『はじめに』
人それぞれ感性や感度、音の嗜好が違うのは勿論、加えて音の印象を正確に人に伝えることなど不可能ですので、このレビューの内容をそのまま鵜呑みにするのは言語道断であり、レビューの内容を参考程度として、同時に数あるソースの中のひとつとして捉えて戴きたいです。レビューというものは客観性を重視して書かれたものであっても、少なからず筆者の主観や基準が入り込んでしまうものです。
このレビューは私の中でのUSTヘッドフォン情報の集大成とも言えますし、私のUSTに対する情熱を文章化したものとも言えます。そのためレビューとしての価値は低く、まみそのUST感想文とでも考えてもらって構いません。内容を信じる信じないは当然読者の皆様の自由です。私はこのように感じるというだけの話です。オカルトだと思われる方も中にはいるでしょう。ただ、USTの生み出す音が私にとって最良であることは事実であり、私と似たような音の嗜好を持ち、私と似たような感性であり感度を持つ人がいるならば、是非ともUSTサウンドを体験してみて欲しいと思っています。
『オーディオの世界』
オーディオの世界は実に面白い。知れば知るほどオーディオ機器の奥深さを痛感し、音の魅力に魅せられ、自分の理想とする音を求めてありとあらゆる手を尽くすものです。CDプレイヤーやアンプ、ヘッドフォンやスピーカーといった代表的なオーディオ機器以外にも、DACやCDトランスポート、電源ケーブルや電源タップ、壁コンセント、各種アナログ・デジタルケーブル類、インシュレーター・・・などなど、それぞれに数多くの種類が存在し、またそれぞれが音に変化を与える事実は、体験したことのある人ならば重々承知のことでしょう。
理論と現実が伴わないのもオーディオ世界の面白さです。理論的には音が良くなるはずなのに、実際に試してみると(自分の感覚上での)悪化しているなんてこともよくあります。言い方を変えるならば、新たな機器を導入したことによって起こされた音の変化が、自分の意図していた音にはならなかったという経験はないでしょうか。勿論それは、変更したその一点だけの問題ではなく、様々な要因が絡んで悪化しているとも考えられますし、自分の音の嗜好とは逆の方向へ向かってしまった(=音が悪化した)とも考えられます。
なんにせよ、オーディオシステムのセッティングは非常に奥深く難しく、万人にとってベストな組み合わせなど存在しません。人それぞれ自分好みの音が存在するわけですから、各々がベストなセッティングを自らの手で、耳で追及していかなければならないのです。極論を言えば他人の意見など無意味です。(実際に経験せずに)理論で語るのではなく自分の耳を信じ、お金と労力、時間をかけて様々な機器を実際に試し、経験を積んで自分好みの音を探す。他人に何を言われようが、自分が良いと思える音が最良なのです。「自分にとってより良い音を追い求める」のがオーディオの醍醐味なのだと私は思います。
『UST(Ultra Sound Technology)』
さて、こんなオーディオ界にあるひとつの特殊な技術を紹介しましょう。オーディオインテルによるUST(Ultra Sound Technology)という技術です。詳細はオーディオインテルのUST紹介ページを参照して戴けたらと思いますが、ここでも簡単に説明しておきます。
UST効果とは「可聴電波」であり(正確には「可聴電波」の可能性がある)、UST本体からは全く音は出ませんが、スピーカー(ヘッドフォン)から出る音がUSTに纏わりつきUST方向へ移動します。これを利用して音場をコントロールします。「可聴電波」とはオルゴールから発生する音(電波)で、音速レベルでなく光速レベルの電波であり、エコールームにおいてもエコーが発生しません。
何を言っているのかサッパリわからないですよね。私もわかりません。このように怪しげで謎な技術であることが原因でオカルト扱いされるのがUSTです。個人的な意見を言わせてもらうならば、このオカルティックなイメージによって大きくスタートで出遅れてしまう悲運なヘッドフォンです。失礼な言い方ですが、もっと真っ当な技術であれば認知度であり普及率が変わってくるのは間違いありません。
このような事情もあって、出来る限り詳細にUSTヘッドフォンについて紹介し、USTがどのような技術であるのか、USTヘッドフォンがどのような特徴を持っているのかを知ってもらうことをレビューの目的のうちのひとつとして位置づけています。少しでも多くの人に良い意味でUSTサウンドを届けるために、逆に少しでも多くの人が過ちを犯さないように(リスクを負わないように)、対極の二つの役目をレビューに意義付けたいと思っています。
『UST効果』
現時点でUSTの実態を証明することはできないようですが、UST効果は「可聴電波」である可能性が高いようです。とすれば、波動伝播でありますから、音速レベルではなく光速レベルで判断する必要が出てきます。これが正しいとするならば、人は光速レベルでの変化を感じ取る能力を持ち備えていることとなります。これが第六感といわれるものなのかもしれません。
「可聴電波」が原因かどうかはわかりませんが、UST効果は誰でも感じられるものではないようです。プロの音楽家やオーディオマニアの人であっても、USTの効果を全く感じ無い人もいるとのことです。
「そんなわけあるか!」と懐疑心に満ちた目で見る人が大多数であるのは言うまでもありませんが、効果を感じられるか感じられないかで驚く程真っ二つに意見が分かれるのを過去何度も見てきています。
この点は特に注意して戴きたい注意点で、これが万人にUSTヘッドフォンをお薦めできない最大の理由です。
『USTヘッドフォン』
USTヘッドフォンはUST技術を組み込んだ機器の代表作と言っていいでしょう。USTヘッドフォンは大きくわけて3つ用意されています。SONY MDR-E931LPをベースにUST技術を組み込んだUSTイヤフォン。オーディオテクニカ ATH-A900をベースにUST技術を組み込んだUSTヘッドフォン(以下900UST)。伝聴研とのコラボレーションにより誕生した300個限定発売のオリジナルUSTヘッドフォン EXH-313(以下313)。
なぜSONY MDR-E931LPやオーディオテクニカ ATH-A900がベースとして使われているのかと言えば、過去に様々な機種にUSTを組み込んだ結果、最もUSTらしさを発揮できるのがこれらの機種であったからです。USTは元々のヘッドフォンから更なる音質向上をさせるものとは一概には言い切れません。よりハイエンドな機種に組み込めば良いというものではないのです。ハイエンドモデルにUST技術を搭載しても、相性が悪くUSTの真価を発揮できなかったり、音質が逆に劣ってしまったり、故障してしまうこともあります。音質面以外にコストパフォーマンスという観点から見ても、MDR-E931LPとATH-A900の二機種に組み込むという選択はベストだと考えられます。オリジナルUSTヘッドフォンのEXH-313は、USTを組み込むことを前提として作られたオリジナル機種であるため、「基本性能とUSTらしさが最も高いレベルでバランス良く共存している機種」だと言えます。
『ver』
過去にver1.4やver1.5が存在し、ver2.0の試行錯誤の末、結局ver1.5の良さとver2.0の良さを合わせたver3.0が現verとなっています(2007年8月)。ちなみにver1.5は臨場感重視、ver2.0は音場感重視でした。旧verからver3.0への変更が可能(チューニング代が掛かります)ですが、ver1.5はver1.5で貴重だと思いますし、ver2.0も同様に貴重だと思います。微妙な差ではありますが各verに違いがあり、必ずしもver3.0のほうが良いとは言えません。
USTイヤフォンは更に進化し、type.x(ドットエックス)となっています(2008年12月)。
加えて、UST効果をお手軽に体験できる廉価版type.s(ドットエス)が用意されています。
『USTの特徴~USTは養殖魚~』
まずはUST全体で共通するUSTの特徴について説明します。まず最初に言っておくべきは「USTは特殊な鳴り方」「特殊な音色」であることでしょう。USTの特徴を言葉で表現するのは非常に困難なのですが、「特殊な鳴り方」「特殊な音色」であるのは間違いありません。
ただし、数あるヘッドフォン全てが独自の鳴り方、音色を持っており、それがヘッドフォンの個性になっているわけですから、USTだけが特別だとは言えないでしょう。しかし、USTの鳴り方、音色は他に類を見ない鳴りであり音色なので、「特殊」であるという表現が適切かと思います。
楽器の出す音というのは間近で聞くのと距離をとって聞くのとでは違うものです。「直接的に聞くか間接的に聞くか」という違いです。つまり、直接的に間近で聞いたときの楽器の音色及び鳴り方と、コンサートホールでVoや楽器の音がホール全体に響いた音⇒「音響的な鳴り、及びその響いた音」の音色は違います。このような区別をした時にUSTヘッドフォンは「音響的な鳴り方」に属します。
この「音響的な鳴り方(そのもの)」、「音響的な鳴り方での音色」の二つの点を人工的に再現しているのがUSTです。UST技術によって音場をコントロールし、人工的に作ってはいるものの、人工臭さを感じずとても自然に聞こえます。蒼天肉雄氏の言葉を借りるなら「USTは養殖魚」で、これは言いえて妙だと思います。天然魚では無いが天然魚とは違った養殖魚ならではの美味さを持つのがUST(養殖魚)なのです。
『USTの特徴~鳴り方・音場~』
USTの特徴である「音響的な鳴り方」について詳しく説明しましょう。USTの音場感を説明するのは非常に難しいのですが、USTは間近で音が鳴っていると同時に遠くからも音が聞こえてきます。ソースにもよりますが、例えばVoでは「間近で聞こえて細かなニュアンスまで聞き取れるリアリティ溢れる表現力であると同時に、声が空間いっぱいに広がり満ち響きます」。そして、上下左右前後あらゆる角度から音が聞こえてくるので立体的な音場を形成します。このような鳴り方のため、音が拡散的に広がり響き、空間いっぱいに満ちた音に自分が包まれるような感覚になります。
全ては「音響的な鳴り方」という表現に集約されるように思います。USTヘッドフォンは「楽器から出た音やVoの声が空間全体に響き満ち、その響いた音の成分を聞く」といった鳴らし方のため、その響き満ちた音全体を聞くことになります。
同時に、USTヘッドフォンは「音響的な鳴り方」のため、直接的な鳴りで強く感じる「力感」をあまり感じることができません。響いた音を聞くので、間接的な耳に優しい音であり、これはUSTの音が心地良い、耳障りではないと感じる一因であると私は思います。
『USTの特徴~なめらかさ~』
USTは非常に音の繋がりがなめらかです。音の出だしの超微音から音の終わりの超微音(残響音、余韻)までをシームレスになめらかに描き出すことができます。音を波形に例えるなら、USTは限りなく曲線、他機種は波形をズームアップすると階段状にカクカクしているという例えが適切でしょう。艶っぽさでVoを活かすのも良いですが、なめらかさでもってVoを活かすというのもまた良いものです。
『USTの特徴~基本性能~』
※わかりやすいようにedition9との比較を例として使用します。
オーディオにおける解像度とは、①『解像度が高いほど滲みが無く鮮明でクリアーなサウンド』 = ②『解像度が高いほど細かな音、表現までハッキリ知覚できる』と私は考えます。
>解像度
USTヘッドフォンは②の意味での解像度が非常に高いです。「解像度、細かな音、表現までハッキリ知覚できる」、という意味ではUSTヘッドフォンはedition9を上回ります。「奏者の意図していること、微妙なニュアンス」までもしっかり感じ取ることができます。過去多くのヘッドフォンを聞いてきましたが、「奏者の意図していること、微妙なニュアンス」、又は「場の雰囲気」を感じさせる能力においてはコレ以上優れた機種を私は知りません。
>分離感
次に分離感を説明しましょう。音の分離感とは、言葉通り「各音がどれだけハッキリ分離するか」という意味です。音の輪郭感が強く、エッジのあるedition9は非常に音の分離感が強いです。逆に各音を完全に分離するという意味ではUSTヘッドフォンの分離感は弱いと断言します。
しかし、USTヘッドフォンは各音それぞれの主張感が強く、全ての音が個々で主張し独立するという意味で結果的に分離感が強いと言えます。ですから、edition9を聞いたあとにUSTヘッドフォンで同じ曲を聞くと、「こんな音あったっけ?」「なんだこの音?」と、今まで気づかなかった新たな音を発見することが多々あります。その後edition9で確認してみると、editioin9でも確かにその音は出ているのです。
なぜこのような差が出るのか、確信を持って原因を述べることはできませんが、「edition9は主旋律的な音が強調されるためか微小音に意識がいきにくいのに対し、USTヘッドフォンは全域にわたって強調される部分が無く(言い換えれば全ての音が主張している)、微小な音を含む全ての音に意識がいきわたる」のだと私は考えます。ですから、一般的な意味での音の分離感とは違った意味で、USTヘッドフォンは分離感が高いと言えなくもありません。
>情報量
情報量はedition9と同等、それ以上。情報量は一般的な意味で普通に多いと言えます。超微小な音まで再生しきるのは勿論、細かなニュアンスまで鮮明に描き出し、今まで聞こえなかった音がたくさん聞こえ、奏者の意図までも感じ取ることができます。環境次第で情報量は天井知らずで増え続けていきます。私の環境はまだまだチープなものですが、現状でもついてこれているのはedition9とUSTヘッドフォンのみですから、情報量に関してはヘッドフォン全体の中でもトップクラスだと言っていいのではないでしょうか。
『USTヘッドフォンは環境次第』
ヘッドフォンは環境次第で音質レベルを上げることが可能です。USTヘッドフォンも例外ではなく、音質レベルを環境レベルを上げることで向上できます。しかし、私がここで言いたいのは音質レベル(基本性能)のことではありません。「音の鳴り方そのもの」のことです。USTヘッドフォンは環境を変えると「鳴り方」が大きく変わってしまいます。音色やバランスなども変わりますが、それ以上に「音場の広さ、音の定位する位置、響き」の変化が激しく、音場の狭いセッティング、響きのデッドなセッティングにしてしまうと聞けたものではありません。非常に環境にシビアなため、使いこなすのが難しいヘッドフォンだと感じます。
『USTの特徴~リズム・ノリ~』
「音楽を楽しむ時に最も重要なのはリズム感でありノリの良さである」という考えから、この点を突き詰めたのがUST技術です。言い換えれば音の立ち上がりが速い、応答速度が速いということです。私の経験上、AKGのK1000をバランス接続した時の音の立ち上がりの速さ、ノリの良さに似ていると感じます。K1000を初めて聞いたときにはUSTみたいだと感じたものです。ヘッドフォン全体を相対的に見てもトップクラスの音の立ち上がりの速さ、応答速度、ノリの良さを持っています。
『USTの特徴~まとめ~』
USTの特徴をまとめると、「情報量、ノリの良さ」が優れている「音響的な鳴り方」をする機種だと言えます。更に細かく特徴を羅列すると、「音場感が優れているので窮屈感が無くスケールが大きい」「音の広がり、響きがありながらタイトで締まりのある音でボワつき感が無い」「高域がキンキンして痛いなどといった刺激とは無縁」「Voが引っ込むといったことも無く、極めてなめらかで独特の艶が乗り美音」「音の立ち上がりが速いのでノリが良い(リズム感が良い)」「情報量が多いため細かな音まで再現され、空気感を感じることができる」などなど、人によってはもっとセールスポイントが増えるかもしれません。逆に人によっては欠点となりえるのが「力感の無さ」「刺激の無さ」「原音の粗さが無い(原音忠実性が低い)」「低音不足」などなど、こちらもまた人によってはもっと欠点が増える場合もあるでしょう。
USTは一般的に嫌がられる傾向の強い欠点と言える欠点が無いため、非常に聞きやすく心地良い音を聞かせてくれます。全域にわたってお互いの長所を打ち消し合うことなく両立しているのがUSTヘッドフォンです。あえて悪く言うならば突出した個性の無いヘッドフォンとも言えます。
得意とするのはLIVE音源。コンサートホールの音の響き、鳴り、臨場感をここまで出せる機種は他に無いでしょう。また、「なめらかなVo」、「音響的な鳴り」という特徴から、女性Voで打ち込みのアニソンには最適だと感じます。空間いっぱいに満ち響く声や音に包まれるのを体験できます。私的にはオールジャンルで高いレベルで音楽を楽しめる機種だと感じます。
『USTの方向性』
USTの特徴の中でも、「Voや吹奏楽器などの息遣いが直接的に感じ取れるものでは、奏者の微妙なニュアンスであり、感情、意図を如実に感じ取ることができる」点と、「空間内で音が響くことの美しさ」は感動モノで、生命の宿った生きた音、音楽性に溢れた音を聞かせてくれます。これが「音楽の楽しさ」であり、本当の意味での「音楽を楽しむ」ということだと私に教えてくれました。これこそがUSTの目指した方向性なのだと私は感じます。「USTは理屈でなく感性で聞け」と言わせてください。
『313 or 900UST~HiFiとアナログ~』
ノイズの無さ、クリアーさ、細かな音まで鮮明にリアルに、といった部分では313は900USTを上回っています。この二機種を比較した時に、鳴り方そのものが大きく違うということはなく、本当に感覚的なレベルの差です。基本性能は絶対的に313のほうが上にも関わらず、私は心地良さ(聞きやすさ)の一点で見るならば、900USTのほうが優れているように感じます。なぜなのか。私の出した解答は「HiFiとアナログ」です。
先程述べた通り313と900USTはほとんど差がなく感覚的なレベルの差しかありませんが、僅かではあるものの差があります。以下の文章はその差を誇張して書いていますので注意してください。
313はSN比が高くクリアーで、音の分離感も強く細かな音まで鮮明に聞き取ることができます。これは言い換えれば、HiFi的な音だとも言えるでしょう。一方900USTは313に比べるとノイジーで、空間全体の粗を感じます。この空間全体を漂う(覆う)粗がポイントなのではないかと私は思うのです。
「性能は劣るけどこっちのほうが聞きやすくて心地イイなぁ」
という体験をしたことがないでしょうか?
