生である。

★インプレ

s-PICT0076.jpgあらゆる性能を含めた総合力、バランスで言えばPB-REX Ⅳのほうが優れているだろう。
PB-COREの最大の特徴は二つ、情報量の多さとエネルギー感。
この二つの要素がずば抜けている。
響きのコントロールは流石の一言、デッドな音になることは間違いなく無いので心配ない。

PB-COREはローゼンクランツのインシュレーターで共通する「ボードのエネルギーを吸い上げる」という印象を最も強く感じる。
勿論ローゼンクランツ特有の要素、"音の流れ"と"音の熱さ"はPB-COREでも健在。

情報量の増加、エネルギー感の増加はおそらく誰もの想像を超えると思われる。
全ての音を掘り起こし、空間を音の洪水で埋め尽くし、そして分厚いサウンドを形成する。
その結果、例えるなら「目前で演奏しているようなLIVE感」を味わえる。

ローゼンクランツのインシュレーターは自然で聞きやすい音に命を吹き込み、音の美しさ、綺麗さも常に考えて作られているイメージがあるが、PB-COREに限って「美音」という印象はあまり感じることができない。
PB-COREでは「LIVE感」を追求しており、音の粗さも全てさらけ出し、LIVE会場で「ゴゴゴゴゴゴ」と空気を伝わって体で感じるエネルギー感をかなり高いレベルで再現できている。
私のようなヘッドホン環境ですらこれほどのLIVE感を得られるのだから、スピーカー環境であればどうなるのか、想像するだけでゾクゾクする。
「美音」を捨ててまでも「生々しい音」を手に入れたと言えそうだ。

PB-COREは悪い言い方をすれば「非常に癖が強い」インシュレーターで、スッキリと澄んだクリアーなサウンドを好みとする人には絶対的に合わないだろう。
影響力が大きいため無難に使えるタイプではない。
エネルギー感の強い音、LIVE感溢れる音、分厚い音、空間全てを埋め尽くす隙間の無い音が好きな人にはこれ以上ないぐらい適したインシュレーターだが、そうでない人にとっては逆効果でしかないと思われる。

★まとめ

癖が強いという意味でPB-REX Ⅳほど万人にお薦めできるインシュレーターではないと個人的には感じる。
音を分厚くしたい、情報量を上げたい、エネルギー感溢れるパワフルなサウンドにしたい、といった人には一度試してみてほしい。
また、使用の際には是非木製ボードを併用して戴きたい。
PB-COREの場合90mm厚のような極厚ボードだとエネルギー感が強すぎるため、30mm~40mm、硬めのボードのほうが合性が良いように思うが、このあたりは好みに合わせて材質や厚みを変えるといいだろう。
 

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★M1/M2

M1・・・受け皿
M2・・・スパイク

>一般的と思われるスパイク(M2)を上、受け皿(M1)を下で設置

s-PICT0031.jpgおおまかに音の傾向を分類わけした場合、同じマグネシウム素材のメタルバブルと同じカテゴリーに属する。
バランス型で、極端に響きを削ったり、極端に高解像度になったりということはない。
多少響きを削る特性があり、音が締まり分離感が強くなる。
また、音の輪郭が明確になり音像が形として認識しやすくなる。
しかし、その代償として全体の音の繋がり感、音の広がり、音場感は特別優れているとは言えない。
このあたりのバランスは好み次第で左右される部分なので一概に良い悪いとは言えないだろう。

同じマグネシウム素材でも形状の違いによって音が変わってくるようで、メタルバブルと比べると多少音がカッチリしており、響きが抑えられていてそれぞれの音が締まって明確、メリハリがある音となる。
逆に言えばメタルバブルのほうが自然な音の広がり、及びそれによる音場感を出すことが可能で、なおかつ修正されすぎない自然な鳴りを実現できているように感じる。
M1/M2にはメタルバブルのような「木製インシュ的なイメージ」はあまり感じられない。
メタルバブルの特徴のひとつである量感ある低域、これはM1/M2では出すことができない。
音が引き締まるぶんだけ低域の量感は減少し、その代わりにタイトでキレのある低域表現が可能となっている。

