憧れの電源ケーブルAllegro Power Cable(アレグロ)の弟分的ケーブルallegretto ACを購入した。
現在存在する電源ケーブルの中で最も素晴らしい!と評価する人が多々いるアレグロ。
いつかアレグロを使いこなせるような環境を整えてみたいものだが、今回はアレグロと比べて環境に優しい(柔軟に対応できる)と言われるアレグレットを購入。
Allegro Power Cable
「アレグロ電源ケーブルは、JVC XRCDプロデュ-サ-田口晃氏が、XRCDをはじめとするレコーディングと音質向上の為に、SCC社(LA,USA)のBrent Schoenfeld氏と共同開発・監修、常時、使用されている、受注生産でハンド・メイドの“リファレンス”電源ケーブルです。」
とのことだ。
簡単に言えば、受注生産でブレントさんがシコシコ手作りしているケーブル。
一日一本作るのが限界らしい。
製作者の2人がそれぞれ1週間自宅で音を聴き、納得のいったものだけを出荷するとか。
allegretto AC
アレグロはハイエンド機器でこそ能力を最大に引き出すことができる。
そのため、陳腐な環境にはアレグロを使ってもあまり意味をなさない。
私の環境はPCオーディオにm902という「お手軽セットなシステム」なので、アレグロはとてもじゃないが釣り合わないだろう。
そこで、比較的環境に優しく柔軟に対応する(らしい)アレグレットを購入した。
では、早速いつものようにm902に接続してみよう。
ケーブルのインプレの時は必ず壁コンから直で接続だ。
タップを通すとタップに使われているケーブルや内部配線材、コンセントの音色がついてしまい大きく音が変わってしまうからだ。
★allegretto AC インプレ殴り書き
強烈な個性を持つケーブルではない。
バランスの良い音を出すケーブルだなぁ、というのが最初の感想。
私が過去に経験してきた中ではベストのバランスの良さ。
「何かに特化している代償として何かを犠牲にしている」といったタイプのケーブルが多い中、アレグレットは全ての要素をバランス良くハイレベルで実現しており、特に欠点と言える欠点が見当たらない。
このケーブルを核(メイン)として使い、他のケーブルを組み合わせて伸ばしたい部分を補助する、といった使い方をしたくなる一品だと感じた。
バランスの良さと同レベルで評価したいのが生気に満ち溢れた音であること。
私の嫌う生気の無い無機質な音、モニターライクな音とは真逆の生命感溢れる生き生きした音である。
無機質さだの生気だのってのは音質を評価する対象とはちょっとずれた視点で、非常に感覚的なレベルでの話になるので当てにならない評価対象部分ではあるが、少なくとも私はアレグレットは「生」を感じるケーブルであると感じた。
バランスは良いが、あえて言うなら音場重視系のケーブルだろう。
空間表現力が非常に上手い。
音場系トップクラスのCloude Nine Full(Stealth)と比較しても遜色ないレベルだ。
左右方向の音場の広さは流石に負けるが、「劣っている」という感覚は無いと言ってもいいぐらい。
音の輪郭が明確なため、壁コンCryoMag-SSD2(PAD)の立体的な音場(特に前後方向、奥行き)をハッキリと感じることができる。
残響音、音の響きも非常に魅力的で、これもまたCloude Nine Fullと比較すると響きは控えめだが、過剰に響かせすぎない絶妙な響き具合とも言える。
驚くべきは音場系でありながら実体感があるエネルギッシュな音を出すことだろう。
これは凄い。
芯があり密度感のある、ドシっと腰の座ったグっとくる実体感のある音を出すのだ、音場系でありながら。
音場感と実体感をここまでハイレベルで両立しているケーブルは初めて体験する。
情報量はずば抜けて高いようには感じ無いが、Cloude Nine Fullより少し上レベル。
散漫とせず明確な音なので解像度は若干高めに感じる。
基本性能は価格なりといったところだろうか。
このケーブルは基本性能よりも、音作りの完成度の高さに注目すべきだ。
音の分離感、定位感は良いように感じる。
音ひとつひとつに実体感があり、ドシっと安定していることが分離感と定位感の良さを助長しているように思う。
重心を少し下げれる点も嬉しい。
スピード感はそこそこある。