解像度が低く粗を感じるが、この粗を感じることが逆に空気感を強く感じることに繋がっているのではないかと思うのです。つまり、粒が細かいよりも、粒が大きいほうが見えやすい。これを音に置き換えると、大きな粒に付着した音成分のほうが聞き取りやすい(感じやすい)となります。勿論粗があると微小な音表現ができなくなって(感じ難くなって)しまいますが、心地良さを感じるには逆に粗いほうが、基本性能が低いほうが良いのではないかと私は思います。
900USTは粗があるので、313と比べると全体的に音が繋がってしまっているような感覚になり、音の分離感は313と比べると劣ります。ですが、逆にこの音の繋がり感、空間全体で聞かせる感覚は、音の調和、ハーモニーといった点では有利なように思います。更に空間全体で聞かせる感覚は、空間全体の密度感、音の厚みをより感じさせてくれるように思います(313=アッサリ、900UST=密度厚み)。私は900USTを「アナログ的な音」と表現します。
極端な例えになりますが想像してみてください。
「漆黒の闇の中に各音が分離して点々と存在する313」
「粗はあるがソレによって空間全体で音を聞かせる900UST」
そうです。決定的に313と900USTには違いがあるのです。
普通ならば、313と900USTを比較した時に「ただ基本性能が違うだけ」という結論に至るでしょう。この答えでは313だけを使うことになり900USTの出番は全くありません。事実私も過去に313しか使っていない時期がありました。しかし、この"HiFiとアナログ"という答えを導き出してからは、900USTの出番がグっと上がったものです。この理論からいくと、必ずしも高性能なほうが良いとは言えなくなりますが、人によって求める最高の音は違うわけですし、高性能=良い音でなくて当然なのではないでしょうか。
『USTイヤフォン』
USTイヤフォンでも基本は『USTの特徴』で述べた特徴を持っています。イヤフォンですのでヘッドフォンに比べ装着感が良いと言いますか、装着してる感が薄いです。そしてUSTは音場感に優れているので、目を閉じれば「あれ・・・イヤフォンつけてるよな?」といった感覚を覚えます。そのためUSTラインナップの中では最も聞きやすい音を出すと言えるかもしれません。イヤフォンとは思えない空間を感じることができるでしょう。
更に、USTイヤフォンはUSTラインナップの中で唯一の開放型です。開放型であることからか、USTイヤフォンは空気を上手く利用できているな、と感じます。空気感の押し引きする感覚を一番強く感じることができるのがUSTイヤフォンです。イヤフォンの数少ないヘッドフォンに勝る部分と言えるでしょう。
『最後に』
長々と書いてきましたが、とにかく聞いてみないことには始まらないのがUSTヘッドフォンです。謎多き技術であることは否定できませんが、一度音楽理論や分析的な思考を頭から外し、何も考えずに純粋な気持ちで一度USTサウンドを聞いてみて欲しいです。UST効果を感じることができ、好みのツボにはまれば至高の品となるクオリティーを秘めています。いきなり313や900USTを購入するのに不安がある人は、まずUSTイヤフォンから入るといいでしょう。USTがどんな感覚を与えてくれるのかを是非体感してみてください。
『オーディオインテルサウンド』
USTヘッドフォンの音がオーディオインテルの理想とする音そのものです。このオーディオインテルサウンドは以下で紹介している『Muse-Cable』や『DenDAC』でも一貫して貫かれています。つまり、USTの音が好みであればMuse-CableやDenDACを強くお薦めできますし、DenDACの音が好きであればMuse-CableやUSTヘッドフォンを強くお薦めできます。
『Muse-Cable』
ケーブル版USTと言えるような音のケーブルです。特徴はUSTコラムの内容をそのまま流用できるほど似たような特徴を持っています。USTの鳴りであり音を気に入った方には是非試してみて欲しいケーブルです。
『DenDAC』
PC用のUSBオーディオデバイス。コンパクトでPCに挿し込みヘッドフォンを繋ぐだけで高音質で音楽を楽しめます。これもまたUSTと似たような特徴を持った音を出します。
『USTヘッドフォンデータ』
メーカー:オーディオインテル
価格 48,000円(消費税・送料込み)
形式 密閉ダイナミック型
感度 102dB/1mW at500Hz
周波数特性 5~40,000Hz
最大入力 1600mW(JEITAに準拠)
インピーダンス 60Ω
質量 300g(コード除く)
プラグ 標準/ミニ 金メッキステレオ2ウェイ
コード 布巻き/FC-OFC/3.0m(片出し)
★A900UST
価格 52,500円( 消費税・送料込み)
★UST Earphone type .x
21,000円(消費税・送料込み)
★UST Earphone type .s
12,600円(消費税・送料込み)
まさにUSTの全てが詰まった内容だと思います。
試作Ver.も含めて今までのコラムには、そこは違うだろと首をかしげる文脈もありましたが、今回はそのような点が全くなく、全文通して思わずうんうんと頷いてしまうほど説得力のある傑作だと感じました。UST購入を悩んでいる方にとっては最高に参考になるコラムではないでしょうか。ここから私事ですが、逸品館に出たMDR-CD3000を買おうと思ったのですが、一足遅く先に買われてしまいました。美品で25000円という破格です。情報出したとたん売れたようです。今後しばらくひきずりそう・・・。以前、R10とCD3000を試聴に行くといいましたが、それも公開終了してしまったようで、中古品購入か誰かに聞かせてもらうぐらいしか音を聞くすべがなくなってしまいました。残念・・・。いや~、ピルクルいいですよね。私も以前からパックジュースはピルクルと雪印コーヒーが二強だと思ってました。濃厚で元気になる魅力のある味ですよね。特にピルクルはリポ○タ○Dなんかの下手な栄養ドリンクよりも元気になる効果があります。元気の素ですよあれは。最近でたカロリー半分とかなんかのやつはダメですね。味が薄まってます。ピルクルは濃すぎるようで濃すぎない絶妙な濃さが生命線ですから。あとE2cの評価の低さに笑いました。私は、あの価格帯のカナルなら選択肢の一つには入ると思いますけどねwバランスいい音してると思うし。事実音漏れを気にする友人に薦めたこともあります。それではまた~。
USTは養殖魚だな~って、いつも思いながら聴いていました。天然のハマチより、養殖のハマチのほうが美味しいことも多々ありますから。
私の一番の好みは、まみそさんからお借りしたA900UST Ver1.5かな。
やはり、コラムに書いたとおり、「ver1.5は直接的、表面的な鳴り方」、「ver2.0は(ver1.5と比較すると)音響的、間接的、奥行きのある鳴り方」です。
この違いが非常に大きい。私は断然ver1.5の鳴り方のほうが好きなのですが、ver2.0は環境次第で鳴り方を修正できる余地があるようにも思います。
というのも、ver2.0は定位感が強いので、おそらく環境による音場感の違いによりガラっと位置が変わるからです。
自分の好むベストポジションに定位を持っていくことができれば、ver1.5と違った感覚で素晴らしい鳴りになる可能性を感じます。
好みに合わせてチューニングを依頼することにより、確かにその部分に関しては改善されますが、コラムに書いてある「USTらしさ」は確実に減るでしょう。
最もUSTらしさを発揮しているUSTヘッドフォンを望むなら、全てお任せしてインテル推奨の音にしてもらうべし!
壁コンや電源ケーブル、アンプを入れ替え、数パターンのシステムを構築、USTヘッドフォンで検証しました。
ver1.5の鳴り方はある程度固定的で、どのような環境にしてもver.1.5らしい鳴り方をします。
一方、ver2.0の鳴り方、特に音場感は環境次第で全く別物になることがわかりました。
つまり、システム側で作った音場の左右への広がり、前後、上下の広さといった部分がハッキリ形として現れるのがver2.0です。
ver1.5でも勿論音は変わりますが、、「ver1.5は直接的、表面的な鳴り方」は固定的で変わりません。
何が言いたいのか。
要するにver2.0は使いこなしが難しいと言えそうです。
自分好みの音の鳴り方にビシっとシステムを調整してある人には、そのシステムの音をそのまま出せるのでver2.0はいいのですが、システム面を追い込んでいない場合には、システム側の欠点が浮き彫りになってしまうver2.0はリスクが大きいとも言えます。
私はシステム側を自分好みの音になるように追い込んだ結果、ver1.5とはまた違った意味で、ver1.5と同等、超えるぐらいまでver2.0の音を高めることに成功しました。
正直、ここまでの音を引き出せるとは予想外でした。
「どんな環境でもUSTらしく鳴ってくれる」、「USTらしさ」、といった点で、やはりver1.5が無難でありオススメですね。
ver2.0も環境次第でver1.5を超える(より自分好みの音にする)ことは可能ですが、非常に使いこなすのが難しいと私は思います。
もう一つ質問があります。313のパッドにL3000用やW1000用は交換可能でしょうか?L3000用は結構大きめだとは思いますが、一番装着感が好きなので。
ですので、使い分けは難しいですね。
ただ、微小な差ではありますが、900USTのほうがふんわりした感じがあります。ハウジングの形状の差によるものじゃないか?と私は考えています。
W1000にL3000のはつきますし、313にW1000やL3000のもつきますよ。
L3000のは無駄に高いのでW1000のでいいと思います。
音質的には一緒ですし、L3000はちょっと肌との密着感があるだけで、W1000のと限りなく一緒です。
私が今、気になっているのはHP-DX1000用イヤパッドです。何気に欲しいな。あの厚みがニクイというか・・・。
最近、旧型DT880を引っ張り出してきて久しぶりに聴きました。モタついた音だなぁ・・・と。高音も低音も余り良く出てなくて、鈍重な音ですね。まみそさんはDT880 EDITION2005はまだ所有しているのですか?旧型とは音が違うらしいですね。
あと、私もついにUSTが欲しくなってきました。313を余裕がある時に買いたいですね。最初は胡散臭く思っていたのですが、聴いてみない事には評価のしようがないですからね。私はこれでもアコリバ信者です。オカルト領域への理解はあります。USTを否定するのは結構だが、聴いてからにしろって思うんですよ。
アコリバのHPに載ってるんですが、ディスク消磁器のRD-3とかマイナスイオン発生器がドイツや米国の雑誌で高評価を受けたそうです。やっぱりあれの効果は本物だったんですよ。蒼天さんはなかなか信じてくれなかったですが・・・。USTもいつか認められる時がくるのですかね。
~てことで、TUBEです。
KISS ME 氷室京介
http://www.youtube.com/watch?v=uVqr9l0aUKY
↑このPV、映像が良く出来てると思うんですよね。前から好きでした。趣味の良いカッコいいPVです。
知らなかった・・・
それならW2002&W5000用を買ったほうがお得ですね。
ってか、個人的にはW1000のほうがふわふわしててソフトタッチで好みなんですがw
>DT880
えーとですね、もう無いですw
私のオーディオ環境の記事を見てもらえばわかりますが、今はUSTとe9しか残っていません。
私の中でUSTと互角に渡り合えると感じたのがe9だけでしたので、他は全て売却済みです。
ノーマルDT880は残念ながら家で聞いたことがなく、店での視聴しかないのですが、その時の感想としてはEDITION2005のほうがノーマルより刺激が弱い、ですね。
これはDT990や770でも同様です。
EDITION2005のほうが刺激が抑えられてて聞きやすかったです。
あとですね、DT880は超ハイスピードな音にシステムを組んであげると生まれ変わります。
DT880とは思えないノリの良い軽快なヘッドフォンになりますw
>UST
禁断のUSTに興味をもたれてしまいましたか。
音は私のレビュー(自信作ですw)のままですので、今さら言うことはありません、あの通りです。
私は今313ver2.0、900ver2.0、900ver1.5(W1000に900USTを搭載したver)の3つと、あとイヤホンを2つ(2.0と1.5)所有しており、ロックとかを聞くときは313(+m902)、女性Voモノを聞くときは900ver1.5(W1000ver)(+真空管HPA)という使い方をしています。
900ver2.0は余っている状態なので、私がお貸しすることも可能です。
他に類を見ない独特の鳴り方をするので、一度聞いてからのほうがいいかもですね~。
>アコリバ
アコリバはアクセサリー類を試していく中で(ってか情報を集めていく中で、のほうが正しいです)、どんどん評価が上がっていきましたね。
リーズナブルな価格でしかもちゃんと効果があり、その効果が好印象。
コンセントプレートとベースは効果ありませんでしたがw
ディスク消磁器も効果あるんだろうなぁ、とは思いますが、私はPCオーディオ派なので必要ないかなぁ。
リッピングする前にしたら違ってくるのかもしれませんが。
>氷室
懐かしいw
この斜めに立って足でリズムをとるのが定番でしたよね。
んでジャケットをババって開くやつとか、あの独特のマイクの持ち方とかw
いろんな歌手に影響を与えている凄い人です。
後悔してもいいです。買わないよりは。
テクニカの知り合いといろいろ語りました。
耳当ての革は同じですね。皺の多い少ないといった個体差はあります。耳当ての後ろにあるヘッドホンに被せる部分が、クラリーノだと思いますが、W2002用もL3000用も耳当て部分と同じ表面処理(合成皮革)なので見分けは付かないですね。ビニールかクラリーノかは言われない限り解らないです。見た目も厚みも感触も同じです。
形についてですが、これも同じに見えますね。よーく見るとL3000用のほうが1~2mmくらい厚いかな?とも思うのですが、縫製の具合に個体差があり、個体差の範疇と言われれば、それで済んでしまいそうではあります。ヘッドホンに被せる部分ですが、耳の後ろにくる部分で三日月形の部分がL3000用のほうが1~2mm深いかな?という気はします。