マグネシウム素材はインシュレーターの下のボードの材質の影響も強く受けるようで、解像度、レンジ感、情報量といった基本性能部分は勿論、音の広がり、響き、締まり具合、量感、音色といった部分がボードの素材次第で変わってくるので、インシュレーターとボードの組み合わせによって幅広く音を調整することが可能。
例えばM1/M2を使って音がシャープすぎると感じたのならば、その時にはボードに厚めの木製ボードを使えば豊潤で厚みのある音となる。
逆に音を引き締めたいのならば、金属製のボードを使うと更にシャープで高解像度な音となる。

「スパイク(M2)を上、受け皿(M1)」の使い方で唯一気になるのはレンジ感。
明らかに音が伸びず、加えて抑圧感があり漠然と嫌味を感じる。

>スパイク(M2)を下、受け皿(M1)を上で設置

高域の詰まり感が解消され、ずいぶんと音が伸びるように改善される。
高域同様に低域もより低いところまで音が伸びるようになり、明らかにワイドレンジになる。
音場が広くなったわけではないが、抑圧感が見事に消えて気持ちの良い鳴りっぷりだと感じる。
どちらが正しい設置方法なのかわからないが、私の場合スパイク(M2)を下に置いた時のほうが断然好印象であった。


★まとめ

木製インシュレーター的なナチュラルな鳴りを求めるのであればメタルバブル、多少スタイリッシュに整えられた音を好むのであればM1/M2。
どちらも大きくバランスを崩すようなインシュレーターではないので、重宝するインシュレーターだろう。
インシュレーターの下の素材が金属でも木材でも上手く適応してくれる点も嬉しいポイント。
価格も安く入門用としては強くオススメ。

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★ピュアチタンインシュレーター

ケーズラボ(K's Lab)のピュアチタンインシュレーターと、同じくケーズラボのピュアチタン受け皿、真鍮受け皿(見附精機工業)、PTS-A(TAOC)をそれぞれ組み合わせて試聴、比較してみた。


★ピュアチタンインシュレーター(K's Lab) + ピュアチタン受け(K's Lab)

s-PICT0050.jpgどちらかと言えば響きを生かすと言うよりも余分な響きをカットするタイプに属する。
しかし、響きが削られているという感覚は無く、音の輪郭のモヤモヤをスっと取り除く程度なのでそれほど気になることはないと思われる。
非常に低いところまで音が出るため、実体感と重みのある低域を出すことができ、高域も気持ちよく伸びてくれる。
性能面だけを見れば間違いなくトップクラスの「スパイク + 受け」の組み合わせだろう。
鮮烈で緊張感を味わえる音で、簡単に言えば「金属的な癖」が高域に出てくる。
同じチタン素材のIS-700tiでも同様の癖を感じる。
個人的にこのチタン特有の癖が非常に苦手。


★ピュアチタンインシュレーター(K's Lab) + 真鍮受け(見附精機工業)

「ピュアチタンインシュレーター + ピュアチタン受け」の音と全くと言っていいほど同じ。
聴覚上の違いはほとんど感じられない。
あえて違いをあげるとすれば、「チタン + チタン」のほうが僅かに中高域寄り、と言うよりは高域の主張感であり押し出し感が強く癖が感じられる。
逆に「チタン+真鍮」は高域が大人しくなり柔らかく滑らか、フラットバランス。
違うと言えば違うがプラシーボレベルの範囲内。
個人的に使い分けるとすれば、オーディオシステムの下流に使うなら真鍮の組み合わせ、上流に使うならチタンの組み合わせ。


★ピュアチタンインシュレーター(K's Lab) + PTS-A(TAOC)

非常に高解像度でワイドレンジ、HiFi傾向が強い。
今回の組み合わせの中では最も空気感が削がれソリッドで音の輪郭が明確になる。
明らかに無駄な音、と言うよりも空気感を研ぎ澄ませたという印象で、空間はとことんクリアーに、そして漆黒に、その中に音を浮かび上がらせるイメージ。
音一つ一つを浮き彫りにし、隅々の音まで知覚しやすくなるので、全ての音をハッキリ感じとりたい人向けだろう。
しっかりと空間の前後感を出せて立体的な音場を形成する。
音場感は「チタン + PTS-A」>「チタン + 真鍮」>「チタン + チタン」。
「チタン + チタン」は音の張り出し感が強く前面へ音が出てくるため、奥行き感を表現するのが苦手。
PTS-Aの特徴は中高域は高解像度かつクリアーでありながら、中~低域を肉厚で重いエネルギッシュな音を出せる点だろう。
チタン、真鍮が振動を逃がす傾向が強い(素材より形状による差のほうが大きい?)のに対し、PTS-Aは若干オーディオボードの要素を取り込んでいるような印象を受けた。
木製ボードを使っている人はが上手く適応するのではないだろうか。