EPIPHANY X2(Electra Glide Audio)のような過剰なハイスピードではなく、ノリが良く躍動感を感じれるレベルのスピード感だ。
スピード感はX-DC15SM [Studio Master](Harmonix)とほぼ同レベル程度。
最初に述べたとおり、とにかく「バランスがイイ」の一言に尽きる。
この一本だけで十分と思わせてくれるだけの音を聞かせてくれる。
Cloude Nine Fullは空間表現がずば抜けているものの、音が散漫とし実体感や空間の密度感、音の分離や定位感といった部分が苦手であるため、この弱点を他のケーブルを使って補ってあげないと厳しいものがある。
しかし、アレグレットは全ての要素がハイレベルで両立できており、補う必要性を感じない。
アレグレットをベースとし、好み次第で他のケーブルを使って伸ばしたい部分を更に伸ばせば良いだけなので、非常に使いやすいケーブルと言える。
Cloude Nine Fullの時は基本性能を削ってでも(上流により良いケーブルを使用するのが一般的、上流のケーブルの方が質が低いと下流のケーブルを活かしきることができなくなるため)タップを通すことで弱点を補強(音の実体感、エネルギー感を加え、それにより音の輪郭を明確にし、より立体的な音場を演出)していたが、アレグレットは普通に壁コンから直で使用したほうが良さを発揮できた。
タップに繋ぐとかなり音質が劣化してしまった。(タップをSBT-4SZにすることで解消)
もし、他のケーブルと併用するならば、音場感は現状維持、更なる密度感、実体感、エネルギー感、躍動感のUPを狙いたい。
いつか最上流にNBSのBLACK LABELあたりを使ってみたいものだ。
アレグレットは私の所有ケーブルの中では最も高価なケーブル。
しかし、それに見合うだけの魅力を十分持っているように思う。
個人的にはメタルやロックも十分聞けるような音になったのが嬉しい。
いつかアレグロを十分活かせるような環境を組んでみたいなぁ・・・
万人にオススメできる
幅広いジャンルに対応できるバランスの良いケーブル だ!
フルテック e-TP609
アコリバ RTP-6 evolution
↑この2つが私は欲しいですね。RTP-6 evoは商品終息の可能性もありますが、どうなんでしょ?モデルチェンジかも知れません。
チクマとオヤイデも優秀と思いますが、やはり値段と性能は比例すると思うんで・・・。
ノイズを全部除去だと力感が失われる・・・ですか・・・。でもトランス系ではなく、光城などのジェネレータ系だとどうだかは解りません。でもタップだけでもかなりの音質向上がありますからね。私もタップと電ケー装備の状態でクリーン電源入れたら、そんなには大きく変わらなかったので・・・。タップと電ケーだけでかなりノイズを除去はしてると思います。
フルテック電源タップ
http://www.furutech.com/produ_1.asp?ProdCateName=Power&Cate3No=9&Cate1No=3&Menu_id=A20&noCache=32449.17
そのため音質重視の場合は4口タイプのほうが良さそうです。
タップ自体でノイズを除去するのを売りとしている商品もあるので、そこらあたりが選択のポイントになりそうですね。
フルテックは見た目も良く作りも良さそうなので気になるのですが、好きなコンセントに交換できない点がネック・・・
やはりアコリバ、チクマ、オヤイデ、このあたりが候補ですかねぇ~、悩むw
evoはなかなか在庫を見かけませんね、結構貴重かもしれません。
>ノイズ
ノイズと言うとイメージが悪いんですよねw
空気感、存在感、臨場感と言い換えることができるかもしれません。
あまりにクリアーすぎるサウンドですとこれらが減退します。
確かに、クリアー=高解像度、鮮明、明瞭、音の分離感が良くなる、と多数の利点が生まれてきますが、これとは違った観点からこれらの要素を引き出すことができます。
言い方が悪いですが、ノイジーなサウンドでも、各音の存在感を増すことによって違った視点から同じ効果を狙うことができるように思います。私の現在の環境の音は後者のタイプです。
オーディオは本当に奥が深いですw
ところでクリプトンなんかはどうです?内部写真なんか見つけちゃいましたよ↓ このトロイダルコアとかいうのはどのタップにも入っているものなのでしょうかね?