形は同じだとは思うのですが、1~2mm違うと思えなくも無い部分が2箇所あるにはあります。皮表面の皺と縫製の具合に個体差があり、本当に形が仕様として違うとハッキリ断定して良いのかどうか・・・?何とも言えません。
でもW2002用はL3000に装着出来るでしょうし、その逆も出来るでしょう。W5000専用のパッドもあると言う事は、やはり微妙に違うのかも知れませんね。
しかし、MS-2iの話題の頃から感じていたのですが、かんたさんの情報能力は時に非常に冴えていますね。テクニカに知り合いがいるというのも強いです。参りました。
そう時たま凄いのです。なんだかなぁw
まみそさんの文章力が欲しくなります。
USTは試す価値はあると思いますよ。
好きな人はとことん好き。
駄目な人は全然だめだと思います。
そこそこの人は環境整備ですね。
実はMS-PROと比べて総合的にみてちょい上ぐらいの評価だったのですが、ちょっと足場を変えただけで驚く程高音質に変貌したので、これからヘッドホン集めから環境投資に切り替えていこうと考えています。まずは壁コンと足場だなぁ。
余っているのでひとつお貸しすることが可能です。
ついでにMuse-Cableのレンタルも可能です。
RCAプラグのは3セット所有しており、1セット使っていませんので。
ひとつ条件をつけます、レンタルする場合はそれぞれレビューを書いてくださいw
興味が湧いたらいつでもどうぞ。
今後買う予定の物は、EXH-313/AH-D5000/MTB-6/RTP-6 evo です。実は今月はRTP-6 evoを買いたかったんですよ。Ultimateは高すぎるので購入を断念しました。evolutionはヤフオクでなかなか出てこないので、新品でいいやって事になったんです。ただ、メーカーにも在庫3台を残すのみらしいんで、もうないかも知れないですね。早く注文しないとヤバいとは思うんですが、先月麻疹に罹患し、1週間仕事を休んだので今月は給料少ないです。evoに7万はキツイな~・・・と。D5000&MTB-6はいつでも買えるんで後回しですね。今月はevoやめて313を買うかもです。8月にはUltimateも発売されるし、様子を見た方が良いかもですね。意外と若干安い価格設定になる事も全く無いとは言い切れないので・・・。
ところで、かんたさんは何故SRS-4040を手放してしまったのですか?やはり音が薄かったでしょうか?私もSR-303を持ってますが、音薄いとは思ってます。
↓古くて有名なやつですが・・・私がハマった3曲です
Sting - Englishman In New York
http://www.youtube.com/watch?v=JQQkI4W6_r8
The Buggles - Video Killed the Radio Star
http://www.youtube.com/watch?v=r7Zg9Gjpmgc
Sarah Brightman-Scarborough Fair
http://www.youtube.com/watch?v=Z5bHsrD0wic
他に類を見ない鳴り方なので、使い分けは絶対にできますよ。
オールジャンルで素晴らしいですが、特に使ってみてほしいのは打ち込み系女性Voモノです。
打ち込み特有の最低域まで重く深く濃密に鳴らし、Voは近くで聞こえてリアル!そして空間全体に声の成分が響き満ち、独特の水玉のような艶を持っています。高域は刺激無くキラキラと、そして限りなく伸びていく様は404に類似しています。
とりあえずアンインストールでも聞いてみてください。
>YouTube
魔人さんBlue Oyster Cult好きじゃないですか?ちょっと陰影のあるメロディーで味のあるロックバンドです。
今までのyoutube動画から察するに好みかも、と思います。
http://www.youtube.com/watch?v=cMYSWiPm7E0&mode=related&search=
音は文句なしです。特にクラシックや女性ヴォーカルは最強だと思っていますから。特に薄いとは感じません。さらさらとしていて心地よいです。薄いという言葉は適しているとは思いませんが、薄いというのはこの機種の長所だと思います。303についてはよくわかりませんが、同じ傾向であることはまちがいないでしょう。まぁ、313やMS-PROのせいでもありますね。使わなくなったのは。性能は断トツで高いですよ404。でも環境についてくることを考えると313のが上かも。今日、ダイソーパッド買ってきたので、これから試してみます。
なんか今日はこれと言った話のネタがないです。
あ、そうそう。MS-PRO.ヤフオクで出てるから、漫画ドリームさんに教えてあげようと思ったけど、王国は『混雑で書き込めない』とか出るんです。どうなってるんですかねぇ。最近まみそぶろぐが大繁盛してて、王国が過疎ってるので心配です。蒼天さんもΩⅡを買ってからやる気がなくなってそうですし・・・。1年後にマジで閉鎖しそう・・・。でもあのコンテンツはもったいないですよ。無料サーバーに移転してでも存続させるべきと思います。
私のMS-PROはRS-1より音いいですね。元気で空気感も良いです。RS-1はエージングで枯れたのかな?エージングの状態の違う機種を比べるのはやっぱり無理でした。ただ、現状MS-PROの音の方が好きです。
EXH-313・・・ですが、まみそさんのレビューを信じて給料日を待ちます。私は元々はUSTを懐疑的に見ていました。元ヘッドホンが2万なのに3万円も上乗せしているので、価格分の価値があるのかどうか疑っていました。近鉄師も低く評価していましたし・・・。購入したら王国に感想を書いてみます。信者でもなくUST懐疑派で冷静な私が313に高評価を与えれば、他の人も若干見方を変えるかも知れません。廃人さんもインテルをバカにしてたんだよなぁ・・・。つーかUSTを支持してるブロガーがまみそさんしかいないんですよ。USTをどこで知ったのですか?なんか広告とか出てたんでしょうか?インテルって凄い地味で目立ってなさそうなので・・・。
次、SR-303・・・なのですが、自分の場合、情報量も多いとは感じませんでした。何故かなぁ・・・。感じ方に個人差もあるのでしょうね。ドライバーはSRM-313&SRM-006tです。SRM-717とかの方が情報量多いらしいですね。ドライバーを717に変えたらまた違ってくるかも・・・。コンデンサー型の解像度というのはドライバーの最終段でどれだけ大電流(高電圧?)を流せるかにかかっていると聞いた事があります。情報量はドライバー次第かな?とも思います。727Aを試したいですね。
つー事でTUBEなのですが、毎日紹介してるな俺。いつまで続けるんだ俺。映画のサントラです。
The Cure "Burn"
http://www.youtube.com/watch?v=XuCmPtO2EKg
Medicine - Time Baby Ⅲ
http://www.youtube.com/watch?v=nALfIvqONtE
ヘッドホンでなく、スピーカーのUSTは使ってみたいですねぇ。うちと同じアンプでUSTをスピーカーにつけてる方がいらっしゃるようなので。
今だから言いますけど、まだ生産終了とかの話が無かったころ、PS-1に内臓できるのかインテルに問い合わせたことがありますw
私の場合、「USTを超えるヘッドフォンはあるのか?」というのを確かめるためにいろいろなヘッドフォンを買ってきたクチで、結局無かったわけで、ヘッドフォンに関してはUSTで完結しています。Ω2はまだ聞いていませんが、コンデンサー型の鳴り方そのものが(ry
肉雄氏の場合は私と過程が逆ではあるものの、数々のヘッドフォンを聞いてきてΩ2で完結!って感じなのかもですね。
>RS-1
RS-1は最初は元気いいんですよね。私が買ったときのRS-1と、肉雄氏に借りた年代物のRS-1を比較した時全く違う音色でした。私は半年ぐらいかな?RS-1を所有していましたが、結局肉雄氏のレベルまでの熟成具合には達しませんでした。最初の音が好きか、熟成された音が好きかってところでしょう。
>UST
正直、私の場合、USTヘッドフォンは30万円出しても高いとは感じ無い、悔いは無いと思えるほどの音です、性能面、音質を含め全てを考慮して。「好み」の一言に集約されてしまうのかどうかはわかりませんが、これ以上に満足度を得られるヘッドフォンは私の中では存在しません。e9は環境を上げていくことで、ようやく価格なりの価値があるかなぁ、と感じてきています。最初は10万円ぐらいが妥当だろうと思っていましたが、今はUSTの次に好きなヘッドフォンとなっています。
私がUSTを知ったのは王国掲示板です。イヤホンのレビューを見て特攻しました。オーディオ知識が無くオーディオ理論に関心の無い私だからこそできた行動かもしれませんw
インテルは地味ですね、確かに。
知名度も全然無いでしょう。
ただ、扱っている商品は確かだと感じます。UST、Muse-Cable、DenDAC、どれも怪しげですがどれも素晴らしい音でした。
>STAX
他のコメントで書きましたが、言葉の使い方が非常に難しいです。コンデンサー型の音を聞くことで、解像度って何?音の厚みって何?情報量って何?などなど、自分の中で固定していたはずの言葉の定義が崩された感じです。
情報量、私の中では今まで、どこまで細かい音まで出せているか、そして音の持つエネルギー感がどれだけ多いか。この二点に注目して情報量を量っていました。この定義でいくと、私の所有する中で最も情報量が多いのはUSTになります。404は、どれだけ細かな音まで出せているか、という点においては非常に優秀です。しかし、コンデンサー型特有のエネルギー感の無さのため、エネルギー感も含めて情報量を量ってしまうと情報量は少ない、となるんですよね。難しいところです。
解像度、という言葉は私の中では、どれだけ音の粒子が細かいか、といった意味で使います。TVで言えばハイビジョンよりフルハイビジョンのほうが高解像度、といった感じです。つまり、高解像度のほうが微小な音の表現ができるということになります。404は解像度は高いです、ただし音のエネルギー感が無いので細かな表現ができても実体感がありません。この点がマイナスポイントですね。
魔人さんが303の情報量が多いと感じ無いのは、エネルギー感の無さを情報量の定義に含んでいるからではないでしょうか。これを含むか含まないかで大きく評価が変わってしまいます。
ダイナミック型においてはエネルギー感を情報量に含めたほうがわかりやすいので、入れる人がほとんどではないでしょか。単純に情報量が増せば音にグっとエネルギー感が満ち、全体で見た時に音の厚みが増し、音の密度感も増してくるのでわかりやすいです。ただ、コンデンサー型の場合は、絶対的に力感が出せない構造なので、情報量をどれだけ微小な音まで再生できているか、という点からのみ量るしかないように思います。
>youtube
ココは何でもありなのでガンガン貼ってくださいw
やめておいて正解です。おそらく音質下がりますし、下手したら900USTより音質悪くなる可能性も否定できません。
実はUST技術は高性能なヘッドフォンに搭載すればいいってものではないんです。ですから、例えばW1000USTより900USTのほうが音質は上です。「本来持っている性能から上乗せ」とは言い切れないということです。
以前スピーカー用UST所有者からUSTヘッドフォンの購入について相談を受けたことがあります。その方は真空管愛好者でして、USTの音が好きな人は真空管の音を好む、言い換えれば、USTと真空管の音に何か共通するものがあるのかなぁ、と思ったものです。
USTはモニター系の音とは対極に位置する音です。真空管のなんだかわからない心地良さ、に共通する何かを持っているのかもしれません。言葉として説明できる特徴とは別の何かを、です。謎に満ちていますねw
あと、USTヘッドフォンならいつでも私がお貸ししますよ。
お気軽にどうぞ。
もう書く気がしないので、面白かった点のみ抜粋してココにメモしておくことにする。
ロックではエネルギー感、音圧のあるe9のほうがよりアタック感を感じられるという点で若干合うようだが、その他の部分はUSTとほとんど差は無かった。音が細かく解像度が高いと感じたのはUST。
意外だったのが、昔は正反対の機種だと思っていたのに、今の環境では非常に似通った鳴り方になってきているという点、これは面白い。
ロックでそんなに差がなかった低域が、打ち込みになるとハッキリ差が現れた。e9は頭内で、頭全体でダンダン鳴る低域なのに対し、USTは低域の質と言うよりおそらく空間表現の違いによるものだと思われるのだが、胸のあたりまで低域が落ちてくる、そしてe9よりも重い低域が出ている。e9が頭内という頭の空間全体でダンダン鳴るのに対し、USTは広い空間の中の下方で低域が鳴っている印象、そしてとにかく低くて重い、打ち込みに関してはUSTのほうが低域表現は上だと感じた。同時に空間の広さの差、響きの差も感じた。
バランスは両者フラット~ピラミッド型、e9はやはりVoが少し引っ込むようで、現在の環境では高域も控えめで全然痛くない、USTは全音域が前面に出てくるので、Voや高域が非常に聞き取りやすい。
クラシックではどこまで細かな音まで出ているかチェック、情報量、解像度は若干USTのほうが上だろうか、本当に微小な音までしっかり再現されている。空間の広さが全然違う、合性がいいのはUST。
ジャズではe9は気持ち悪いぐらいに音が分離する。音のリアルさはUSTのほうが上、全域が前面に出てくるのも影響してそう。e9はUSTと比べると中高域が控えめに感じる。ちょっと引いた位置で聞いているかのような。
いくつかのジャンルのCDをランダムで聞いてみて、現状ではe9の使い道はロック、メタル限定という結論。ただし、空間表現を必要とするメタルやロックではUSTのほうが合うだろう。USTはどのジャンルでも良かったが、特に打ち込みで性能の高さを見せつけてくれた。やはりアニソン適正度高しw
e9で現状の環境で気になる点は、Voが少し引っ込む点と女性Voの質、高域の物足りなさ、空間の狭さ(広さは感じるが広くはないというSロジ特有の変な広さ)、ノリの良さ、といったところか。
しかし、USTと比較しても劣るとは感じ無い、素晴らしい音質であると感じたので、売らずに置いておくことにする。
一応USTに次ぐお気に入り機種だし大事にしよう。
いよいよ313注文します。でもバージョンの選択肢はないですね。A900はありますが・・・。現在の313はバージョン違いはなくなってしまったのでしょうか?