★まとめ


分離感を強めたい、解像度を高めたい、クリアーな音質にしたい、そんな人にオススメなピュアチタンインシュレーター。
わりとバランスを保ちつつ解像度を上げれるので、解像度不足で悩んでいる場合には有効だと思われるが、チタンという素材は高域の癖を感じるか否かで評価が大きく分かれそうなのでリスキーでもある。
響きを最重視、言い換えれば響きが少しでも削がれることを嫌う人にはオススメしない。
個人的に今回気になったのはTAOCのスパイク用プレートPTS-A。
落ち着きがあり空間表現も上手く、どっしりとしたサウンドを目指している場合にはオススメしたいアイテム。

基本性能を大きく向上できる「チタン + チタン」のようなタイプは、音色に大きく影響するアンプではなくDACやトランスポートに使うことで音色への影響力を抑えることができる。
デジタル部分で見れば振動を逃がすという面から見てプラス効果が大きいので、アンプでいまいち合わなかった場合には上流へ移動させていくといいだろう。
適材適所、アンプで合わなくてもDACやトランスポート、又は電源部で上手く適合することがあるので、いろいろな組み合わせを試してみてほしい。

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★ローゼンクランツ

インシュレーターの王様と言われるローゼンクランツ。
よく研究された構造を持っていると同時に、とてもオカルト要素の強いインシュレーターである。
金属に方向性などあるのだろうか?
私はオカルトグッズに抵抗は無いので、余計な邪念無しに純粋に音だけで判断する。
音が良ければ文句は無い。


★PB-REX Ⅳ

pbrex4-2.jpg 

ローゼンクランツの名を不動にした定番モデル。
PB-REX ⅣはREXシリーズの現行モデルとなる。(2008年7月現在)
重量のある機器やスピーカー用のPB-BIGシリーズを除けばPB-REXシリーズが最上位モデルに位置する。


★インプレ

下位モデルのPB-COUSIN & PB-JRの延長上の音と簡単に言ってしまうのはおこがましい。
ただ単に性能を引き上げただけではなく、音楽性の向上やローゼンクランツの特徴にますます磨きが掛かっている。

私の勝手なイメージだが、インシュレーターは機器に内在する不純な要素をインシュレーターを通じて下へ(外へ)逃がす、そんなイメージを持っていた。
しかし、PB-REX Ⅳは逆のイメージを持った。
インシュレーターの下にはアピトンボードを置いており、PB-REX Ⅳはこのボードが持つエネルギーをぐんぐんと吸い上げて音として出している、そんなイメージを持った。
それほどエネルギー感に満ちていると捉えて欲しい。
ボードからインシュレーター、そして機器、これらが一体となって良い意味で共鳴し、エネルギーの流れを生み出し音として出す。
これがローゼンクランツなのではないだろうか?
もう・・・完全に宗教です。
そして、そんな宗教が好きです。

PB-COUSIN & PB-JRは音質面での特徴があまりなく、癖の無い"自然"な音を出せていた。
対してPB-REX Ⅳは"自然"な音であるのは同じなのだが、尋常ではない"美音"になるのが最大の特徴。
まさに究極の美音を手に入れることができるインシュレーターと言っていいだろう。
足だけでここまで音色が変わるものなのか・・・
ただし、どこか作られたような人工的な美しさのような気がしないでもない。
D-PROPのほうが自然な美しさのように感じる。

情報量、レンジ感、解像度、全てD-PROPと同等、全く遜色ない。
解像度だけを取ればチタン等もっと上は存在するが、これだけのバランス感覚を持ちながらこれだけの性能を出せているのは感嘆せざる得ない。
PB-COUSIN & PB-JRで不満のあった性能部分を見事に改善できていると断言できる。

空間表現について。
空間表現だけを見ればD-PROPのほうが優れていると個人的には感じる。
やはりD-PROPの音像の定位感が強い点、空間をしっかりと作り響きの広がり方の美しさ、空間の広さをハッキリと感じさせてくれるのはD-PROP。

