★ヘッドホン解体新書
ずいぶんと針小棒大なタイトルをつけたものだ。
そう思われるかもしれないが、今回の記事はヘッドホン界にとって革新的な内容だと個人的には感じている。
ヘッドホンの音を決めているのは何なのだろう?
すぐに思いつくのは、ドライバーユニット、ケーブル、ハウジング、プラグ・・・
「パーツの材質で音が決まる」
この考え方が一般的だろう。
これは紛れも無い事実。
しかし、これ以上突っ込んで音をコントロールしようとしている人は皆無に等しい。
線材で言えば、銅線だから、銀線だからこんな音。
ハウジングで言えば、アルミだから、チタンだから、桜だから、黒檀だからこんな音。
材質から音を決め、それ以上は・・・ない。
大衆をターゲットにして製品を作る必要のあるメーカー側は、音質と同等以上に"売れる商品"を意識しなければならない。
そのため、音質を最優先で考えることをある程度妥協せざる得ないだろう。
軽くて、細くて、使い勝手のよいケーブル。
利便性を最重視するのは、メーカーとして適切な判断でありベストな選択だと思う。
しかし、ハイエンドと言われる高額な機種に関しては話は別だろう。
ハイエンド機は、多額のコストを投入し、より良い音質をコンセプトに開発を進めているはずだ。
そんな時に、ケーブルを軽く見てしまうことは妥協以外の何ものでもない。
ユニットに関しては、様々な技術、アイデアがつぎ込まれ、各メーカー個性的な構造を有している。
それに比べてケーブルはどうだろう?
ただケーブルを繋いだだけ、本当にそれだけなのが現状だ。
だがしかし、昨今そんな状況も少しずつ変わりつつある。
利便性を犠牲にしてまでも太いケーブルのヘッドホンが出てきたり、線材の材質にこだわったヘッドホンも増えてきている。
とは言っても、まだまだ甘い、甘いのだ。
線材によるキャラクターとは別に、ケーブルの構造による音質のコントロールが全く出来ていない。
これは音ではなく"音楽"としての完成度を決める部分。
私からすれば最も大事な部分。
音を変えるのではない、"音楽性"を高めなければ音楽として成立しない。
★音と音質と音楽性
ここで少し補足説明しておかなければならないことがある。
音と音質と音楽性の相互関係である。
音とは、高い音、低い音、太い音、細い音、綺麗な音、汚い音、つまり音を要素として部分的に抽出したのが音であり、キャラクターを決定付ける要素、キャラクターそのものと言ってもいいだろう。
音質とは、もっと大きな枠組み、要素の集合体、性能を含めた音の質。
一般的な音質の定義で問題ない。
数学的に言えば、「音質⊃音」と表すのが適切だろうか。
音楽、音楽性とは、奏者の想い、感情、何を伝えたいのかを指す。
音楽性というのは、音楽が誕生したその時に同時に生まれる唯一無二なもの。
ラジカセで聞こうが、ハイエンドシステムで聞こうが、そこには同じ音楽性が存在する。
問題なのは、その再生側の機器が本来ソフトが持つ音楽性を再現できるか否か。
音楽を再現できるのであれば、ラジカセであっても音楽性は高いと言える。
オーディオファンであれば重々理解していることだとは思うが、音質を向上させれば同時に音楽性も高くなっていく。
高性能であれば音質が良くなり、それによって音楽性も引き出しやすくなる。
貝崎氏の言葉を借りるなら、「素人と筆の達人」がそのまま音楽性に当てはまる。
「音楽性の高い音楽 = 達人」、「音楽性の低い音楽 = 素人」、「筆(ペン) = 性能」。
達人は、高級な筆であろうが安物のペンであろうが綺麗な字が書ける。
言い換えれば、音楽性の高い音楽であれば、ラジカセであろうがハイエンドシステムであろうが素晴らしいと感じられる音楽がスピーカーから出てくるわけだ。
音楽性の高い音楽があるのを大前提として、それを引き出せる機器があれば、性能を高めるほどに音楽性も増していくだろう。