じつはもうポチりました。要望欄にVer.について質問を書いておきましたが・・・。ひょっとしてバージョンが統一されたのかも知れませんね。
ver2.0が出来たばかりの頃はまだver2.0はUSTらしさが薄く、USTヘッドフォンと言えるようなものではありませんでした。これは昔の私のコメントからわかると思います。しかし、試行錯誤を繰り返し、今ではver2.0のUSTヘッドフォンもUSTと言えるものになっています。
最終的に落ちついた音が、ver1.5と2.0がほぼ同じになったため、統一されたのかもしれません。
e9と比較してて面白いことの追記ですが、このニ機種鳴り方はやはり極端に違います。
e9からUSTに付け替えると、やたらエネルギー感がなく音量が小さく思え、細かく解像度が高く感じるものの、e9で感じていたエネルギッシュ感が無く安っぽい音に感じますが、1分ほど聞いてて慣れると凄みを増してきます。
逆に、USTからe9に付け替えると、やたら曇った音に聞こえ安っぽい音に感じるのですが、1分ほど聞いて慣れてくると凄みを増してきますw
e9⇒USTに付け替えれば音質が落ちたように感じ、UST⇒e9に付け替えれば音質が落ちたように感じるんですよね~、不思議なものです。
USTも音場をコントロールする技術ですし、Sロジも独特の音場を出す技術なので、この二つを聞き比べると違和感が大きいのかもしれません。
ヘッドホンのプラグ部分に切り取ったEVA巻きつけてみたり、MS-PROの外枠の網目状の真ん中(RS-1だとマホガニーが丸くついてる部分)にレゾナンスチップ貼ってみたりw
逸品館で怪しいお勉強して、SPの位置調整、音場調整にEVAなど、そればっかりに時間費やしてます。SPは只今使い勝手の良いNS-1000MMですが、環境を良くすれば良くするほどヘッドホン使いたい気持ちがなくなってきますね。どんどん差が開いていきます。とはいえ解像度に関しては313のほうが遥かに上ですし、用途用途で使い分けていきます。それにしてもSPの体で感じるスケールの大きさはやっぱりすげーわw
追伸
313のVer選びはもとから無かった気がします。900や931は途中からできたけど、313はずーっとそのままだった気が。
王国に早く感想を書きたいです・・・しかし、もう書き込めるようになったんですかねぇ・・・。王国住人が皆まみそぶろぐに移動してきちゃったし・・・、王国を廃墟にしてしまうのも忍びないのでタマに書き込まねば・・・。
王国ってサイトのメンテナンスしてなさそう・・・。
私が知るだけでもver2.0は数パターン存在します。
初期ver2.0、完全版ver2.0(これがレビュー時のもの)、私仕様にチューニングされたもの(これは情報量が極端に落とされ雰囲気、聞きやすさを重視したものでいまいち)、そして現在のver1.75。
1.75はほとんど1.5と言っていいほど1.5みたいな鳴り方で、1.5みたいにUSTらしさを感じることができます。
1.75は完全版ver2.0の時のようなver2.0らしさは減っており、鳴り方、音場の形成の仕方も1.5寄りです。
1.5の良さと2.0の良さを併せ持っており、ようやく完成といったところでしょうか。
USTに出会って結構な時間が経ちますが、USTは日に日に進化してきています。
本当に天井知らずの恐ろしい技術ですw
>まみそぶろぐと王国の違い
ここはヘッドフォンレビューサイト・・・では無く、いろいろな比較実験やアクセの使用方法、ケーブル比較などなど、素人ながらにいろいろ試してみよう!そして情報交換できたらいいな、みたいなサイトになってきた?と最近感じています。
一応ヘッドフォンやケーブルや機器のインプレもありますが、それがメインではなく、それらの記事や皆さんのコメントをネタとして話題を広げていってオーディオ知識が少しでも増やせたらと思っています。ですので、ケーブルやオーディオアクセサリーなどを購入したら是非インプレ書き込んでくださいw
王国はヘッドフォンレビューサイトという形式ですので、メインはヘッドフォン、話題もヘッドフォンメイン。
まみそぶろぐはヘッドフォンはオマケでしかありません、これから先ヘッドフォンについて書くこともほとんど無いでしょう。
オーディオ機器全般、オーディオ外の雑談等、訪問者が少なくアンダーグラウンドなサイトだからこそ気軽に書き込める場所。
そんな使い分けをして戴けたらと思います。
L3000イヤパッド・・・313に付かないんじゃないですか?313は縦長タイプ、L3000はまん丸タイプです。ダイジョブでした?
では313に関してコメントします。王国が復活してからまたキチンと書きたいですが・・・。保証書にシリアルが書いてありますが、まだ20台も売れてないみたいですね。ハウジングはプラスティックなのでA900よりは安っぽいです。でも解像度は上らしいです。
このヘッドホンは元になっているのはATH-A7Xでしょうか?97年10月に16,000円(税抜)で発売されたものです。多分これだと思うんです。ハウジングだけ替えてるのですかね?
随分前に発売され、生産終了した機種を使っていますね。傳聴研が10年ほど前に発売した機種を復刻したモノらしいですが、売れ残った在庫にUSTを組み込んでリサイクルしたのでしょうか?謎です。
音の方ですが、たしかにUSTの特徴というのは認識しました。ボーカルが非常に近くで鳴りますね。それと独特の変わった音場です。解像度は結構高いとは思います。
以前聞いたのは『USTというのは抵抗を入れて高域を歪ませてるだけ』とか言うものです。高抵抗で高域が歪んでいるというのはHD650と同じ原理か?とも思いますが、313は篭り感はないです。ポップスに向いています。
A900 Ver.1.5も気になりますが、今日のところはこのくらいにしておきます。
↓なんかまた凄いのが出てきましたよ
音場型ヘッドホン SH-1
http://www.bioscience.shop-web.org/index.html
私はW1000のをつけているので、おそらくL3000もつくと思います。ただ、回したりすると取れると思いますw
>313の元
昔王国で書いたかもしれませんが、元になるヘッドフォンは存在しません。
ドライバーとハウジング等のパーツは全く別の機種のものです、何だったかは忘れましたが、ドライバーは意外なやつだった記憶があります、何だったかなぁ。
UST技術は元の性能は音質に比例しませんので、900より元の性能が低いドライバーでも900を超えることは可能です。W1000にUST入れても900USTより音質が劣るように。
ハウジングは900や313のほうが上手く鳴らせているように感じます。
私はW1000のハウジングを使ったUSTを所有していますが(中身はW1000ではないです)、木製ハウジングが原因でしょうか、かなり低音が反響、増幅されてしまい気になるので、ハウジングにQR-8を貼ってスっと抜いてやっています。
>UST技術
私もよくわかりませんが、可聴電波なのではないか?とUSTの説明では書かれていますね。音速レベルではなく光速レベルの電波であるため、UST効果を感じ取れる=光速レベルの変化を感じ取る能力を備えていることになるとか(第六感?)・・・もう完全にオカルトチックですがw
USTの実態はまだわかっていません。おそらく可聴電波なのではないか、というレベルのようです。
「UST本体からは全く音を聴きとることはできませんが、USTを移動するとスピーカーからの音が、そのUSTに纏わりつきUST方向へ移動します。これを利用すれば音場のコントロールが可能となります」
よくわかりませんが、このへんの微調整でUST独特の音場は作られているようです。
まぁ、私は音が良ければ技術的なことはどーでもいいですw
今のA900 Ver.1.5は正直ほとんど313と変わりません。ほとんど一緒です。微妙に差はありますけけどねw
313があるなら必要ないでしょう。
USTの鳴りに慣れることでUST効果をより感じられるようになると思います(時間かかるとは思いますが)。私でもUST⇒他の機種、他の機種⇒USTに付け替えた時はかなり違和感感じますからねw
かんたさんはP-1かHD-1Lの購入を検討してるらしいですね。P-1はクリアネスが低く特殊な音ですけど、MS-PROと相性が良いですからね。私も現在P-1を使っています。中古の在庫も最近かなり多いので狙いやすいです。ヤフオクとかエービックで比較的楽に入手できそうです。USTとも相性いいんじゃないですか。
P-1ってK501を使って音決めしたと聴いたことがあります。音が薄かったり細いヘッドホンに味を付けるアンプなのでしょうね。
HD-1Lも有名なので気になりますが、聴いたこと無いです。
まず環境です
・プレーヤー:AIRBOW DV9600/SP
張物:QR-8(電源ボタン、底板中心、リアパネル中心とRCA音声出力端子左右間とIECインレット左、RCAケーブル端子部、電源ケーブル両端)
敷物:METAL-BUBBLE/M×3、サンシャインシートB-50+アース、TAOC SUB-50G
電源ケーブル:EE/F-S2.6+P/C037
・ヘッドホンアンプ:GRACE design m902
張物:QR-8(電源ボタン、底板中心、リアパネルRCA音声出力端子左右間とIECインレット右、RCAケーブル端子部、電源ケーブル両端)
敷物:METAL-BUBBLE/L×3、サンシャインシートB-40+アース、逸品館コーリアンボード
電源ケーブル:EE/F-S2.6+P/C037
・音声ケーブル:Muse-Cable(まみそさんからの借り物)
初めて一聴した瞬間に感じたのは「力感無いじゃん!!」wでした。
昔からオーテクのヘッドホンは、音がペラペラに感じていたので購入したことなかったのですが、まさにそんな感じに思えました。
まみそさんからは慣れが必要との事前情報頂いていたので、小一時間ほど続けて聴いていた頃のこと、突然のように臨場感というか心地良い音場感に包まれだしました。
しかし、それでもやはり力感の不足は否めません。
それでは冷静に分析してみます。
慣れてくると分かりますが、リズム隊の鳴りが鋭く魅力的です。鋭いと言っても決して軽々しい鋭さではなく、重さを伴った硬い低音とでも言えば良いでしょうか。
決して遅くかったるい低音やリズム隊ではなく、スピード違反なくらいのハイスピードですw
厚みも過不足ありません。篭りとは無縁の、クリアーな厚みといいますか.........。
力感が少ないにもかかわらずこう感じるのは、自分でも不思議なんですが、確かにこう聞えるとしか言いようがありません。
そして一番魅力的に感じたのがVoです。非常に近く、かつ、適度な距離感も感じます。
微細なニュアンスまで克明に描き出す割に実在感はそこそこ。
決して実在感が乏しいと言うことではないのですが、むしろ実在感より感情のほうが実にストレートに伝わってきます。
そしてさらに、甘美な響きで満ちた空間の中に非常に明瞭で高精細なVoが、ぽっと浮かんで聴こえて来ます。
Voにはとかく実在感を求めたがる私ですが、これはこれでありかな、とも思いました。
そして各楽器の音は、とにかく定位が明瞭であちらこちらから聴こえてきて、位置だけでなく距離感まで正確に感じられそうなくらいきっちりと場所を主張します!
実在感はそれほどでもありませんが、不自然か?と言われるとそうでもなく、むしろ圧倒的な情報量に凄みすら感じます。
とにかくこのように、リズム隊、Vo、楽器音の全てがハッキリと自己主張してくるので、情報量に関して言えば信じがたいですがe9を僅かに凌ぎます。
じゃあ、分解能が飛びぬけて凄いのかというと、これまた一概にそうとも言えません。
e9のようなエッジを強調し、各音像がバラバラに聞えるのとは違って、全ての音像が一本の大きな川の流れのようにゆったりと同じ方向に進んでいるのです。
分かりにくくて申し訳ないのですが、このような表現しか思い浮かびません(汗)。
かなりデットなセッティングのおかげで、残念ながらまみそさんの仰るような壁のない空間感はあまり感じられませんでした。
このヘッドホンの音が最も生きたのは、ハローの横浜や埼玉のアリーナコンサートを収録したDVDでした。
ほとんど響き感が一緒です。まみそさんはお分かりと思いますがハローは生楽器を全く使いません(最近なっちコンサートなどでは使い始めましたが)。
おかげで実在感を気にせずに、ただひたすら臨場感に没頭できるので、結構楽しめました。
ハローのスタジオ録音ものも、悪くはありません。ライブものよりさらにズシリと来る低音と、情感たっぷりのVo、そして通常はつまらなく聞える打ち込みも、定位が明確で非常に楽しく聴けます。
ただ、ハロー以外のジャズボーカルもの等、ソフトによっては豊かな響きが違和感に感じる場合もありました。
じゃあ最後に買いか?と言うと、やはり最後まで気になった力感の少なさがネックとなり、やはり購入は見送りたいと思います。
まだまだUSTは進化の過程にいるようですので、この臨場感を保ったまま、今後、力感や実体感を向上させたら、そのときは買いだと思います。
まみそさん、この度は貴重な経験をさせていただきまして誠にありがとう御座いました。
しかし、耳・機材・セッティングが全く違うため、まみそさんの感覚とはだいぶ違うのが気がかりですが、感じたことを正直に記してみました。
私のシステムではe9だと力感、実在感といった部分は最高ですが広大な音場感は感じにくい、HD650だと音場感、重厚感はあるが基本性能の部分でe9に大きく劣り不満、といった感じですのでUSTは良いチョイスとなるかもしれません。e9と使い分けができそうです。
そしてお疲れ様です。
こんな奇怪なヘッドフォンのインプレ、大変だったでしょうw
>環境
ほとんど文句なしにいいです!
ただ、ひとつだけ気になるのが「電源ケーブル:EE/F-S2.6+P/C037 」・・・これがUSTヘッドフォンの良さをガッツリ消してしまいます。
私はEE/F-S2.6そのものは高く評価していますが、私の環境には・・・導入する余地無しと判断したぐらいですから、USTとの合性は厳しいものがあります。
>力感
UST独特の直接的ではなく間接的な、空間に溶け込んだ音を聞くような、音響的な鳴りが原因で、確かに力感がありません。
USTを聞いたあとにe9を聞くと、実体感、エネルギー感を凄い感じますもんね。
e9みたいな力感はUSTの鳴り方では出せないので、妥協するしかありません。
>音の立ち上がりの早さ
音はタイトなものはタイトに、ふくやかなものはふくやかに鳴りますね。スネアの音などはビシバシにタイトに鳴るけどウッドベースなどはふんわり鳴る、みたいな。
スピード感は私の経験上、バランス接続時のK1000と同等です。K1000を初めて聞いたとき、USTみたいだと感じたのはこのスピード感、音の立ち上がりの早さのためです。
>クリアーさ
実はこのあたりは自由自在に調整可能だったりします。
QR-8次第ですね。
今日のレスはここまでにしておきます。
続きはまた後日。
m902にアレグレット
でお願いしますw
これは本当にオススメです。
Cloude99の音場感と高域の美しさだけ抜き出されて、ちょっとアレグレットにマスクされて抑えられ、アレグレットの裏側でCloude99がこっそり活躍してる、みたいな音になります。
壁コン~タップにアレグレット
m902にCloude99
だと全然駄目です。
高域重視な落ち着かない音になってしまうので。
なんか安っぽい深みの無い音になります。
Cloude99の特徴がより強く出るみたいですね。
この組み合わせの場合SSD2はいまいちです。
カッチリしすぎてしまうので。
落ち着いた音色のコンセントが合います。
ER-PSXオススメ。
NBSはどうなんでしょうね。
実体感強い!音場はギュっと凝縮ってイメージがあるのでUSTとの合性は悪そうですが・・・使い方次第では上手く適合するかも。
影響がモロに出ない壁コン~タップ間に使うと上手く良さを上乗せできるかもしれません。
近い、のですが、普通のヘッドフォンの近さをイメージすると違うんですよね。
例えばRS-1やSR-404などは非常に近くで音がなりますが、これは耳のすぐ横で鳴っている、という意味での近さです。
対してUSTは感覚に直接訴えかけるような近さで、USTによって作られた空間にVoが存在し、その位置が近い、といった感覚。
物理的に近いか、感覚的に近いか、といった違い、わかりにくいですがw
電源ケーブルがEE/F-S2.6なので、余計にVoが前にせり出してくるのもあります。
>決して実在感が乏しいと言うことではないのですが、むしろ実在感より感情のほうが実にストレートに伝わってきます。
この表現、素晴らしい!