D-PROPでもそうだったが、あまり細かな要素を言葉で表現できるようなタイプではない。
締まってるとか緩いとか、繊細だとか力強いとか、カッチリしてるとか柔らかいとか、そのどれでもなく自然の一言に尽きる。
このあたりはローゼンクランツの下位モデルも一緒。

ローゼンクランツ特有の要素、"音の流れ"と"音の熱さ"はPB-REX Ⅳでも健在。
流れと熱さがより洗練され、熱い血がなめらかに体内を流れるかのように音楽が流れていく。
"音の流れ"と"音の熱さ"はD-PROPには無い要素。
ローゼンクランツはエネルギー感が非常に強く音楽性が高い。


★まとめ

pbrex4.jpg下位モデルでの不満は全て解消された。
ローゼンクランツのインシュレーターを導入するのであれば、いきなりPB-REX Ⅳを導入するのが最善策だろう。
下位モデルと比べれば全てにおいて上回っているのだから。

最後に少し客観的な視点で駄目出しするならば、人によってはPB-REX Ⅳの美音を作為的だと感じ、嫌味に感じる可能性があること。
素直で味付け少なく万能タイプなのはD-PROPのため、万人受けしやすいのはD-PROPのように思う。
また、クリアーで高解像度、分離感が強くビシバシとしたサウンドが好きな人にも方向性が全く違うので合わないだろう。

音場感と自然な美しさを求めるのであればD-PROP。
エネルギー感と異常に美しい音、高い音楽性を求めるのであればPB-REX Ⅳ。

私の経験上、この二つがバランス型インシュレーター界のツートップ。
共に甲乙つけ難い素晴らしいインシュレーターで、強くオススメできる逸品だ。

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★インプレ

a911561d.jpg e6405518.jpg

性能と言うよりは聞きやすさを重視したタイプ。
これといった特徴はなくバランス型で、自然でニュートラルな質感。
厚みがあり安定感のある音。
響きを削らず濃いエネルギー感のある低域は重みも感じられ非常に魅力的。
中高域は優秀な金属インシュレーターや石英インシュレーターなどとと比較するとそれほどクリアーだと感じ無いが、繊細でなめらか、サラサラとしていて聞きやすい。

全体的には音が浄化され雑味が取れるような感覚があり、張りや角の無い滑らかで刺激の無い音。
情報量が多くエネルギッシュな点はローゼンクランツのよう。
そして音が浄化され無機質さが無くなり有機的になる点はD-PROPのようだ。
この二点が大きな特徴。

★まとめ

バランスを崩さずエネルギー感を加え、音を浄化してくれる。
雑味をスーっと抜き取ってくれて聞きやすい音になるという効果は同じAcousticReviveの水晶アイテムQR-8に似ている。
どんな環境にも安心して導入できるインシュレーターだろう。

インシュレーターとしてでなく、天板の上に置いたり電源プラグの下に置いたりするだけでも驚く程同様の効果を発揮する。

騙されたような気がしないでもないが、優れたインシュレーターであることは間違いない。
何か独特のエネルギー感を感じるのはプラシーボだろうか。
水晶パワー恐るべし。

★余談

個人的な意見を書くと、インシュレーターとしてのコストパフォーマンスは悪い。
これだけの値段を出すならD-PROPを選択したいのが本音。
水晶独特の特徴にどれだけ価値を見出せるかがコストパフォーマンスを左右する。
水晶の効果はどうも振動対策だけではないようで、間接的であっても効果を発揮する。
特に電源まわりに水晶を置いた時は効果が大きい。

間接的な効果目的で使用するのなら形状は関係ないと思われる。
水晶通の人からは「水晶の形状で水晶パワーが変わる」と言われるかもしれないが、そこまでいくと完全なオカルトの世界。
水晶にオーディオ用も何もあったもんじゃないので、RIQ-5010である必要性は正直言って無い。
そのため、間接的使用法による音の浄化作用目的であれば、水晶屋で天然水晶を購入したほうが安上がりだろう。
実際に試したわけではないので確証はないが、同じ天然水晶なのだから同様の効果が得られるはずである。