達人が優れた筆を使えば使うほどに達筆になるかのように。
当然、素人であっても、書きやすいペンを使えば字は綺麗になるだろう。
しかし、やはり大事なのは性能以上に元である音楽性であり、音楽性を引き出すための土台。
・音質が良くなれば音楽性も高くなる。
・音楽性が高くなっているということは音質も良くなっている。
・音質以上に重要なのは音楽性。
・なによりやってはいけないのは、音(のキャラクター)を見て判断してしまうこと。
以上の4つの項目から、音と音質と音楽性の相互関係を理解して戴けたらと思う。
外見上の音ではなく、音の本質、音楽性を見抜くことが大事。
オーディオ機器で言えば、その音楽性をどれだけ引き出せているかが大事。
★ケーブルの処理方法で音をコントロール
冒頭で述べたことの繰り返しになるが、ヘッドホンの音、音質を決めるパーツのひとつとして"ケーブル"という存在が少しずつ認知されるようになってきている。
それは、全てが音質のためとは言えないまでも、ケーブル着脱式のヘッドホンが存在すること、数々の交換ケーブルが市場に溢れていること、又はリケーブルを商売としているガレージメーカーが増えてきていること、個人でリケーブルする人が増えてきていることからも窺い知れる。
しかし、まだまだケーブルの存在、重要性は軽視されがちなのは事実。
ケーブルなどで音は変わらない。
このような考え方を持つ人が多いのが実態だろう。
しかし、私はあえてその未開の地を切り開くべく、更に一歩踏み込んで進んでみようと思う。
まず、ケーブルで音が変わるというのが大前提となる。
そのように考えている人にこそ読んで戴きたい。
ケーブルで音が変わる。
それは、正確に言えばケーブルの材質で音が変わる、ケーブルの構造で音が変わるということ。
線材を換える人はいても、ケーブルの処理を音への影響も考えながら実践している人は極少数だろう。
ケーブルをねじる、ケーブルにシールドをかけるといった処理を、正確な音への影響を把握して行えている人はどれだけいるのだろうか。
「ケーブルの長さで音は変わる」
「ケーブルのネットで音は変わる」
「ケーブルのねじり方で音は変わる」
このようなことは信じられないだろう。
昔の話になるが、知人がヘッドホンのケーブルを数センチ単位で短くしながらベストな音質だと感じられるケーブルの長さを見つけようとしていたことがあった。
私は「線材が同じなら長さなんか関係ない」「長さより線材の質のほうが大事」「長さを変えたところで音は変わらない」そのように思っていた。
しかし、当時の自分は愚かだったと痛感している。
「ケーブルの処理で音質をコントロールできる」
それを確かめるため、あえてケーブルの線材はそのままに、どれだけ音質を変えることができるのかを、ローゼンクランツの貝崎氏にご協力戴き実験してみた。
貝崎氏にとってヘッドホンという分野は全くと言っていいほど未知の領域。
果たして今まで培ってきた技術がヘッドホンで通用するのだろうか。
★ATH-W5000モディファイの経緯
ATH-W5000そのものは個人的に好きなヘッドホンで特に音質に不満はなかった。
しかし、バランスリケーブルすることによって、本来持っている音のキレ、躍動感、スピード感が減少してしまった点は残念に思っていた。
実は、当初ATH-W5000はモディファイする予定は全くなかった。
本来の目的はDENONのAH-D7000のリケーブル。
そのための比較資料として、ATH-W5000のようにして欲しいという想いで一緒に貝崎氏に送ったところ、「このATH-W5000は音楽の体を成していない」と厳しいお言葉を頂戴した。
私はこの時、「・・・やっぱり、そーだよな」と妙に納得し安心した。
キレキレで躍動感溢れる本来のATH-W5000の姿を取り戻せ!
