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スピーカー、ヘッドホンとオーディオアクセサリーのレビューをメインとしたオーディオブログ。感じ取れ音楽!
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★導入履歴

ローゼンクランツのケーブルはケーブル単体ではなく全体で判断し評価する必要がある。
ローゼンクランツのケーブルを導入する度にどのように音が変化していくのか。
①から順番にレビューを読んでいくことで変化の様子を感じて戴きたい。

AC-RL(Maximum)Type33 : PCトランスポートへ接続

AC-DA(Maximum)Type36 : DAコンバータへ接続

AC-RL(Maximum)Type33 : ヘッドフォンアンプへ接続

NIAGARA Jr.Ⅳ : 電源タップ

DIG-Kaiser Sound/3 : デジタルケーブル

AC-RL(Maximum)Type32 : 電源タップへ接続

MessageⅡ : アナログケーブル

AC-Music Conductor Type35 : CDトランスポートで比較試聴

ローゼンクランツケーブル総合


★AC-RL(Maximum)Type32

s-PICT0163.jpg電源ケーブル最後の砦はタップ用電源ケーブルAC-RL(Maximum)Type32。
これにて電源環境のローゼンクランツ化は完結である。

電源タップ用電源ケーブル。
それは全ての機器へ電気を供給する大元、根源、源。
その影響は全てへ、その効果は全てへ。

この時点ではまだアナログケーブルがローゼンクランツではないが、それ以外は全てローゼンクランツケーブルとなっている。
Type32の導入によって、「更にリズム感が良くなった」、「躍動感が出た」、「熱っぽくなった」といったローゼンクランツの特徴の強化よりも、それ以上に音が持っている力、潜在的エネルギー感の強化が最も印象的であった。
人を見た瞬間に「エネルギッシュな人だな」と感じた経験はあるだろうか。
その感覚に近く、音がエネルギーに満ち溢れ、音がオーラを纏いエネルギーを発散している。

美しい音は美しく、汚い音は汚く。
柔らかい音は柔らかく、硬い音は硬く。
優しい音は優しく、激しい音は激しく。
端整な音は端整に、歪んだ音は歪んで。

あらゆる音をあるがままに引き出せるローゼンクランツの素性が、ようやく完成の域に近づいているのを感じる。
オーディオにおいて、前者のような綺麗、心地良い、整った音というのは簡単に作ることができる。
しかし、後者のような一見マイナス要素に思えるような音を、高い次元で形とできているメーカーは数少ない。

心地良い音、クリアーなサウンド、綺麗な音を目指しているのでは絶対的に到達できない音。
憎悪、狂気、苦悩、恐怖、怒り、悲しみ、といった「負の感情表現」が秀逸である。
それはVoや楽器全てで言えること。
味付けを排除した音が生み出す極限の生々しいサウンドだ。

私の知る限り、ローゼンクランツの音は感情の宿った音の頂点に君臨し、他を寄せ付けない。

s-PICT0161.jpg最初に述べたエネルギー感の強さ。
これだけのエネルギー感はおそらく膨大な情報量によるものだろう。
全てが音に埋め尽くされているような分厚いサウンド、私が幼少期に聞いていたアナログレコードの音を思わせる。
この音を表現するならば、次のような言葉がしっくりくる・・・「押し寄せてくる大波」。
まるで大きな波が押し寄せてくるように音楽が向かってくる。
密で質量を伴ったエネルギーを秘めた音の波である。

低く重い低域から突き抜け伸びる高域まで余裕を持って鳴らすレンジの広さを持ちながら、そのレンジの広さを意識させない音のまとまりを備えている。
定位感に優れており、音をしっかりとコントロールできている証拠だろう。
ワイドレンジになると、どこか安心感のない心許ない音になることがある。
その点、ローゼンクランツの音は地に足のついた安定感あるどっしりした音をしている。

難点をあげるならば、あまりに全ての音がありのままに出すぎること。
人によってはもう少し綺麗な部分だけチョイスしたサウンドがいい・・・と感じるかもしれない。
そのような場合には、インシュレーター等でバランスを整える必要があるだろう。


★まとめ

"パワフル"という力技的なイメージではなく、潜在的に持っているエネルギー感が飛躍的に向上したこと。
また、ほぼ全てローゼンクランツケーブルで支配されたことによる色づけの排除、それによる生々しい音。
同様の理由から、「負の感情表現」が劇的に向上し、加えて相対的に正の感情表現が際立ち、よりダイナミックな幅広い感情表現が可能となっている。
音質ではなく、演奏や声の表現の幅が広いといった意味での「感情スケール」の大きい魂を揺さぶるサウンドだ。
ローゼンクランツのタップとタップ用電源ケーブルは二つでひとつ。
セットで導入するのが良さそうだ。

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