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★インプレ

s-P1010150.jpg

HiFiさとアナログさを上手く両立したAcousticReviveらしい音作り。
バランス型ではあるが僅かにHiFi寄り。
解像度の高さや音の分離感を伸ばしつつ響きや音場感もしっかり維持できている。

全体的なイメージとしては金属インシュのそれであるが、限りなく金属特有の癖を抑えた自然な鳴り。
程よく音を締め(響きをガッツリ削るわけではない)、低域はタイトで弾けるようなブリブリとした質感になるが、その影響で厚みや重さは若干削がれる。
高域は鮮やかでギターの音などを鮮烈に表現してくれる。

★まとめ

クリアーさや音の分離感、解像度を上げたいが響きも程よく残したい。
そんな時にはDBP-3が適切だろう。
多少音が張る傾向があるので、ゆったりと心地良く柔らかなサウンドを求める場合には向かないように思う。
基本的にはメリハリを付けるタイプであることに注意が必要。

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★インプレ

2cd88060.JPG 09a41a25.jpg

コレといったわかりやすい癖が無くナチュラルなサウンドとなる。
全ての要素が平均して高水準、バランスが良いのが特徴。
解像度だけを取ればもっと優れたものは存在する。
キレやスピード感だけを取ればもっと優れたものは存在する。
響きだけを取ればもっと優れたものは存在する。
などなど。
一点だけで見れば負けていても、総合力で見ればD-PROPは確実にトップクラスに入るだろう。

情報量、SN比、解像度、音の分離感、響き、量感バランス、音場感、定位感、実体感、繊細さ、力強さ、エネルギー感、スピード感、キレなど、あらゆる要素が十分満足いくレベルを持っており、優れたバランス感覚による聞きやすさは特筆すべきものがある。
特に音場感であり定位感、言い換えれば空間表現力に長けているので音場重視の人にはオススメ。

D-PROPならではの特徴を挙げるとすれば"有機的な音"になることだろう。
D-PROPは中に液体が入っているため、おそらく液体の影響でなめらかで瑞々しく有機的な音となっていると思われる。
有機的な音へと変化するインシュレーターとして天然水晶インシュレーターRIQ-5010(ACOUSTIC REVIVE)があるが、微妙に有機的のニュアンスが違う。
「有機的⇒生物的⇒生命を感じる音」。
生物的の「生物」は動物と植物の二種類にわけられる。
これがD-PROPとRIQ-5010の違いに上手く当てはまるように思う。
D-PROPは動物的な有機さ。
肉の旨味のような味わいのある有機さを出せる。
対してRIQ-5010は植物的な有機さ。
音が浄化されるような感覚がある。


★まとめ

事細かに説明したいのは山々だが、優れたものは意外と説明しにくいものだったりする。
価格はインシュレーター界でもトップクラスだが、決して高いとは思わない。
それだけの満足度を与えてくれる。
私が経験してきたインシュレーターの中ではPB-REX Ⅳと並んで最も好み。
システムバランスを大きく崩すことは無いし、変な癖も付かないので安心して導入が可能。
これほど完成度の高いインシュレーターは稀だろう。

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★ローゼンクランツ

インシュレーターの王様と言われるローゼンクランツ。
よく研究された構造を持っていると同時に、とてもオカルト要素の強いインシュレーターである。
金属に方向性などあるのだろうか?
私はオカルトグッズに抵抗は無いので、余計な邪念無しに純粋に音だけで判断する。
音が良ければ文句は無い。


★インプレ

基本的にこれといった音質面での特徴があまりなく、癖の無い"自然"な音を出すのが特徴。

音の響きを非常に重視している点が一番の特徴だろう。
ローゼンクランツのインシュレーターは木製ラックと併用することを前提としているが、木製ラックの響きを殺さず上手く利用できているように感じる。
木の響きを活かしつつ、クオリティーを高めていくのがローゼンクランツのインシュレーターなのではないだろうか。
そのため音のハーモニーに優れ、綺麗に音が調和する。
空間全体に音が満ちるタイプで厚みが増しエネルギッシュ。
反面空間のクリアーさは高くなく、音の分離感を強めたい人には向かないと思われる。

解像度は特別高くない。(PB-REXやPB-BIGなどの上位モデルはわからない)
材質で言えばチタンや石英、マグネシウムなどのほうが解像度が高くクリアーな音質を得られる。