そして、ヘッドホンのケーブルの謎を解き明かす、という目的を達成するため、あえて線材を変更せずにローゼンクランツの調整技術のみでどれだけ音質が改善するのかを試してみることになった。
★モディファイ内容
変更点を効果の大きい順に並べると以下の通りとなる。
①スピーカーユニットを360度ある角度の中で、時計でいう所の11時の位置(聴き手側に向かう様)に響きの方向性を揃える。
②4芯シールドのケーブルのXLRオス端子の結線を2番ホット、3番コールド、1番オープンに変更(元は編組が結線されている状態)。
音のアタックとタイミングを取るのが目的。
尚且つ滲みの無いクリアーサウンドを引き出す。
③振動対策用にRGBネットを左右の長さを変えてグルーブ感を演出。
Red,Green,Blackの3種類の色によって音色が多彩になる効果がある。
④元々使われているケーブルのまったりとした音質の短所を補う目的で音を締める為に左ねじりを施す。
⑤スピーカーユニットの加速度組み立てを施す。
ユニットを取り付けてあるネジ3個
フレームの取り付けネジ4個
ウッドハウジングキャビ取り付けネジ4個
ネジの響きの抜けで順番を考慮して配置組み換え。
尚且つ、ユニットに偏ったストレスが発生しないようにトルクコントロール調整。
⑥音楽の押し引きが絶妙になるようにケーブルの長さを調整。
⑦音楽のテンポやノリを良くする意味で捻りの始点と終点の位置決めをシュリンクチューブによって施す。
⑧ハウジングキャビ内部の白い吸音材の裏表と放射角度の方向性を左右管理。
⑨ハウジングキャビ外周のウレタンパッキンの裏表の方向性を是正して取り付け。
◆総評
・意外なことに、ケーブルの長さの調整が⑥番目であった。
・②番目になったXLRオス端子の結線は大事。
・RGBネットが③番目、信じ難いが効果大。
★インプレ
線材が同じなので音のキャラクターは変わらない。
それなら同じじゃないか、、、と言う人もいるだろう。
ローゼンクランツの真髄はリズム感のコントロールにあり。
まず大幅に改善されたのは予想通り「リズム感」。
この改善がいかに重要であるか、わかる人にはわかるはずである。
音の出だしの頭が見えるように・・・
節が出来てリズムが見えるように・・・
全てが良い方向へ歩を進め始める。
音が生き生きとし、音が楽しんでいるのが伝わってくるようになるのだ。
これは、言い換えれば奏者が楽しんで演奏しているということだろう。
躍動感溢れるサウンド、音のインパクトの瞬間に力が加わりガッ!っとくるサウンド。
ローゼンクランツのレビューで何度も言ってきた奏者のニュアンスの伝わり具合も向上。
音楽を聞いていて楽しい、その楽しさを存分に味わえる音。
音楽性を引き出すことができるようになっている証拠だ。
もうひとつ、様々な箇所で響きのコントロールをした効果だろうか。
音が綺麗に抜けるようになった。
音抜けがよく、音が綺麗に流れていく。
その影響からか、スケールの大きな鳴りっぷりとなった。
元々性能が高く生々しいサウンドを聞かせてくれるATH-W5000だが、リズム感の向上によりその特徴は更に磨きがかかって言葉では表現できない域に達している。
音質面でも向上し、そこにあるのはただ"音楽"それだけである。
惜しむらくは、ヘッドホンで鳴らすような音ではなくなってしまっていること。
ヘッドホンで鳴らすには勿体無い、そう思ってしまうほどに良い音。
この音はスピーカーで、部屋いっぱいで鳴らさなければ罪である。
★注意点
単純に線材を交換するだけでは、音のキャラクターが線材の持つキャラクターに変わるだけであって、音楽性の向上はあまり期待できない。
ローゼンクランツによるモディファイは音の変化ではなく「音楽性の向上」であって、一般的なリケーブルとは根本的に狙いが違うことに注意が必要だ。
変わるのは音楽性に直結するリズム感や音の抜け、流れといった部分。
音楽性を引き出せるのがローゼンクランツの技術。
"音楽"を聞きたい人にとっては「これを待っていた!」と言えるモディファイとなるだろう。
このモディファイを行うことによって、「何か違うな・・・」と感じる人も中にはいるだろう。