http://moemoeaudio.cscblog.jp/content/0000117387.html
★アナログ系中心の再生機器の場合
千曲やSAECのTAPシリーズ、ORB等
★デジタル系中心
アコリバやオヤイデ
オーディオリプラスはデジタル・アナログの両方に高いパフォーマンス、高価なのが難点
アコリバやオヤイデの場合、高周波対策も行き届いており、ケースバイケースではあるが、タップを通過させた方がS/Nが良くなるという不思議な現象が起こる
とのことです。
ずっと使うならオーディオリプラスにいくのが良さそうですが、高いですねコレ。
ここのタップは内部配線が独立構造のため、6口タイプでも音質の劣化がないのがいいですね。
>クリプトン
クリプトンは付属ケーブルがいまいちなのと、3Pインレットでないためオーディオ用ケーブルを使うことができないので・・・選択肢外ですね。
まみそさんの方が全然詳しいですね。私がどうこうお奨め出来る立場ではないです。しかし、色々なメーカーからタップが出ているのですね。CSE・J1プロジェクト・オーディオテクニカ・・・etc 私も色々調べてみなくては・・・。
アコリバはRD-2で良い思いをしたので思い入れはあります。ちなみにアコリバのタップは生産終了みたいです。次期モデルはまだ発表されてないということでしょう。 フルテックは6口タイプでも独立配線みたいですね。ところで4口タイプの2列目のコンセントは音質劣化はないのですか?
オーディオリプラスは一番安いSAA-6SZ-MK2が実勢6万5千ですか・・・。これなら買えますが、細長タイプではなくBOXタイプが見るからにソソられますね。15万とか20万という値段が付いていて買えませんけど、いつか聴いてみたい・・・。
通常、インレット端子から一個目のコンセントへ配線を繋ぎ、そのコンセントから2個目へ配線を繋ぐ形に、3個目がある場合は更に3個目まで繋ぐ形になるので、1個目へ繋いだ配線を2個のコンセントで共有して使う形になるんですよね、3個あったら3個で共有するわけです。
単純に電力が弱まってしまうのがひとつ(タコ足みたいなもんです)、それとお互いのコンセントが繋がっているので干渉してしまうのがひとつ。
4口までならわかるほど差が出ないというだけの話だと思います。6口だと若干気になる人もいる程度でしょうが、微々たる差だとは思いますけどね。
何にしても独立配線のほうが理想です。
>オーディオリプラス
SAA-6SZ-MK2なら買えますが、4口タイプのコンセントカバー部分にある「深さ」がそそります。
これならガッチリ固定されそうですもんね。
所有している満足度も高そうですw
コンセントはオヤイデの電極をベリリウム銅に変えて超低温処理を施しているらしいです。内部配線はPCOCC-A。筐体のサイズもevoより大きいらしいですよ。
高くてもちょっと狙って見ますか。アコリバに思い入れがあるので・・・。
ちなみに旧タップですが、メーカーに数台在庫があるそうです。買うなら今のうちです。でもヤフオクで結構出品されてるのを見かけるので、そっちでも良いとは思いますけど・・・。
私は気合を入れて新タップを狙います。
自分の家は古い木造の貸家なんで壁コンセントの交換は考えていないですし、電ケーは取り回し優先で細いのを使うので必然的にタップに依存する形になります。タップが中心ですね。たまにはクリーン電源を通さないで音楽を聴こうとも考え始めてるんで・・・。
た・・・高い・・・
しかし、このクラスのタップになるとエネルギー感を維持しながらノイズを除去しSN比が高そうですよね。
壁コンから直で繋ぐより音質UPを狙えるようにも思えます。
そーいえば、サ行の痛さや音の擦れってのは電源まわりを煮詰めることでどんどん解消されるように感じます。今では全く気になりません、全くです。
ケーブルでもそうでしたが、自分の耳で実際にどれほど違いがあるのか、効果があるのかを確認してからでないとガンガン資金をつぎ込めないんですよね、怖くて。
私はとりあえずSAA-6SZ-MK2を購入してみようと思います。
値段に見合うだけの変化を感じられたら、更なる上位機種も検討することになると思います。
タップはケーブルとタップ本体とコンセントの複合アイテムなので、タップの素材や構造そのものによる音質への影響がどの程度なのかを把握するのが難しいですよね。