e9と比べると実在感、実体感は無いです。
これは痛感しますね。
実体感、エネルギー感、力感といった部分。
「感情が伝わってくる」という表現、これを感じ取ってもらえただけでお貸しした価値があるというものです。USTの大きな特徴ですから。
演奏やVoの微妙なニュアンス、奏者の意図していることが伝わってきます。 原因は音の立ち上がりの早さと情報量の多さ、の二点でしょう。
>Voにはとかく実在感を求めたがる私ですが、これはこれでありかな、とも思いました。
これがUSTの鳴りですw
そして、こんな特徴的な鳴り方だからこそ他のヘッドフォンと使い分けが可能。
私がe9を未だに手元に置いているのも正反対と言っていいほど鳴り方が違うからです。
>とにかくこのように、リズム隊、Vo、楽器音の全てがハッキリと自己主張してくるので、情報量に関して言えば信じがたいですがe9を僅かに凌ぎます。
一般的な意味での解像度、分離感をUSTに当てはめるとおかしなことになります。
USTは特別解像度が高いわけでもないですし、分離感も弱いです。
しかし、どこまで細かな表現までハッキリ聞き取れるか、と言った意味での解像度でしたら抜群に高いです。
そして、言葉通り「分離」という意味での分離感は弱いですが、それぞれの音がハッキリ自分の存在を主張してくる、という意味で音が分離すると言うよりも独立、自立するので、こーいった意味では分離感は高いんですよね。
情報量は私の中ではe9と同等。
e9はかなり優秀だと思います。
細かく検証したわけではないので優劣はつけませんが、どちらを聞いても情報量に関しては劣っているとは感じ無いので、お互い情報量は多いでしょう。
ただ、システム側(DAC等)で更に情報量を増やした時、どこまでパフォーマンスを引き出せるのかは私にはまだわかりません。
>じゃあ、分解能が飛びぬけて凄いのかというと、これまた一概にそうとも言えません。
e9のようなエッジを強調し、各音像がバラバラに聞えるのとは違って、全ての音像が一本の大きな川の流れのようにゆったりと同じ方向に進んでいるのです。
わかりにくい表現ですが凄いわかりますw
blackbeautyさん、よく短期間でここまでUSTの鳴りを把握できたな、と感心します。
>かなりデットなセッティングのおかげで、残念ながらまみそさんの仰るような壁のない空間感はあまり感じられませんでした。
原因は電源ケーブル、間違いありません。
私もEE/F-S2.6を使うと死亡します。
e9には非常に合性のいいケーブルですが、USTだと音が前に張り出してくる、音場の狭さと音の伸びの抑制、響きの抑制がかかり、このケーブルは低域重視のため高域が弱く、USTの煌びやかな高域も堪能できません。
>まみそさんはお分かりと思いますがハローは生楽器を全く使いません(最近なっちコンサートなどでは使い始めましたが)。
おかげで実在感を気にせずに、ただひたすら臨場感に没頭できるので、結構楽しめました。
!!!!!
流石です。
なるほど、そこが原因だったのですね。
私がUSTはアニソン(打ち込み+女性Vo)にむいている、と言っていた、その原因がつかめました。
なるほど、なるほどw
>しかし、耳・機材・セッティングが全く違うため、まみそさんの感覚とはだいぶ違うのが気がかりですが、感じたことを正直に記してみました。
私も様々なセッティングでUSTを試してきているので、blackbeautyさんのインプレは激しく共感できます。むしろ新たに気づかされる部分もあったほどです。素晴らしいインプレでした。
まあ、実際にUSTを導入してみない事にはわかりませんよね〜。
どうも99は影で活躍してもらったほうが良さが出る感じですね。
Dreamだともっと音の完成度が高いでしょうから変わってくるのだと思うのですが、99レベルだと欠点もありますから、それらを他のケーブルでカモフラージュ?してあげて、良さだけ上乗せ、みたいな使い方がいいみたいです。
アレグレット使い道ありませんかw
確かにそれだけのハイエンドケーブル群の中だと追いやられそうですね。
USTはUSTで一から調整しなおすことになると思います。
おそらくe9で音合わせをしていると思うのですが、e9で合わせた音はUSTではとんでもないことになりますw
私はe9とUSTの同一システムでの両立は不可能だと考えています。
同一システムで両機種をベストの音に持っていくのが不可能だと。
私の場合はUSTに環境を合わせ、e9はe9らしさをかなり減退させている状況です。
e9はどんな環境でも上手く鳴ってくれるのですが、USTは環境にシビアで音場が死んだり音が前面に出すぎたりしてしまうことが多々あるので、それもUSTで音を合わせなければならなくなってる原因です。
NBSを使ったときにUSTの音場がどうなるのか興味津々です。
とりあえずNBSの傾向がわかるような低価格(10万ぐらいまで)なラインナップってあるんですかね。
これぞNBS!みたいなやつ。
ただ、かなりリスク高いので怖いですw
10万位のNBSだとSignature、Masterなんかがありますね。音も良いらしいですね。超低域の沈み込みは上位モデルに比べやや劣るものの、解像度、実体感、色彩感に優れたNBSらしい音がするらしいです。音場感もまみそさんが思っているほど狭くない筈です。流石にステルスほど膨らまないでしょうが・・。
でも、まみそさん、その前にDACですよ!ww DACを導入して骨格をしっかりさせてから、DreamなりBL2なりに行った方が良いのではないでしょうか?
ですね。
私もずいぶん前から数々のヘッドフォンに限界を感じて売り払ってきた過去があります。
RS-1やHD25は音的には凄い好きだったのですが、性能面でついてこれなくなったのが売却した一番の理由です。
環境にしっかりついてこれる、という意味でGS1000は気になってた時期もあります。
余裕がある時にでも買ってみたいヘッドフォンではありますね~。
DAC・・・わかってるんです!
わかってるんですが、ケーブルは魔物なんですw
完全に納得いくまでケーブルスパイラルは続くんですよ。
でもその前にDACですね。
DACを買ったら買ったでDACに最適なケーブルを探すのにまた苦労しそう・・・
コメントが増えると書き込みが遅くなるのではなく、ただ単純に夜はサーバーが重いだけぽいです。
朝だとすぐ書き込めるので。
かんたさんの過去の書き込みを総合的に見て考えると、ヘッドフォンより環境側を疑うべきだと思います。
どうもかんたさんの環境だと硬めの音でサ行がかさつく傾向があるようです。
原因はSA8400ではないでしょうか。
非常に怪しいです。
いろいろ試してみてください。
サ行のかすれを無くせるはずです。
合性のいいメタルをチョイス。
「e9で音楽聞いてます」と書いておいて話がUSTになってしまって申し訳ないのですが、e9でアルバム一枚聞いたあとにUSTでアルバムを聞きなおしてみました。
すると、面白い発見がありました。
e9では意識させられなかった音が数多く発見できるのです。
「ん?こんな音あったっけ?」「なんだこの音?」といった音が。
そして、確認のためにe9に戻してみると、確かにe9でも出ていたのです。
この差は何なのでしょうか。
USTヘッドフォンでは全ての本当に細かな音まで、全ての音に意識が行き届くのです。
e9でも細かな音は出ていますし、USTのほうがe9より音の分離感が高いとも思わないのですが、USTのほうが全ての音をしっかり認識することができます。「しっかり聞こえる」と言うよりも「しっかり認識できる」のです。全ての音ひとつひとつの存在感が強いといった感じでしょうか。
通常でしたら、音の分離感がこの原因になるはずなのですが、おそらく分離感が原因ではありません。なぜならUSTが輪郭感が強く音をハッキリ分離するタイプではないからです。
一番考えられるのが音場感、つまりそれぞれの音の距離があり、分散されているから。言い換えれば音が密集していないから。
というのが原因かも。
USTはまだまだ検証の余地が多分に残っているな・・・と思わせる今日の出来事でした。
もう一度、基本に戻って、壁〜タップ間に基本性が高く癖の少ない物はどのケーブルなのかを考えてみました。
アレグレットじゃん。
何だかアホみたいですが、この発想は無かったんですよ〜。このケーブルはもっと後ろの方で使うものだと自分で決めつけていました。結果は最高で、明らかに解像度が上がり、音に芯の通った感じとなりました。
今までの99ではかなりのロスがあったんだな〜と思いました。
99はDACに付けてみましたが、こちらも良好です。
いや〜めでたし、めでたし。
まみそさんにレビューを褒めちぎられて、ちょっと恥ずかしいblackbeautyですw
> e9では意識させられなかった音が数多く発見できるのです。
>「ん?こんな音あったっけ?」「なんだこの音?」といった音が。
>
> そして、確認のためにe9に戻してみると、確かにe9でも出ていたのです。
そうそうそう!これ、私も感じてました。
うまく言い表せなくてレビューには書きませんでしたが、全くまみそさんの言うとおり、USTで発見したり気づいたりする音って有るんですよね!
まぁ、もともとe9は、微小な音が出てるんだけど聞き取りづらいヘッドホンではありますよね。
そこが不満でしたが、Muse-Cable + e9では見事にその部分の改善が著しいため、私にはe9とMuse-Cableの相性がバツグンに感じられるのです!
私と構成が全然違うので参考になるのかならないのかわかりませんが、面白いですね。
私の場合はアレグレットを壁コン~タップ間に使うと・・・・と言うよりアレですかw
Cloude Nine Fullをm902に使うのが間違いってことなんですかね。
そんな気がしますw
ステルスのケーブルは音場感が優れているものの、その他の点はハッキリ言って微妙なんですよね(私の好みでの話しです)。この音場感を付加させたいためだけに入れている現状。
左右方向への広がり、微々たる差ではありますが、この微々たる差が大きい、結構違うものです。
上流により高性能(基本性能面;特に情報量、解像度)なケーブルを使うのはケーブルセッティングの基本ですから、できるだけ基本に忠実にセッティングするべきではあります。
が、それで好みの音になれば問題ないのですが、なかなかそう上手くいきません。
私の経験上、エピファニーX2の情報量はずば抜けていました。99やアレグレットレベルとは格が違います。しかし、あまりに癖が強すぎて使いものにならなかったので売却したのですが、今思うと壁コン~タップ間になら使えたかも・・・と。
電源ケーブルは組み合わせ次第で化けることがあるので、あまり売らずに保管しておいたほうがいいのかもしれませんね。
より完成度の高い音を求めるなら、Cloude Nine Fullは他の音場系ケーブルへ買い換える必要があるかもしれません。
Dream、、、なんかオーバースペックすぎて悪化しそうなのが怖いんですよね。
いやいや、冗談ではなく本当にそう思います。
blackbeautyさんのUSTやMuse-Cableのインプレを読ませていただいて、新たに気づかされた部分、新たな発見、再考する余地があると考えさせられる点がいくつかありました。
鋭い洞察力、感受性、音を表現する文章力、どれをとっても素晴らしく、blackbeautyさんのインプレはとても参考になります。
今回お貸しした二つのアイテムはかなり特殊な鳴り方をするので、一般的な意味でのオーディオ用語を使ってインプレを書くのが非常に困難だったと思います。
blackbeautyさんのインプレが難解なわかりにくい(私はわかりやすかったですが)表現方法になってしまったのはそのためでしょう。
USTは「何で」の部分が説明できないんですよね。
今回の「全ての音に意識が行き届く」のもなぜなのかわかりません。
他にも「微妙なニュアンスまで手にとるように感じることができる」のも、なぜなのか確信を持って説明することができません。
一般的な「解像度が高ければ○○」「分離感が強いから○○」といった考え方が通用せず、「解像度が特別高いわけでもないのに○○」「分離感が特別強いわけでもないのに○○」といった具合で、「でも○○だから結果的に解像度は高いのかな?」「でも○○だから結果的に分離感があるってこと?」などと結果論から原因を推測するものの、解像度や分離感というオーディオ用語を使うのに違和感を感じずにはいられないのです。
つまり、原因がそれであると確信をもてないから。他に原因があると感じるから、でもその原因がわからない。
私は全く逆の感性を持つ人の意見というのも大事であり貴重だと考えるタイプではあるのもの、やはり同じような感性を持つ人のインプレは、悪い言い方ですが「手っ取り早い」です。
同じように感じるわけですから、導入すればそのインプレどおりに私も感じるわけで、インプレの有効性が高い、と。
というわけで、今後のオーディオアクセや機器のインプレも期待していますw
ここを参考にUSTに興味を持ちEXH-313を購入してみた者です。とても素晴らしい音質で満足しています。あとまみそさんはとても素直に評価されていると思うのでこのブログのそういったところも気に入っています。
このヘッドホンの「音が非常に滑らかで、情報量が優秀である」という点については同意なのですが、このコラムが改訂版になってから若干違和感を感じるようになったので、その点についてコメントさせていただきますね。イチャモン付けているように感じたらすいません・・・その時は削除していただいてかまいません。
僕が違和感を感じたのはUSTをSTAXと比べて原音忠実でないと言っている点です。確かにUSTは音の響きが豊かではありますが、それは付帯音が多いという意味ではなく、このヘッドホンが超微細音まで鮮明に描写できる結果であると評価しています。
僕もSTAXのSR-404を持っていますが、付帯音に目を向けるならSR-404の方が付帯音が多いですし、見方を変えるならSR-404の方が人工的な付帯音が多いので養殖魚であり原音忠実ではないという見方も出来てしまうと思うのです。
僕の感覚だと味付けの有る無しに関わらずリアリティを感じられるか?という点においてはSR-404よりUSTの方が上だと感じています。
あと他の高級機が原音忠実志向であるというのも違和感がありますね。僕が試聴したことのある高級機というとΩ2,L3000,クオリア位の物ですが、どれも作り手の意思が伝わってくるような個性的な音と感じたのですが。。。UST以外の高級ヘッドホンが原音忠実志向であるというのはどのような視点から言っているのでしょうか?