人の好みは千差万別であり、人の感性もまた同じ、何を基準に良い音とするのかもまた人によって様々である。
音によって判断するのであれば、悪化したと感じるケースも考えられる。
もし貝崎氏にヘッドホンのモディファイを依頼するのであれば、まずはカイザーサウンドの真理を知ることから始めるのがいいだろう。
ローゼンクランツの方向性を知った上で納得し、そしてヘッドホンのモデファイをするのが無難な選択なのではないだろうか。
★ヘッドホンモディファイサービス
・ケーブル部分を中心としたモディファイ ¥31500(製作難易度により価格変動あり)
線材はそのままに、処理方法、調整のみで音をコントロール
・ユニット周りをモディファイ ¥31500(製作難易度により価格変動あり)
ユニットの各パーツの方向性の管理等
・リケーブル ¥20000(製作難易度により価格変動あり)
線材を交換、長さにより値段変動あり
※補足
線材の交換(リケーブル)は追加オプションと考え、ケーブル、ユニットのモディファイがメインとなります。
狙った方向に音をコントロールできるのが貝崎氏の調整技術。
自分の中にある音のイメージを伝えることで、限られた範疇の中で音の特徴を調整可能。
中には分解の困難なヘッドホンもあるので、モディファイ可能かどうか事前にご相談ください。
また、ローゼンクランツの音を理解した上でのモディファイをお薦めします。
◆お問い合わせ
ローゼンクランツ
担 当 貝崎静雄
TEL 03-3643-1236
FAX 03-3643-1237
携 帯 090-2802-6002
E-mail info@rosenkranz-jp.com
URL http://www.rosenkranz-jp.com
★曲別インプレ
①AC/DC / T.N.T
AC/DCの初期のアルバムだが、この時からAC/DC節は既に確立されていた。
王道すぎるロックロールでノリの良さをチェック。
体全体が動いてしまうようなノリの良さ、問題なし!
音の押し引きがリズムを生み出す。
流れによるリズム感、心地良い。
エレキギターの音も秀逸。
②The Wildhearts / Chutzpah
The Wildheartsは、途中からノイジーな音作りを取り入れるようになり、一言で言えば「うるさい」音なので音がグチャグチャに混ざりやすい傾向がある。
厚みのある空間を埋め尽くす音の洪水をしっかり維持しつつ、各音を把握できるように鳴らすのは、オーディオシステムのレベルを測るパラメータのひとつ。
歪みに歪んだギターサウンド、そこに乗ってくるポップなメロディー、それぞれの良さを引き出せており、全体の統一感も申し分なし。
あらゆる音を表現できるカイザーサウンドの真骨頂である。
③Whitesnake / Starkers In Tokyo
スタジオでのアンプラグド・ライヴ盤。
演奏はアコースティックギターのみなので、ギターとVoを堪能できる名盤。
録音が素晴らしく、現場の雰囲気がよく伝わってくる生々しい音。
言葉ひとつひとつの大切さを感じられ、音楽を噛み締めるように味わえる。
味わい深さ、しっとりと心に染み入るような表現も手馴れたものだ。
④Four Play / Between the sheets
私は、メタラーということもありジャズよりもフュージョンが好き。
Four Playのアルバムは何枚か持っているが、このアルバムは中でもお薦め。
豊かな表現力をこれだけ味わえるのは奏者のレベルが高いからこそ。
演奏から生まれるグルーヴ感を見事に再現している。
⑥capsule / FLASH BEST
打ち込みはどう鳴らすべきか。
そんなことを考えてしまうような音ではまだまだ未完成。
単純に「イイね!」、そう思えるのが大事。
超低音ベースをバックに、キラキラと散りばめられたストリングス。
様々な音が入っており、入念に音作りされているのがよくわかる。
グルーヴ感とはまた違ったキレによる縦ノリ。
このノリの良さもまた気持ち良い。
音楽はジャンルを問わない。
★まとめ
今回最も伝えたかったこと。