現在私が所有しているレベルのタップでは、ケーブルの色が付くなぁ、コンセントの色がつくなぁ、程度の変化で、タップ自体による音質への影響はサッパリわかりません。
電源タップの違いですが、オーディオリプラスTRIANGLE POWER6と千曲75M-1400の違いですと、千曲は明るく伸びが有り、オーディオリプラスはS/N感が抜群に良く、解像度が高い感じです。ただ、S/Nが良すぎるのか、音が重い印象です。僕は、クラシックや映画のサントラをよく聴くので、千曲の方が良かったのかもしれません。
千曲の方が響き感が優れているような感じです。
ただ、ロックやジャズなどの響きよりもアタック感が欲しい曲を聴く人ならばオーディオリプラスでしょうね。オーディオリプラスはクールで音に厚みがあり解像度も高く、一音一音はっきりします。
タップなどで、音が変わるわけが無いとおっしゃる方もいますが、タップにブラウン管テレビを繋げると効果がはっきりと見て取れます。画面が滑らかになるんです。
あと、まみそさんは、PCで音楽を楽しまれているそうですが、音楽再生ソフトは何を使われていますか?もし、Frieve Audio をまだお使いになられていないのでしたら、一度ためしに使ってみてください。この音が気に入られるようでしたら、千曲のタップも購入候補に入るのではないでしょうか。http://www.frieve.com/frieveaudio/
私の場合、最もよく聞くのは女性Voのポップスやアニソンで、女性Voをいかに上手く鳴らすかを最優先で環境を整えてきました。モニターライクな要素を極力排除し、どちらかと言えば雰囲気重視な音にしてあります。
ただ、電源ケーブルをallegretto ACに変えてからはメタルやロックも十分鳴らせるような音になり、ロックを聞く比率が上がってきています。となると・・・やはりオーディオリプラスが気になります。
Frieve Audioは使い勝手が悪すぎて使わなかった過去があります。
基本的にCDからイメージ(wav+cue)でリッピングし、そのままで保存してあるのですが、可逆圧縮(ape tta flac等)してあるファイルも多数あるので、それらが使えないのが不便でした。
一度Frieve Audioの音をじっくり聞いてみたいと思います。
なるほど、ボーカルものがメインでしたらオーディオリプラスが最右翼かもしれませんね。
Frieve Audio ですが、たしかに使い勝手は良くないですよね。僕が使っているプレーヤーの音に一番近かったので、最近では仕事中にノートパソコンでこのソフトを使って音楽を聴いています。
低音の響きが結構いけます。
ちなみに、プレイヤーではHD650でノートパソコンではATH-W1000を使っています。
ロックもよく聞きますし、女性Voのアニソンはほぼ全て打ち込みですし、リプラスのほうが合いそうですね。
千曲やオーテク、アコリバ、クリプトンあたりは情報がいっぱいあるのに、リプラス所有者の参考になりそうな意見がネット上に全然無いのは価格が高すぎて所有者が少ないからでしょうかw
所有者が少ない、タップまでこだわる人が少ないのもわかります。なにしろタップにこだわるのは環境を整える段階で言えば最終項目ですからね。私は電源ケーブルのランクを上げていく中で、タップを通すことで音質が劣化してしまうようになり、タップのランクアップが必須になったのが高級タップの必要性を感じた原因ですからね~。
タップを購入して納得のいく音になったら、現状から空間表現を維持してトータルな意味で低域の品質をUPをしたいので、壁コン~タップ間用にNBSのBlack Labelを入れてみたいです。
電源まわり整備も終焉が近づいてきました。
最初はMASTER3にしようかと思ってましたが、NBSの本当の凄さが出るのはSTATEMENTかららしいので。
BL2は相当濃い音らしく自分の好みに合わない可能性もありますし、自分のシステムでは鳴らし切れない可能性も。そもそも高過ぎて買えないw
このAllegrettoも気になりますねえ。音場感と立体感の両立したケーブルですか・・・欲しいw
ただ、タップにつないだら音が劣化したというのが気になります。単にタップのコンセントとの相性が悪かったんでしょうかね?