最後にオーディオって面白いですね。オーディオの世界では価格やブランドイメージが物の価値を決めてしまう一面がありますが、必ずしもそうではない。EXH-313を聴くとそのことがよく分かります。まさかこんなインチキ臭いのがこんなに音が良いなんて・・・僕は実際に聴くまでUSTを疑っていました。でも悲しいかな試聴できる場所がないんですよねーA900USTは無理でもEXH-313は一応オリジナルなので一般の店でも扱えない物かと思います。
長くなりましたが、それでわ。
USTヘッドフォンの良さを存分に感じていただけたようでホッとしております。
そして、鋭いツッコミありがとうございます。
実は・・・ここは私も頭を悩ませている部分でして、これでいいのか?とまだまだ考えがまとまっていませんでした。
未だに修正中なのもそのためです。
さて、原音忠実性に関してですが、コラムにも書いてある通り、私は「原音」という言葉を使うのが非常に嫌なんですよね。
生の音をマイクで拾い、デジタル変換し、それをデジタルからアナログに戻し、再生する。
その過程ではアンプやケーブルを通ってくるわけで、原音も何もないだろう、と。
これが私のオーディオにおける原音を否定する理由です。
オーディオってのは自分が良いと思えるオーディオ的な音を目指せばいいわけで、別に原音にこだわる必要は全くないとも思います。
USTが原音なのかどうか。
これは、頭の中にある原音という言葉のイメージ、つまり、「色づけの無い音=STAXの音」だと私が思いこんでいるため、USTの音色がSTAXとは違うので、原音忠実ではないのかな、という私の思い込みと結果論で書いています。
他の高級機が原音忠実というのも、上記のことから「UST=原音忠実ではない」という思い込みと結果から導きだされたものです。
何を持って原音とするか、難しいところです。
今USTコラムを修正中でして、恥ずかしい話、これは「いろんな人の意見に影響されて」のものです。
私だけの意見でなく、複数の人の意見を取り入れたほうが平均的なUSTコラムになるのではないか、と。
あと・・・風評を気にしてUSTの評価を下げたかった(欠点も書く)というものあります。
個人的には前のコラム以上に絶賛したいのが本音なのですが。
周りを気にしてUSTの欠点を無理矢理探していたところがあります。
現状のコラムは「自分の思ったままに素直に書く!」という私の考えに反したコラム、だと言えます。
>僕が違和感を感じたのはUSTをSTAXと比べて原音忠実でないと言っている点です。確かにUSTは音の響きが豊かではありますが、それは付帯音が多いという意味ではなく、このヘッドホンが超微細音まで鮮明に描写できる結果であると評価しています。
僕もSTAXのSR-404を持っていますが、付帯音に目を向けるならSR-404の方が付帯音が多いですし、見方を変えるならSR-404の方が人工的な付帯音が多いので養殖魚であり原音忠実ではないという見方も出来てしまうと思うのです。
僕の感覚だと味付けの有る無しに関わらずリアリティを感じられるか?という点においてはSR-404よりUSTの方が上だと感じています。
貴重なご意見ありがとうございます。
一人で悩んでいてなかなか解決しない問題が、複数の力だと解決していくものです。
私はまだUSTを半分ぐらいしか理解できていません。
なぜこのように聞こえるのか?の「なぜ」の部分、原因がハッキリと掴めないのです。
USTは響きが豊か、音響的な鳴り、これはなぜなのか、付帯音・・・ここで問題になるのが「付帯音」って何?ということです。
音の響き成分=付帯音としてはおかしいのかどうか。
USTは非常に引き締まった音で、「ぼわつく」といったことはありません。スネアのように締まった音はビシバシに締まりますし、ウッドベースのような音はふんわりと広がります。
うーむ。
USTの情報量は多いです。これは私の経験上では最も多かったです。
単純にUSTが超微細な音まで再生しきれる、ということからの判断です。
edition9でも再生はされていますが、再生されていることに気がつきにくい、逆にUSTは全ての音に意識が行き渡るので、「こんな音あったのか!」という新たな発見が多いです。この原因も不明ですね。
USTは奏者の意図、ニュアンスまでもを感じることができ、リアリティに溢れています。また、場の雰囲気、臨場感が素晴らしい。
ですが、これらは何が原因でこう感じるのか、がわかりません。
単純に情報量の多さからきているのか、と考えたこともありますが、USTはipodで使ってもしっかりリアリティがあり臨場感のある音が出ます。
つまり、情報量や解像度は関係ないのではないか、と。
速水さん、また気がついたことがありましたら、是非コメントお願いします。
今回のコメントで更に深くUSTを理解することができそうです。
「USTと原音」についても考え直したいと思います。
私は原音否定派なので、コラムでは原音に関しては言及しないほうが自分に素直なのかもしれませんw
しかし、これほど音について考えさせられる機種は他にありませんよ。
最後に、USTヘッドフォンの鳴りが好みでしたら、Muse-Cableを是非試して戴きたいです。
まさにケーブル版USTといえる鳴り方をします。
シルバープラグと金メッキプラグでどのような差があるのかはわかりませんが。
>個人的には前のコラム以上に絶賛したいのが本音なのですが。
周りを気にしてUSTの欠点を無理矢理探していたところがあります。
現状のコラムは「自分の思ったままに素直に書く!」という私の考えに反したコラム、だと言えます。
やっぱりそうなのですか。。。僕は前のコラムの方が思ったままに素直に書いている感じで好きでしたね。
まみそさんはここの書き込みでも「SRS-4040は音のエネルギー感が無いので細かな表現ができても実体感がありません。この点がマイナスポイントですね。」と仰っておりますし、僕もそう感じています。僕はまみそさんのSRS-4040のレビューはかなり精度が高いと思っています。なので、USTのレビューでSTAXが原音忠実であると書かれた時は「音に実体感が感じられないのに、原音忠実とはどういうこと?」と違和感を覚えたのです。
僕も原音忠実という言葉はあまり好きではないのですが、原音に忠実というとやはりリアリティを感じられるか否かだと思うからです。その点SR-404は実在感が感じられずにどうしても幻想的な鳴り方になってしまいますから。。。
USTはオーディオ的な鳴り方で、癖や味付けはあるんですが、まみそさんの仰るように奏者の意図、微妙なニュアンス、そしてリアリティを感じられるんですよ。
>音の響き成分=付帯音としてはおかしいのかどうか。
僕の感覚だと音の響き成分は元々ソースに含まれている音。付帯音はそれとは別にヘッドホンが原因で出ている音という認識かな。
例えば、USTはスッと立ち上がってサッと引くような鳴り方ですが、SR-404はダンピングが効いてないためスッとは立ち上がってもサッとは引いてくれない。。。どうしても音が立ち上がった後の余韻が長く感じてしまう。どちらのヘッドホンも響きが豊かという表現ができますが、その性質は全然違う物ですよね。
こうしてみると凄いUSTマンセーですね。。。でも仕方ないです、なんせネタみたいに音イイですから(笑)
USTは気に入ったので今度Muse-Cable試してみますね。
現状のUSTヘッドフォンはver1.5と2.0を合わせたverになっているので、現状verに対応できるコラムとなっています。
見直してまた書き換える部分はあるかと思いますが、とりあえずver3.0としておきます。
>速見さん
>SRS-4040
見ての通りSRS-4040のレビューもまだ暫定版です。全然使ってないのでレビューを修正する機会がないんですよね。そのうち聞き込む機会を作って修正したいと思っています。
SRS-4040はコンデンサー型ということで、なかなかレビューするにあたっての言葉の選択が難しいのです。
これはこれで素晴らしい機種だとは思うので、この良さを上手く表現できるよう今後修正したいと思っています。
>音の響き成分は元々ソースに含まれている音。付帯音はそれとは別にヘッドホンが原因で出ている音
なるほどー。
ふむふむ・・・
今の私の中だと、響き、付帯音、ノイズ、このあたりがハッキリ区別できてないんですよね。
ヘッドフォンが原因、ケーブルが原因、アンプが原因、それらによって上乗せされている音が付帯音という考え方ですか。
ふむふむ。
なにしろ音を文章化するってこと自体がかなり無理がありますからね。
しかもそれを人に伝えるとなると、半分も伝わらないでしょうし。
付帯音にしろ解像度にしろ分離感にしろ、オーディオ用語の定義って人それぞれだと思いますし、難しいんですよね~。
身内がチケット余ったので、無料だったので行きました。
しかし、音の悪いこと悪いこと。6万7000人入って、二階席でステージが右前方だったってのもありますが、ボーカル以外の楽器はごっちゃですごっちゃ。ドラムはほとんどきこえず、締りのまるでないベースが気持ち悪くブーンと唸るだけ。
半開放のスタジアムでした。
でも、コンサートの空気感といいますか雰囲気、
これが非常にUSTヘッドホンに近いというか全く同じだったのにびっくりしました。
音色と余韻がぴったし。
EXH-313は、武道館クラスで一番いい席で自分の為だけに演奏してくれているような音なんだなと感じました。
大げさでなくそう思います。
313は非常に性能の高いヘッドホンですが、それを前面に押し出してないんですよね。
あくまで音楽を楽しめるようにってのが最優先。
養殖魚だと私も思ってましたが、ライブと空気感が同じだと感じた今、これこそ究極の自然ではないかなと思っております。
それではまた~
6万7000人とはまた凄い規模。
LIVEは会場や聞く場所によって音が全然違いますからね。
ドラムの音が全然聞こえないこともあれば、逆にドラムの音しか聞こえないようなこともあったり。
メタルのLIVEの音は酷いもんですよ、まぁLIVEに音質なんて期待してませんがw
一方、ジャズやクラシックは普通に音いいですよね。
私は昔、親に連れられてちょこちょこクラシックのコンサートを聞きにいっていましたが、気持ちよすぎていつもウトウトしてましたw
USTヘッドフォンも環境を整えるとウトウトするような音が出るので、こーいった意味でもリアルなのかもですね~。
私の理想とする音はUSTヘッドフォン無しには実現しません。
ヘッドフォンは完結してるので、今は環境の追い込みに必死です。
反面、東京ドームと武道館はダメダメでした。ヘッドホンでも同価格帯なら開放型の方が音が良いと言われていますよね。ライブ会場も同じなんですね。
10/22に、UST Earphone の新版が出たようですね。
「Ver.1.5とVer.2.0の利点を取り入れ統合しました。」との事です。
実際は1.5と2.0の調整を進めていった物だそうですので、折衷的な音になってるんでしょうか?
一報までに。
それでは失礼します。
USTver3.0は結構前から完成していたのですが、ようやく正式にイヤホンのほうも統合されたようですね。
ver3.0は音場感と臨場感を上手く融合したタイプで、ver2.0程明確な音場感はありませんが、ver1.5らしい臨場感を取り入れバランスがよく、USTらしい鳴りだと思います。
私からするとver2.0はあまりUSTらしくなかったですw
>ver3.0は音場感と臨場感を上手く融合したタイプで、ver2.0程明確な音場感はありませんが、ver1.5らしい臨場感を取り入れバランスがよく、USTらしい鳴りだと思います。
やっぱり、そんな感じの鳴り方の版になってるんですね。
>私からするとver2.0はあまりUSTらしくなかったですw
ああ、確かにw
私は初めて買ったのが1.5で、「あれ?イヤホン付けてるよな?」「周りの人に丸聞こえ?;」と感じるような音の広がり感が印象的だったので、2.0を聞いた時は何か物足りないような感じがしました。
2.0は音の広がりがカッチリしてるような感じですが、その範囲で表情豊かに、上品な音の広がりで鳴る印象でこっちも凄く気に入っています。
>かんたさん
>隣町から音が聞こえてきたりしますからねw
隣町からですか?
>屋外で静かで広い場所とかで聞くと心地よくトリップできます。
良く解ります。
他のイヤホンでも外で聞くと気持ち良いんですが、環境と私の印象での「イヤホンでの聞こえ方」にギャップを感じる所為か、USTの印象をより強く、より気持ち良く感じます。
3.0の登場で1.5と2.0は廃版、Ver表記でのラインナップが無くなって3.0が「UST Earphone」を代表するようになったようですが、1.5/2.0が無くなるのは一寸寂しい気がします。
新版を注文したので到着するのが楽しみです。
>1.5/2.0が無くなるのは一寸寂しい気がします。
そうですね~、私もそう思います。
インプレでも書いてますが、どれが良いとも言えず、それぞれ良さがありますからね。
ver2.0は音場が明確で、カッチリとも言えるかもしれません。
ver2.0は一般的なヘッドフォン的な音場で、私はこんな音場ならUSTである必要性は無いのでは?と思っていたものです。
ver3.0はかなりver1.5寄りでver2.0的な音場を残したような感じですね。
私のイヤホンの経緯は、ver1.4購入⇒ver1.4をver2.0へ変更⇒ver1.4のほうが好きだったのでver1.5を購入⇒ver2.0をver3.0へ変更
現在はver1.5とver3.0を所有しています。
ver2.0は個人的にはいらないかな、と。
ヘッドフォンはver1.5(900)とver3.0×2(900&313)を所有しています。
USTのver違いは微妙な差ですが結構使い分けできるものです。
ver1.5と2.0は貴重ですし、手元に置いておくのが正解かもしれませんね。
ver2.0残しておけば良かったかなぁ・・・と思う時がたまにありますw
>ver2.0は一般的なヘッドフォン的な音場で、私はこんな音場ならUSTである必要性は無いのでは?と思っていたものです。
私の場合は「UST」としては「まぁ、有りかな?」と感じました。
私もver2.0はヘッドフォン的に感じますが、まみそさんはUSTも含めた様々なヘッドフォンを御持ちで比較対照がヘッドフォンに、私はヘッドフォンはDVD等を見る為に一個持ってるだけで比較対照がイヤフォンに、それぞれ重きを置いてしまう為、ver2.0を眺める立ち位置が正反対に為るのかなという気がします。
自分に似た個性より、より違う個性に触れた時の方が印象深いでしょうし。
それでも、もし知人に「USTを聴かせて欲しい」と言われたら、迷う事無くver1.5を聴かせるでしょうねw
>ver3.0はかなりver1.5寄りでver2.0的な音場を残したような感じですね。
私の場合、ver1.5購入 ⇒ 前のレスで触れた鮮烈な印象に驚くが不満もチラホラ ⇒ ver3.0購入 ⇒ 一寸寂しい感じが… でも不満点が解消されて、上品で音色が豊かでこれも良いなぁ ⇒ あ、UST統合されてる。折衷的な音色なんだろうな… ポチットナ ⇒ ワクワク ←イマココ と言った経緯ですので、お話を聞いているとver3.0に落ち着きそうな気がします。
>ver2.0残しておけば良かったかなぁ・・・と思う時がたまにありますw
ver2.0は個人的には要らないんじゃなかったんですか?w
その気持ちは解ります。上でver3.0に落ち着きそうと書きましたが、もし実際にそうなっても他のverを売る気は無いでしょう。多分。
これはもう、ファン心理なんでしょうね。
「そういえば、3本とも買わなかったらTriple.fi 10 Pro買えたなぁ」と思う時も有りますが、余り深く考えない事にしています。
ヘッドフォンですが、私とUSTは相性が良いみたいですし買ってガッカリする事はないでしょうが、現状、ヘッドフォンと縁が無いと言う事も有りますし値段も値段ですから、一寸手が出し難いですね。一度は聴いてみたいものです。USTヘッドフォン購入は今の所将来の夢ですね。
>ヘッドフォンはver1.5(900)とver3.0×2(900&313)を所有しています。
素直に羨ましいです…。
長々と失礼しました。
隣町から聞こえる。はい、遠くのビルの向こう側から聞こえてくるような錯覚に陥ることがあります。凄い遠くから自然と音が出てきて段々大きくなってくる。この感じですね。他のイヤホンに興味がないのもこの別格ともいえる音場表現と、生音とは違うけど自然すぎるくらい自然な音色に虜だからだと自負してます。イヤホンは本当に敵なしだと思いますね。10PRO聞いてないけど、感動したいなぁw UST以降、感動することが極端に減りましたからね。ただ、ヘッドホンの313は絶対王者ではないです。私自身、使い分けしてますし、オールジャンルで一台選ぶなら313ですが、各ジャンルでみると素晴らしいヘッドホンいっぱいありますからね。クラシックはSTAX。JAZZはベイヤーみたいな感じで。まぁ、313は何聞いてもトップクラスと遜色ないですけど。
ヘッドホンの事は良く解りませんが、HD25は試聴した事が有ります。とても力感のある音で確かにロックに合いそうです。
QuietComfort3は聴いた事が有りませんが、かなりの静粛性が得られるそうですね。
今日ちょっと出かけてきて、triple.fi 10 pro、MDR-EX700、ER-4P、などを聴く事が出来たのですが、今の私に一番印象深かったのはER-4Pでした。USTに申し訳なくて一寸聞いたのを後悔するぐらいに。ER-4Sとはちょっと性格が違うそうですね。
>遠くのビルの向こう側から聞こえてくるような錯覚に陥ることがあります。
そういう事でしたか。私は元気な音楽を聞く事が多い所為か同じような経験は有りませんが、音楽の音を環境音と錯覚する事は有りました。「原音再生」の様な言葉のイメージとは違うような気もしますが、自然にフワリと音が入ってきますよね。仰るように、他のイヤホンでは余り経験出来ない感じだと思います。
>10PRO聞いてないけど、感動したいなぁw
私はER-4Pに感動しました。USTと僅差程度にw
子供の頃から、どんな音がするのかと憧れていたSTAXも最近聴く事が出来ました。あれは…、高級なスピーカーで聴いていると言うか…、音に隙間が無くて潤っていると言うか…。聴いた後ちょっと呆気に取られる感じでした。
>313は何聞いてもトップクラスと遜色ないですけど。
一度は聴いてみたいです。48,000円かぁ…
自転車に乗りながらUSTイヤホンを使って音楽を聞いていました。前方で信号が赤になったので停車。自分の右側2メートルぐらい離れた位置に同じく自転車に乗ったおじさんが停車していました。
丁度おじさんの位置あたり(右側)から微小な音が聞こえてきていて、おじさんが聞いている音楽の音が漏れてかすかにこっちに聞こえているんだろう、と当たり前のように思っていました。
そして信号が青になり発車、おじさんとも離れたのですが、ここで違和感に気づきました。先ほど右側からかすかに聞こえていた音がまだ鳴っているのです。なんと自分の聞いている音楽に含まれている音でした。
外の音と勘違い、右側2メートル離れた位置が音の発信源だと勘違いしてしまう音場感、そしてこんな細かな音まで再生していたのかと驚いたものです。
このような経験があるので、是非開放型のUSTヘッドフォンを作って欲しいなぁ、と密かに願っています。
>是非開放型のUSTヘッドフォンを作って欲しいなぁ、と密かに願っています。
USTイヤフォンの場合、柔らかい音のせいか、人や車の通りが多い多い所だと音が変わり易く感じる事が多いので、私の場合、耳栓型のUSTがあればなぁとよく思います。
そこで、UST独特な音は望めないでしょうが、面白そうなので、音場が広いと噂のDTX50を買ってきました。聴いてみるのが楽しみです。
verが同じならば鳴り方も同じです。
313と900USTの違いはインプレの『313 or 900UST~HiFiとアナログ~』に書いた通りですね。
単純に性能が違います。
313のほうが解像度が高いし帯域も広いですから、900USTにすることで性能面の不満を感じる可能性があります。しかし、900には900の良さがあると私は思います。
313だけあれば十分だと思いますよ。ハッキリ言ってほとんど一緒ですし。
①313ver3.0/90%
②W5000/7%
③900ver1.5/2.5%
④e9/0.25%
⑤900ver3.0/0.25%
といった使用率です。
9割は①を使います。
理由は一番心地良く聞きやすいから。
USTでダイレクト感が欲しい時は③。
ver1.5は感覚的にダイレクトに脳で聞く感じがあるので興奮度は高いですw
私は基本的にヘッドフォンの使い分けはしませんから、UST一本あれば十分だったりします。
自分の好きな音で聞くのがベストってタイプなので、音の要となるヘッドフォンは固定、アンプを使い分けるというスタイルですね。
他のは気分次第でたま~に聞きたくなった時に使うだけです。
W5000は音場を除く音質のチェッカーとしてちょくちょく使います。
④⑤はほぼ使わないですね。
3ヶ月に一回とかそんなレベルです。
「そんなの売っちゃえよ!」と言われるかもしれませんが、こんなレベルの使用頻度でも必要なんですよ、たまに聞きたいから。
HD25も全然使ってなかったので売ったのですが、年に数回聞きたくなるので、近々再購入予定です。
パッドが布になったことによる変化を聞きたいので。ケーブルを変える事前提に購入するようでしたら。フ〇ヤがBlack Dragon取り扱うまで待った方がいいかもしれません。近いうちに取り扱うと思います(極秘情報によると)。BlueとSilverだったら個人的にはBlueをオススメします。Silverの方が、高域は華やかだけど大人しく、低域は締まっているけど量感が少なくなり、音場が広がりオールマイティに聞けますがHD25らしさが薄れるような気がします。BlueだとHD25らしさが爆発します。高域のナイフの切れ味、低域は出すぎってくらい出ます。モコモコではなく適度に締まっていてメタルには最適です。BlackはBlueより更に低域が深く沈みこみ、音場も広がるようです(聞いたことがないので定かではないですが)。
全然知りませんでした。
見た目は同じに見えますもんね~。
ブラックは興味あります。
と言うか、せっかくなのでシルバー、ブルー、ブラック全部買って比較しましょうか。
でもこんな無駄なことしてるとアレグロが全然買えないなぁw
価格は21000円となっていたので、ベースモデルが変更された事を期待しましたが、MDR-E931のままのようです。
今までのバージョンでは、独特の広い音場感と解像感のトレードオフと言った感の有る調整具合で、特別どのバージョンが頭一つ飛び抜けているといった印象はありませんでしたが、値上げしている点を見ると、調整の範囲を出て新しい変更が加わったのでしょうか?