それは、線材を換えなくても音楽性であり音質を大きく向上させることが可能であること。
この記事に記した内容は、今までにない全く別方向からのアプローチであったに違いない。
音質と同時に、音楽性にもスポットを当てて音作りをしなければならないことの重大さを教えてくれた。
ヘッドホンはまだまだ発展途上である。
もっともっと音が良くなる余地が残されていることが今回証明されたと言っていいのではないか。
今回紹介した内容は、メーカーと言うよりも個人の領域での話。
更に良い音を目指したい人、特に音楽性の部分で不満を抱えていた人に、ヘッドホンの底知れぬ可能性を知ってほしかった。
勿論、メーカーにはハイエンド機を作る時にはもう少しこだわりを見せてほしいという想いはある。
しかし、コスト的に、それ以上に技術的に考えて難しいものがあるだろう。
高音質を追及したモデルが次々に発売されており、ヘッドホンの性能に関しては限界に達しているように思われる。
この過程を経て、次は音楽性の向上に各メーカーが目を向けるようになるのでは?と私は睨んでいる。
近い将来名機と呼ばれるヘッドホンが続々と発表されることを願っている。
モディファイ。
ものすごく、面白そうです。
やってもらうのではなく、自分でやってみたいなぁ。
(とても、そんな技術はありませんが)
私の場合、主に防振で音を変えているので、他の部分は良く分かりませんが、
このようなことは、あるはずだと思います。
コードの防振。
コードの振動状態で、音が変わります。
(電源コードやデジタルのコードでも)
例えば、fo.Qを巻きつけると音が変わりますね。(音質が良くなるかどうかは別として)
巻き付けたものの、音のキャラクターが再生音に乗ってくるので、音のキャラクターの違うものを複数使えば、それらのキャラクターが混ざって聞こえて来るだろうと思います。
RGBネットは、そう言う感じなのでしょうか?
ローゼンクランツ、
アンプなどでも、こう言うことはされているのでしょうか。
ヘッドホンアンプでも、
基板や部品の振動を抑えると音が変わります。細かな部分では、コンデンサの足1
本の振動を抑えるだけで音は少し変わります。
音楽用のパソコンも、どこを触っても音は変わります。
ハードディスクやCPU周りが特に。
CPUのヒートシンクの鳴き(たたいた時、ギーンと音が響く)は、かなり再生音に悪影響がありますし…。
音楽用パソコンも、やってみたら、モディファイという事、できそうな気がします。
でも、加速度組み立て(?)とか、どうやってやっているんでしょう?
面白そうなんだけど、どういう感じで何をしているのか…つかめないので、試みたいけど、できません。
モディファイは、納得いくスキルを身につけるまでが大変だと思います。
私も過去自作ケーブルを作ったことがありますが、何をするにしても「やってみないとわからない」ことばかりでした。
正確に効果を見極めるとなると、同じ線材、同じ長さ、ネットだけ変えて音がどう違うのか。
そんなことをしてるとお金がいくらあっても足りませんから、私にはとても無理でした。
RGBネットは色による音のコントロールみたいですね。
真っ黒いネットと真っ赤なネット、さて、音が違うものなのでしょうか。
ローゼンクランツは何でもモディファイを受け付けています。
今ある機器をもっと活かそう!ってのが基本理念ですから、新しい機器を買うよりも、その機器やスピーカーをモディファイすることで改善する方法を優先します。
ローゼンクランツの製品の中の多くは、客からの要望に答えて作られたものも多いように思います。
加速度組み立ては、一言で言えば、綺麗に振動が流れるように組むことですが、詳しくはわかりません。
ただ、ネジ一本のトルク調整するだけで音が変わるのは実際体験したので信じざる得ません。
不思議です。
ヘッドホン、イヤホン、アンプ、ヘッドホンケーブル大放出!ヘッドホンを売るのはコレが最後になりそうです。興味のある機種などありましたらお気軽にご連絡ください。よろしくです。
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