音に芯を作りたい時、重みを出したい時にはNBS!ってイメージです。初期インプレやエージングが進んで馴染んできた時には是非インプレ聞かせてください。
>allegretto
allegrettoはallegroの下位モデルになります。とにかくバランスがイイ!の一言に尽きます。
どのアクセサリーでも、音場重視系はどうしても音の密度感、厚みが薄くなってしまうものが多いものです。しかし、このケーブルは音場感が優秀でありながら、音がエネルギッシュで密度感、厚み、実体感のある音なのが特徴です。そして生命感溢れる音な点も特徴ですね。今まで使ってきたケーブルの中では一番ハイレベルな位置でバランスのとれたケーブルです。このケーブルを軸に、他の部分をそれぞれの要素を得意とするケーブルで伸ばしてあげる、といった使い方がよさそうです。
>タップ
この当時のタップは今のタップではありません。allegrettoをタップを通して使うことで音質がガクっと落ちるのを感じたのが、タップのグレード上げる必要がある、と感じたキッカケだったんです。
今ではタップを通しても音質の劣化は感じません。
今ならallegrettoの中古が13万円ぐらいで売ってますね。
ちなみにダイナはStealthのケーブルも扱ってます。
>タップ
タップを通すことで音質が落ちるなぁ、と実感してからでいいと思います。記事やコメントで結構タップに関しては熱く語っているので参考にしてみてください。
若干使用感はあるものの、ほぼ新品に近いコンディションと言う事でした。ちなみに新品のアレグレットはもう取り扱っていないとの事で。この中古を手に入れるしかなさそうです。とりあえずSTATEMENTが到着してから
購入しようと思います。
その前に売れちゃったりしてw
早速、タップ〜DACに接続しましたが、さすがエージング済みの中古、最初から良い音w
ただ、タップがあまり良い物ではないので、この部分で若干ロスしている感じです。良いタップを導入しなくては・・・。オーディオリプラスは良さそうですが、これを購入する場合、私もまみそさんと同じくコンセントを交換したくなるでしょう。ですので最初から私の大好きなRUが乗っているCATのCPT-2851RUを購入してみようと思います。セパレート構造、パラレル配線なのも良いです。
全ての要素がバランスよく高いレベルで両立できていると私は思うのですが、どうでしょうか?
私がタップを通すことで音質が劣化してる、と感じたのはアレグレットなんですよね。stealthのCloud nine fullなんかは力感の無さをタップを通すことで補えてて良かったのですが、アレグレットでは壁コンから直に比べて確実に音質レベルが下がっているのを感じました。
オーディオリプラスは良いのですが、値段が高いですし、元々ついているコンセントが微妙ですので、コンセントを変更する必要ありです。
アレグレットの詳細なインプレ、STATEMENTのエージングが完了した時にはアレグレットとの比較も是非聞いてみたいです。
なるべく純粋なケーブルの音をヒアリングする為、
DACを外しCDTからm902のデジタル接続というセッティングとしました。ACケーブルは壁コンから直でm902に取り付けました。使用HPはe9。
ソースは、
JEFF BUCKLEY 、ELVIS COSTELLO、 STAN GETS、
DAVID HELFGOTT、The La's、RED HOT CHILI PEPPERS などです。
まずは解像度ですが、どちらも優秀。ほぼ互角です。
本当の事を言うと、ステートメントのが若干、ディティールを描いている様に聞こえますが、アレグレットのが中域が薄い為、すっきりと聞き取りやすいです。
fレンジは、ステートメントのが全然広いです。高域はそれほど差はないですが、ステートメントのが潤い感のある瑞々しい音です。しかし上記と同じ理由でアレグレットの方が聞き取りやすいです。La'sの「There She Goes」の様なキラキラUKギターサウンドはアレグレットの方が綺麗です。圧倒的な差があるのは低域の伸びです。アレグレットはウッドベースのボンボンとした音が遠くで鳴っているだけに聞こえるソースでも、ステートメントではベース音の更に下の空気感の様な部分まで描き出します。アレグレットは若干、腰高なバランスに聞こえるかな。中域の厚み、力感、実体感などは全てステートメントのが上です。ボーカルが目の前で歌っているかのような、今にも唾が飛んできそうな実体感があります。対してアレグレットは声の肉付きが薄く「CDの音」を強く意識してしまいます。