注文した身なので、到着が楽しみです。
新しいverは今までのUSTとは方向性が少しずれてきます。
ベースはUSTですが、おそらくUSTらしさは減少していると感じると思います。
USTに欠けていた部分、強みであると同時に弱点でもあった部分を補完したのが今回のverですので、今までのUSTとの使い分けが可能ですよ。
>調整の範囲を出て新しい変更が加わったのでしょうか?
そーですね。
今回は調整の範囲を超えた改良?です。
到着しましたら是非感想聞かせてください。
以前は相談にのっていただきありがとうございました!
それでこの前313を購入しました。装着感向上のためW1000のパットを入手したんですがこれマジで入るんですか?(笑)
僕が不器用なだけなのかな~。。。
パッドですが、W1000だけでなくW5000のも使えますよ。
つけるコツとしては、パッドの内側に指を入れて、ひっかかる部分を指で広げながらひっかけていくとやりやすいです。
元々ついてるパッドは装着感いまいちなので是非頑張って付け替えてみてください。
W5000などについてる皮のパッドだともっと装着感いいですよ、ピトっとして。
313を初めて聴いた時の印象は、何これ安っぽい音だな~って感じでしたが、エージングが進むにつれて全ての音が心地良く、美音になっていきました。
最近ではヘッドホン付けたまま寝てしまうこともあります^^;
ミューズケーブルと合わせて本当に買って良かったと思います!
まみそさんありがとうございました!!!
USTと同じ特徴を持っているのでUSTとの相性抜群なのは勿論、Museを使った状態で他のヘッドフォンを使うと他のヘッドフォンにUST組み込んだみたいな音になるので面白いですよ。
RS-1とMuseの組み合わせはオススメです。
USTヘッドフォンは特に音場感と定位感が環境によって大きく変わってくるので、いろいろ弄ってみるのも一興です。デッド系アイテム使うとUSTがゴミ音場に変貌するのは体験してみる価値ありですw
313に合うアンプ探してるんですけどやはり真空管が良いんですかね?
今日、真空管ではないですがグラストーンのアンプHPA-20のデモ機が届きました。
聴いた感想として、313に合うかは正直微妙でした^^;
求めてるのはひたすら女性Vo特化です(笑)
何か情報ありましたらお願いします<(_ _)>
KOTOKO好きの私は、声の成分が空間いっぱいに満ち溢れることで女性Voを堪能できます。
その時に、とにかく広い空間いっぱいに声が満ち響いたほうが気持ちがいいので、音場を広くすることと、響き成分をふんだんに引き出すこと、特にこの二つが重要だと考えます。
あと、高域が重要ですよね~。
突き抜けるような、気持ちよく伸びきる高域ってのも重要です。
今の私の環境だと低域寄りすぎて高域が弱いのが・・・改善したいところです。
現状のシステムはそのままで、足場で調整してみてはどうでしょう?
厚めの木製ボード+インシュで、響き豊かで厚みのある音になり313の良さを引き出せます。
インシュは有機的な要素をVoに付加させるとなると、アコリバの水晶インシュか、D-PROP、ダイナミズムの強い音の流れを生み出したい場合はローゼンクランツですかね。
高域の質を重視するなら、軽やかでクリアーな方向にしたほうがいいのですがw
313と真空管って特別相性がいいってわけでもないので、あんまりオススメできないんですよねw
悪くもないですが、RS-1のほうが遥かに真空管アンプとの相性がいいです。
RS-1はスカスカ感を補えるという意味で相性がいいんですよね。
要はVoを聞くときにどの要素を重視するか、ですね。
分厚さとか密度感はないけど、高域が最高に気持ち良いセッティングでの女性Voってのもいいんですよね~。
難しいですね。
足場はまだ何もしてないんですよ^^;
>今の私の環境だと低域寄りすぎて高域が弱いのが・・・改善したいところです。
まみそさんの環境でもまだ改善する必要があるんですか?オーディオって奥が深い^^
僕が好きなのは、柴田淳、GARNET CROW、RURUTIA等を好んで聴くので、低域よりもどちらかというと中高域に重点を置きたいと思ってます。
まみそさん絶賛のD-PROPが非常に気になります。(コレ高いw)
まだ自分好みの音が十分に把握できてないので色々とこれから試していってみようかと思います!
と言うよりも、アンプは音の大部分を決めてしまう機器なので、導入して駄目だった場合のリスクが大きいですから、インシュのほうがリスクが少なくていいかな、と。
インシュは言ってもアクセなので微調整です。
また、使う場所によっても調整できますし、駄目でも他に使い道があるので安全?です。
アンプは可能なら試聴してから買いたいですよね。
D-PROPはバランス型で音場感に優れています。
機会があれば是非使ってみてください。
よしさんは私と好きな音が似ているみたいですね。
同じ嗜好を持った人の意見はとても役に立つものなので、今後も意見交換できたらと思います。
さて、USTヘッドフォンですが「USTって普通じゃないな」と感じていることと思います。
通常のヘッドフォンからUSTに換えたときの違和感、ありませんでしたか?
違和感は慣れで解決、そんな不可解さを忘れさせてくれる音、「なんだかよくわからないけどイイ音だからok」、それがUSTですw
>音の出だしが早くて音にエネルギーが乗ってる非常に優れたヘッドホンです。
この音の立ち上がりの速さを感じてもらえているのは嬉しいですね。
USTヘッドフォンは非常に音の立ち上がりが速く、それによってノリの良さを出せます。
私にとって、音楽を聞くときに音の立ち上がりの速さがいかに重要かを痛感させられたヘッドフォンでもあります。
USTの音が気に入れば、次はMuseケーブルの導入をオススメします。
同じような音なので気に入ると思いますよ。
USTヘッドホンのケーブルは元のままですし。
USTらしさよりも、むしろ音のバランス、音質面の変化のほうが気になります。
私は同じA900のドライバで、ドライバ以外が違うUSTを所有しているのですが、面白いことに音が違うんですよね。
違いが出る原因として考えられるのが、コード、プラグ、ハウジング。
コードとプラグによる差が主だと思われます。
具体的に書くと、W1000のドライバをポイしてW1000の中にA900のドライバを移植してUST化しているのですが、これだと通常のA900USTより若干低域寄りにシフトし、高域の刺激感が減少します。とは言っても本当に極小の違いなのでほとんどわかりませんが、この差がケーブル、プラグによる影響だと思います。
ちなみにクオリティー的には差があるとは感じませんでした。
勿論線材によってはもっと違いが出るとは思いますが。
もしリケーブルするのであれば、銀線ではなく銅線を使うことで低域寄りにシフトするようにすると、より安定感のある重厚なサウンドになってUSTのどっぷりとした心地良さが増すかもしれませんね。
元々の線材がそれなりなので、リケーブルは効果あると思いますよ。
確かに313は低域がもう少し出てくれればな~と感じていたので、銅線でそれを補完すれば良くなりそうです。
俄然やる気が出てきましたw
レスありがとうございました。
だとしたらお買い得ですね。
私はver1.5こそが最もUSTらしいと感じており、ヘッドホンもイヤホンもver1.5を所有しています。
私のUSTとの出会いの原点(正確にはver1.4ですが)の音としてずっと手元に置いておきたいと思ってます。
しかし、「313ver3.0」と「A900USTver1.5」は結構違います。A900のほうが面白いと感じました。313のほうが普通のヘッドホンに近いと感じます。313のほうが音が薄いというか音圧も弱いですね。
これ・・・意外だなぁ~。A900より313のほうが性能が良いと聞いていたのですが、逆に感じました。何これ・・・(汗)。良く考えてみると、元のドライバーユニットはA900のほうが高価・・・と同時に後発機種のもの・・・なのじゃないのかなぁ?
EXH-313は48K、A900USTは52.5K・・・純粋にA900USTのほうが僅かですけど高価ですし・・・。元のドライバーはA900のほうが高性能だと私は感じた。実はこれ、私も313買う前にちょっと気になっていたのです。なんで313のほうが高性能なのか・・・と。値段も元の素材もA900USTのほうが高価そうだったから・・・。
ver1.5とver3.0の違い・・・というよりは元ドライバーの素情の違い・・・のような気がします。A900USTのほうが313より力感があって好きですね。解像度とか情報量はそんなに差は感じなかったです。
まみそさんの説明ですとA900のほうが音が荒く、313のほうが性能が良いという事なのですが、何を以て性能が良いと感じるかは人それぞれでしょう。『音が薄いほうが繊細な表現が可能で細部まで把握し易い』と考え、性能が良いとする人もいるでしょう。ある程度の濃さがないとダメな人もいるでしょうし・・・。313のほうがアクセサリーによる音変化が解り易いという事かも知れません。
今回、『現行のUSTヘッドホンには音の個体差はない』という事が分かったのは収穫でした。正直、加工精度を疑っていたのですが、問題はないと思います。
以前からこのブログを楽しく拝見させて頂いておりました。マサキと申します。
いきなり質問で失礼とは思いますがよろしくお願いします。
私もEXH-313を使っていて、最近アンプのm902に興味があります。この二つの相性などをご教示頂ければ幸いです。
はじめまして、まみそです。
難しい質問ですね。
相性が悪い、ということは無いです。
これは断言できます。
m902はオールマイティで何でも合います。
ひとつ懸念材料をあげるなら、m902は厚みが無く線の細いスッキリクリアータイプの音なので、線の細いタイプのヘッドホンと組み合わせると、好みによっては相性が悪いと感じる可能性もあります。
個人的にはアクセでカバーできる範囲内だと感じるので問題ないとは思いますが。
313をどうのような音で聞きたいのか、で変わってくると思うんですよね。
313の音場感、定位感は環境次第でコロコロ変わってしまうので、全体感の強い臨場感重視タイプで聞きたいのであれば真空管アンプのほうが合いますし、定位をビシっと定め、音像重視で聞きたいのであればm902は適していると言えます。
もしm902をDAC兼用で使うのであれば、m902に使うケーブルやインシュレーターでかなり音をいじれますので、面白いし調整もきいて楽しめると思いますよ。
m902は多機能で拡張性が高いので重宝すると思います。
値段は高いですがオススメです。
それはぜひひとつ入手しなければ!(UTSって結構怪しげだけど?可聴電波って?単に超音波を出してるだけじゃないの?オーディオインテルのサイトを見てもよくわかりませんでした。)
ダイナミック型はヘッドホンアンプからそろえなければなりませんが、何がいいですか。普通のアンプのジャックでもいい?
気になったのはロックライブの音がでるという下り、あのローファイの音がオーディオから出るようなことがあればたまったものではありません。いや歪とか過渡特性と周波数特性とか位相特性とか言ってる(それで音と音楽の感動があらわせると思っている)ぼくの頭や耳が古いのかもしれませんが。そういう特性はPAを使わない生音楽、クラシック専用なのかもしれないね。
ついでに、ロックで音のいい盤はなんでしょう。ロッククラシックは全部音が悪い。こないだ久しぶりに買ったロック盤ブリちゃんのブリトニーなんかきれいな音でガンガンなって好ましいですけど、でもまあ特性的にいえば、よくないんだろうなあ。
後、U900だけれど、ベース機ATH-A900jazzを試聴したのですが、中高域がカンカンして、ラッパもピアノも音にならず、愕然とした覚えがあります。USTにすると、激変するのですか?