音場感は響きを活かすタイプなので優秀な部類に入るだろう。
立体的な音場を形成し大変素晴らしい。

ローゼンクランツならではだと感じたのが"音の流れ"と"音の熱さ"という二つの要素。

>音の流れ

"音が流れる"という感覚はローゼンクランツ以外ではなかなか味わえないように思う。
例えばノリを例に挙げてみると、ローゼンクランツでは立てノリではなく八の字(∞)ノリになる。
なめらかに曲線を描き、流れるようなノリを生み出し、テンポの速い曲でも直線的なノリに抵抗があり、曲線的なノリのほうが上手く適応できる。
チタンのような超高速でキレのあるタイプではなく、うねるようなダイナミックな曲線的な流れを生み出す。

>音の熱さ

空間、そして音のひとつひとつが非常に熱くてエネルギッシュになる。
材質による特徴と言えばそーなのかもしれないが、熱い・・・
言葉にするのが難しく何とも言えないのがもどかしい。
あえて言葉にするなら熱い、魂がこもっているとしか言い様がない。


★PB-COUSIN

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他メーカーの同価格帯のインシュレーターと比べて特に優れていることは無く価格なりの性能を持っており、変な癖がついたり響きが殺されて音場が死ぬということもなく、無難に使いやすいインシュレーター。
ローゼンクランツの特徴である"音の流れ"はしっかりと感じられる。
"音の熱さ"はあまり感じられないが、エネルギー感のある音になるのは確かである。
なめらかで響き豊か、聞きやすく自然な音がベースではあるが、ダイナミズム、エネルギー感に優れ、ロックなども熱く聞かせてくれる。
正直このクラスではあまりローゼンクランツである必要性を感じ無い、というのが本音。


★PB-JR

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PB-COUSINと比較するとグっと解像度が上がり音質グレードはアップ。
性能的には同価格帯のインシュレーターと比較すると少し劣るかもしれない。
もっと安くて高性能なインシュレーターはいくらでも存在する。
しかし、ローゼンクランツならではの"音の流れ"と"音の熱さ"をより強く感じられるようになり、なんとも言えないエネルギッシュな音楽性溢れる音となる。
PB-COUSINに比べて特に高域方向への音の抜けが改善され、気持ちよく音が伸びていくようになっている。
解像度が上がり音が繊細に表現されるようになり、ひとつひとつの音の分離感も上昇。
響きを大事にした鳴りをしっかりと維持しながらクオリティーを高めることができている。
PB-JRではしっかりとローゼンクランツ色を感じることができる。
ローゼンクランツを味わうには最低でもこのクラスのモデルを使うと良さそうだ。


★方向性

ローゼンクランツのインシュレーターには方向性が定められている。
「A」の向きを変えることで音質が変わるとか。
実際に試してみた。

結論から言えば音は面白いように変わる。
音の抜けが良くなったり悪くなったり、低域が強くなったり弱くなったり、エネルギー感が強くなったり弱くなったり。

なぜこんなことが起こるのかサッパリわからない。
が、とりあえず音が変わるのは確認できた。
自分の好みに合わせて方向性をセッティングしてみよう。


★オマケ

余談だが、ローゼンクランツの理想とする音は私の理想の音と方向性が同じだと感じた。
響きを重視し、響きを活かして場の臨場感や雰囲気、空気感を出す。
音はビシバシに分離するのではなく、音の存在感、実在感、実体感を増すことで分離させる方向性。
作為的でない"自然"な音。
このような音を目指している人にはピッタリなインシュレーターだろう。


★まとめ

音に明快さ、明確さ、クリアーさ、高解像度、高い分離感、キレやスピード感を求める場合には向かないインシュレーター。
豊富な情報量、豊かな響き、音の流れ、エネルギー感、なめらかさといった要素を求める場合にはオススメ。
特に魂のこもった熱い音と流れるような音はローゼンクランツならではの要素なので、是非一度味わってみてほしいものだ。
性能面で見るとコストパフォーマンスは悪い。
しかし、ローゼンクランツならではの特殊な要素に大きな付加価値があるように思う。
金属インシュレーターでありながら、響きを活かす木のインシュレーターの延長上と考えていいだろう。
インシュレーターの王様と言われるのも納得。


※上位モデルPB-REXⅣはそのうち購入してインプレ書きたいと思います

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