音場感は五分五分でしょうか。アレグレットの方が密度感が薄い分、左右に広がっているように感じます。逆に前後感はステートメントに軍配が上がります。
今回はこれで終了です。
私のアレグレットに対する現時点での感想ですが、やや腰高バランスだが、非常にバランスの取れた中庸さが魅力のケーブル、と言ったところでしょうか。腰高といってもNBS比なので、他のケーブルと比べると十分太いのかもしれません。ただ、ボーカルや楽器の実体感はもう少し欲しい。
こんなところでしょうか。
もっと聞き込めばまた違った発見があるかもしれません。次はステートメントエクストリームも交えて比較してみましょうか?w
やはりNBSの音はかなり濃いタイプのようですね。
>厚み、力感、実体感などは全てステートメントのが上です。
というあたりがNBSの特徴を象徴しているように思います。
私の場合、とにかく音場感、空気感、雰囲気を出すのを目標としているため、どうしても厚み、力感、実体感が無くなっていきます。
そのため、これらの部分をコンセントであったり、アクセ類で補強しています。
おそらくゾーイーさんがStealthのケーブルを使ったら、あまりのスカスカさに驚くと思いますw
しかし、音場感は凄いですよ。
NBSの電源ケーブル、使えそうですね。
現状に+αで「重し」を入れたい時にピッタリな感じがします。
そういった狙いで壁コン~タップ間にblack labelを入れてみたいんですよね~。
自作電源ケーブルの材料がそろったので、週末ぐらいに作ってみる予定です。
低域がかなり出るようなので、使えそうならこれらのケーブルを壁コン~タップ間に入れて使ってみたいと思います。
将来はNBS、入れてみたいですね~。
ちなみに、音質チェックにe9は非常に不向きだと私は思います。
特に音場感のチェックは厳しく(ほぼ不可能)、環境の変化がほとんど反映されません。
常に固定的なe9の音場を形成します。
e9メインで使う場合は環境側の音場感はおそらく無視していい要素のように思うので、音のバランスや厚み、力感、締まり、スピード感などといった部分を重視してセッティングすると良いと思います。
過去にエピファニーX2で音場の死んでる音にしたことがありますが、e9では音場はいつもどおり維持されてて非常に合性が良かった経験があります。
ただ、注意すべきはe9で音を煮詰めていくと、他の機種がとんでもないことになる、ということ。
要注意ですw
現状、自分のシステムだと、もうちょっと、尖鋭感、ダンピングが欲しい感じです。
なのでSTATEMENT EXTREME4を注文しました。(今月NBSはモデルチェンジがあり、いくつかのモデルは4代目となりました。)先代BLACK LABELはEXTREME4より若干、安くなっていました。まみそさん、どうですか?wって冗談です。せっかくケーブルを自作するのにねw DAC貯金がんばって下さい!
NBSの音が相当印象良かったようですね。
現状だと、
Stealth Dream AC
アレグロ
MIT Oracle AC2
Nordost Valhalla AC
の四つは非常に評価が高いですね。
dream、Valhallaは完全な音場タイプ。
アレグロ、Oracleはバランスタイプ。
どれも強い癖が無くシステムの音を大きく崩すことはないタイプのケーブルです。
NBSは癖が強いケーブルなため、使い方が難しいという意見をよく聞きます。しかし、はまれば凄いようですw
そーいえばfレンジで思い出したのですが、
「アレグロはあまりの情報量にフツーのシステムに繋ぐと飽和状態になってしまい、Fレンジが狭くつまらない音に感じられてしまう事がある」というインプレがあるんですよね。
アレグロとアレグレットじゃランクが違うので関係ないかもしれませんが、私の環境では全然本領発揮できていないのかも、という思いが出てきましたw
他の環境でどんな音になっているのかを聞かないとこのあたりは分からないので、井の中の蛙になってしまいますよね。
やはりヘッドフォン程度のシステムにはオーバースペックなんですかね・・・
まぁ、いろいろ考えても埒が明かないので、自分で良いと思えればそれでいい、ということで納得しますw
アレグレットは良くも悪くも値段なりの性能ですね。
おそらく、現時点でも性能はしっかり引き出せていると思いますよ!