星条旗マークがあったんで、オバマ万歳!って付け加えておきます。Yes We Can!(笑)
あとEXH-313は、STAXより上というよりは独特の鳴り方をする変わった機種との見方がいいです。性能に限ればSR-007AやATH-W5000の方が上のように感じます。また、ロックならGRADOのヘッドホンが相性良いと思います。圧力ある低音ならDENONのD7000なんかもいいかも。
SNAMAさん、はじめまして。
USTはオススメできるような品ではありませんw
もし購入するのであれば、お金を捨てるぐらいの特攻精神でもって挑んでください。
STAXの音が好きであれば、私はこれ以上の機種は無いと思います。
STAXの鳴りは、と言うより、コンデンサー型の鳴りはコンデンサー型でしか出せません。
コンデンサー型では出せないのが強い実体感、これがダイナミック型の強み、そしてこの実体感の強い音を出せる機種となるとedition9が頂点に君臨しています。
もしダイナミック型を購入するのであれば、edition9がSTAXと使い分けるという意味でも良さそうに思います。
YUINのOK1なるハイエンドイヤホンも試してみましたが、USTイヤホンには遠く及びません。
ポタ頂上対決としてedition8と勝負させてみたいですw
USTイヤホンずいぶん進化してるみたいですね。
私のほうは環境整備最終段階でいろいろ試しててUSTは長いことご無沙汰してます。
早く環境を完成させてUSTに戻りたいです。
やはり視聴もなしに突撃するのも、普段自分が聴く音楽にこのヘッドホンが適しているかも確認できないので怖いです。
そこでお願いなんですが以下の曲たちをEXH-313で聴いたときの、「心地よさ」「音場感」「情報量」などの感想が知りたいです。
自分勝手なことを押し付けて申し訳ないですが、暇なときで良いのでよろしくお願いします。
http://www.youtube.com/watch?v=ol787NjpBS4
http://www.youtube.com/watch?v=kxfydMKStuU
http://www.youtube.com/watch?v=Rsf2LoLk3SA
リンク先の曲聞いてみました。
この手の音楽はUSTと非常に相性がいいですね。
幻想的で音に包まれるような感じになります。
USTは鳴り方が特殊なので一度試聴してみたほうがいいように思います。
もしレンタル希望でしたらメールフォームよりご連絡ください。
相性良いですか。それを聞いてますます欲しくなってきました^^
>レンタルの件
今、DACやら色々と注文している状態なので、それらが届いてひと段落着いてからレンタルを希望するかもしれません。
そのときはよろしくお願いします。
はじめてメールさせていただきます。
海外在住で、こちらのブログを拝見し、EXH-313を取り寄せ、音楽を楽しんでいる者です(今年の3月購入/平均すると1時間/日くらいは使っています)。
EXH-313の音を好みの音へ変化させる可能性について、ご意見お伺いしたく、よろしくお願い致します。
私の環境は、マランツCDP SA-15S1→(RCA/デジタル(同軸・光))M902→EXH-313というもので、音の広がり、解像度は申し分なく、心地よい音を奏でてはくれますが、どうしても、音の線が細く、また、私の耳には低域へのレンジの広がりが欠けるのでピアノやフルオーケストラを聞いた時に、リアルな感じがなくもの足りなさを感じます。
何とかもう少し、線の太い、厚みのあるリアルな音にならないか思案しています。
HD650(ALOリケーブル)もこのブログを見て手元においていますので、こちらでその弱点を解消することは可能なのですが、USTの良さそのままで、何とかEXH-313を生かせないものかと思っています。
私が住んでいる国はあまりオーディオ熱が盛んでなく、日本のように物が豊富ではないため、仕事で一時帰国する際に何か効果のあるものを購入することは可能なのですが、ローゼン・クランツなどの高級RCAケーブル(現在はCDP同梱のものを使用)に変更することで、音の厚み、リアル感を向上させることは可能だと思われますか?
あるいは、好みにあった別のHPを購入したほうが効果的でしょうか?
アドバイスお願い致します。
環境が「SA-15S1→(RCA/デジタル(同軸・光))M902→EXH-313」ということで、どのような音が出ているのか想像できます。
音が細い原因はm902ですね。
m902は音が細くクリアーでシャープな音をベースとしており、この影響で低域も引き締まり聴覚上の量感は少なめになります。
私は散々m902で試しましたが、何をしてもm902を使う限り細い音になるのは間違いありません。
m902を今後も使っていくのであれば、313とは別のヘッドフォンの購入をお薦めします。
例えばD7000、m902との相性も良く、低域も出ます。
313を使って狙いの方向へ持っていくのであれば、厚めの音が出るDAcと真空管アンプなどを合わせれば、313らしさを損なわずに豊かな音になります。
費用対効果を考えればD7000の購入をお薦めしたいですね。
早速のアドバイスありがとうございました。
今回の件で、やはり環境も含めたバランスが重要であることを学んだような気がします。
CDP,アンプそれぞれ定評があっても組み合せによって得られるものが異なるということですね。
313らしさを損なわずに豊かな音が狙えるDACと真空管アンプのソリューションには大変興味が湧くものの、海外という電源環境のことも考えると、他のHPの購入が現実的になります。次回日本帰国時にはお薦めのD7000を中心に、HD800やE8なども視聴してみたいと思います。
ヘッドホン道入門者ですが、今後ともよろしくお願いします。
YUINのOK1なるハイエンドイヤホンも試してみましたが、USTイヤホンには遠く及びません。
ポタ頂上対決としてedition8と勝負させてみたいですw
USTイヤホンずいぶん進化してますね。
USTは私のオーディオ観の根源。
オーディオとは音質ではなく音楽性だと教えてくれたイヤホンでありヘッドホン。
そーいった意味では本当にUSTは頂点に君臨するクオリティーを持っていると今でも思います。
DACとヘッドホンアンプにMuse ACを使い、Museケーブルで接続し、EXH-313で聞いているからか、これでもかってくらいオーディオインテルの音がします。
さらさらトロトロな音色、音場は広く浮遊感があります。
それでいて臨場感にも優れています。
以前の私のシステムではサ行がきついっていう欠点がつきまとっていましたが、今はまったくきつくないです。
ていうかちょっと刺激が無さ過ぎるような。
とろ~んとしすぎです。
すっきりしたいので、壁コンをAC-SILVER1に変えようかなとか考え中。
予備のXXXは売却決定です。
柔らかく甘い音に、クリアーさと緻密さが増し、高音が繊細で伸びるようになりました。
音場感も、より立体的に広くなった気がします。
かなりバランス良くなりました。
K501では、聞き疲れがなく、音が良く抜けるので、気軽に音楽を楽しみたい時に最適です。
EXH-313では、K501より細かいニュアンスや、立体感、音楽性の高さが際立って良く感じられます。
もっと環境を良くして、更に良い音で鳴らしてやりたくなります。
ですが、ちょっとオーディオ投資を制限しなくてはいけなくなりそうなので、しばらく環境整備は休止になるかもしれません。まだはっきりとは言えませんが。
とりあえず、PS1000だけは、入手しますが、その後の予定は白紙に戻します。
まみそさんは、半年以内にはヘッドホン環境完成しそうだけど、私は再来年末完成ぐらいを目標にがんばりますw
トラポにZuは良い選択ですね!
ひとまず形になったといったところでしょうか。
マイペースで環境を整え、時がきたらW5000を是非使ってみてください。
コスパで見てもW5000は抜群に高いです。
個人的にはPS1000で20万使うなら、それを環境投資にまわしたほうが幸せになれると思います。
20万あれば電源タップ、ナイアガラJr買えますからね。
まだ手に入れてませんのでおそらくですが。
試聴した時、これだ!と思いましたもの。
なので、PS1000が手元にないと環境整備のやりがいがないわけです。
W5000も購入しますが、多分PS1000が一番好きだと思います。
答えは簡単で、私が開放型が好きだからです。
音が抜けてくれないと、どうも疲れてしまうんです。
EXH-313であっても。
オーテクからATH-AD7000とか出ないですかねw
コメントありがとうございます。
USTの独特の心地良さ、スーっと音楽に溶け込んでいくかのような感覚。
USTは音楽と直に向き合えるヘッドホンだと思います。
さて、verについてですが、ハウジングにverが彫り込まれていないでしょうか。
何も書かれていなければおそらく現行ver(ver3.0)です。
もしver2.0であれば、現在の最新verに変更してもらうのが良いと思います。
>これでW5000とお別れする決心がつきました
W5000とお別れするのは勿体ないです。もうお別れ済みなのでしょうか?まみそさんでさえ、USTヘッドホンは売却済みでW5000を手元に残しています。考え直した方が良いです。私もW5000は愛用しています。
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久々にまみそぶろぐに来ました。今年は大不況で散々でした。来年も駄目そうですね。あと何年続くのやら・・・。ゾーイーさんやビューティさんも出てきてないところを見ると、やはり不況が深刻なのですね。民主党の経済政策は大丈夫なのでしょうか?
最近PSP-3000を買い、サイレントヒルゼロをやっておりました。PS3は目当てのタイトルが発売中止になったので買っていません。携帯ゲーム機というと低く見ていたのですが、据え置き型のPS2と比べて遜色ない性能ですね。これにはビックリです。
最近、EXH-313を買いました。結論から言うと「買ってよかった」です。
中音、特にボーカルの帯域は最高でした。
残響音が多く、刺激をとことん抑えた、滑らかな音。
私が昔から求めていた音だったんですよ。あまりにも「理想の音」だったので、
逆にびっくりしました。
現在の環境は、「ノートPC」と「CARAT-TOPAZ」をUSB接続。
「TOPAZ」をDACとして使い、これとRCA接続した
「HD53N」でヘッドホンを駆動しています。
ヘッドホンはバランス型3台(AH-D7000・HP-DX1000・HP-53FB)
シングル型が1台(ATH-W1000X)。
EXH-313が加わったことで、あらゆる音源に、
ある程度対応できる状況になりました。
ノートPCは変えるつもりがないので、DACをレベルアップさせたいなぁ。
USB特化のQB-9が欲しいと思う今日この頃です。
そう言えば、EXH-313のバージョンについて。気になっていたので、
注文時に質問したところ
「バージョンを設けることは止めた」と安藤氏から返信がありました。
しかし、改良は日々続けているようです。
満足いく音だったようで良かったですね!
EXH-313そのものは結構値が張りますが、
このヘッドホンは、例えばPCに直接とか、ipodに直接とか、
その程度でも十分持ち味を発揮してくれるので、トータルで見ると、
安価に良さを引き出せるヘッドホンと言えるかもしれません。
例えばW5000などを使って、もっと高音質でEXH-313みたいな音を作ろうと思っても、どれだけお金をかけても実現できないのを私は体験していますから、今のその感性、その感覚、その心地よさ、楽しさが音楽なのだと思うことが大事だと思います。
そもそも音に意識がいっている時点で音楽からズレてますからね。
その点、EXH-313はとても音楽を楽しく聞かせてくれるヘッドホンです。
安藤さんから開放型にすることで低域の欠点を解消することができた、というような話も聞いたことがあります。
改良を続け、また新しい機種が出るかもしれませんね。
いずれにせよ謎の技術です。
さて、USTなるもの、全然理解していないのですが(インテルさんのHPを読んでも不明)、可聴電波とはなんでしょ?
電波であるなら、磁界と電圧から生み出されるので、オルゴールでは、磁界も電圧もありませんよね?ALL機械です。私はオルフェスでお馴染みの会社に居ましたからオルフェすも聞いていますが、電波は感じませんね。。。。オルゴールではありませんが、研究・開発でしたから、可聴電波なるもの、言いだしっぺであれば、ぜひ説明頂きたいです。納得行けば、インテルさんに顔を出すかもしれません。
分析脳を離れて、と書かれていますが、しっかりした理論無しで、商品として売ってしまうのは、結果良い品でもオカルトと言われても仕方ない面ってあると思います。
一方で、FIDELIXのSH-20Kは大変納得出来ましたよ。半導体のホワイトノイズを付加するのですから。あれはインテルさんで試聴5分、即注文でしたw
可聴電波については、説を唱えている本人に聞くのが一番でしょうね。
私にもサッパリ理屈は理解できません。
個人的に思うのは、理解を得るための活動にもっと力を入れてもいいのではないかというところです。
今のままではオカルトモノでしかありませんからね。
インテルさんの製品に共通する方向性は、情報量を多く引き出すことなので、USTもその点を考えての製品なのだと思います。
今も尚UST技術は進化し続けているようなので、研究を進めて誰もが理解できる理論を公表してほしいものです。
数日前から、ここを拝見させてもらっていました。
実は10年ほど前に、英語耳を作る「マジック・リスニング」というのに付属のヘッドホンを使っていた事があり、同じオーディオテクニカ製のをいろいろ探しているうちに、USTというのを組み込んだ物があることを知り、ここに辿り着きました。
その過程で、傳田聴覚研究所の教材の中に、EXH-313でもA900USTでもない、USTを組み込んだトレーニング用のヘッドホンがあることも知りました。
でも結局、他のメーカーの普通のも含めてまだ迷っているんですが、今は、USTのイヤホンにしようかな?と思い始めています。
そこでお聞きしたいのですが、USTのイヤホンは現在、4種類発売されていますが、どれがおすすめでしょうか?
皆さんの書き込みも読みましたが、type.x とtype.sに加え、それぞれに、13.5mmのMDR-E930LPベースのと、16mmのMDR-E931LPベースのがあり、どれがいいのかさっぱり分かりません。
耳に合う合わないは別として、音としてどれがおすすめでしょうか?
アドバイスして頂けると助かります。
よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
私のUSTイヤホンもまだまだ現役で、ipodに繋いで使っております。
さて、このUST技術ですが、今も日々改善が進んでいるようで、現行品が最も音が良いはずです。
私の所有しているものは、今の製品と比べると違った音なのかもしれません。
.sは廉価版となっているので、.xのほうが良いように思いますが、.sを聞いたことが無いのでどう違うのかはわかりません。
といった感じで、昔と今では音が変わってきているようなので、実際のところどうなのかは不明で、お役に立てず申し訳ありません。
もし購入されるのであれば、今売っている.xがベストだと思われます。
.xと.sについては、アドバイス通り.xにしようと思います。的確なアドバイスありがとうございました。
MDR-E930LPとMDR-E931LPの大きさの違いについては、残念ながらこれらの製品は気軽に試聴できるようにはなっていなかったのですが、似たような大きさので試してみました。
似たような大きさのを試した感じと、パッケージに入った製品を見た感じでは、16mmのMDR-E931LPでも大丈夫そうです。
ということで、音質に差はないというアドバイスをいただきましたので、MDR-E931LPベースの.xバージョンにしようと思います。
あと、環境について書いていませんでしたね。すみません。
昔は最低限のオーディオ製品は揃っていたのですが、今はラジカセ(ラジMD?)や、ポータブルオーディオや、パソコンくらいしかありません。
予定では、主に自宅でパソコンにつないで使う予定でしたが、もしかしたら外でも使うかもしれないという状況です。
でも、直接でも大丈夫なのかも知れませんが、気分的に何かつけようと思い、DenDACを注文しました。
購入したら、また感想など書こうと思います。
ヘッドホン、イヤホン、アンプ、ヘッドホンケーブル大放出!ヘッドホンを売るのはコレが最後になりそうです。興味のある機種などありましたらお気軽にご連絡ください。よろしくです。
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PROline2500
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