アレグロは流石にDreamよりは解像度が劣るらしく、前段より後段に使った方が良い結果が出るそうですね。MITは、あの謎箱が格好悪いww
Nordostは自分も気になります。でも、やっぱりこの中で一番気になるのはDreamかな。実は、ステルスはCloude99frontを持ってますが、正直、印象は良くないですw ハイスピード、音場の広さは良いのですが音に深みが無いです。Dreamならもっと自然な音がするでしょう。
Cloude99frontも持ってるんですか!
ゾーイーさん・・・隠れ電ケーマニアですねw
投資額がヘッドフォンどころじゃないですよ!
で、そうなんです。
Cloude nine hullも同様に音に深みが無いです。
ですから、この部分は他の部分、他のケーブルなどで補ってあげる必要があるんですよね。
Cloude nine hullの壁コンから直だと本当に物足りない音です。
私が再三Blacklabelを導入したいと言っているのも、この部分を補いたいのが理由です。
音場感と力感、深み、実体感などが両立できるのではないかと。
ただ、このStealthの左右方向へ広がる音場は非常に貴重です。ここまで左右方向へ音が広がる電源ケーブルは他に体験したことがありません。Dreamはもっと広がるらしいですねw
ちなみに奥行き(前後)や上下の音場はコンセントのSSD2で広げることができます。
自作電源ケーブル次第ですが、NBSの導入も本気で考えていきたいと思います。
いや、それより先に単体DACですw
ほかに弄るところ多すぎてハイエンドなケーブルには手が出せません。
ゾーイーさんすげぇなぁ。
私はとりあえずVDで遊んでます。もう二本買ってきます。中古ですけど。今度はThree Powerあたりいきますか。
VDにもニセモノあるらしいから怖いですよ。
まみそさん
まずはDACですよw
ダイナ辺りで売ってる様な正規代理店を通してある物は、とても買えません!安心感はありますけど。
直輸入品ならBlack Label(先代)やExtremeが20万円台で買えますからね。Cloude99Frontは10万を切ってました。
Cloude 99 ってステルスだったんですね。
前に2chのどっかのスレで評判良かったんで気になってたケーブルです。
クラウド9って言われてたのでググってもさっぱりでしたw
アレグレットインプレありがとうございます。
私的には重心が下がるというのを体験して戴けただけで満足です。
ちょっとしか下がりませんけどね、アレグレットは。
下がるやつはもっと下がります。
アレグレットの良さは個人的には「生」を付加できる点ぐらいなんですよね。
ただ、これが非常に重要で、このためだけにシステムに一本入れておきたいケーブルです。
理想を言うならもっと重心を下げたいので、アレグレットの上位モデルであるアレグロをいつか導入してみたいものです。
このケーブルはまみそさんがおっしゃってたように、中域に厚みが出て、生々しいボーカルが聴けるようになります。
HA5000+W2002で試した場合は、確実にボーカルが大きく聞こえるようになり、「艶がある」といわれているW2002のボーカルが更に生々しくなります。ただ、若干音がぼやけてしまうようにも感じましたが、私としては前述のメリットの方が高いです。
同様に、HA5000+W5000という環境で試した場合も、ボーカルに生々しさが出て、さらに迫力も少し追加されたように思います。W5000は元からボーカルが比較的良く出ているので、W2002の時ほどボーカル前出効果は無いと思います。でも生々しさは確実に付加されます。W5000に個人的に感じる無機質な声が消え、自然なボーカルが聴けるようになります(というかW5000は本当に金が掛かるなw でもちゃんとこちらの努力を反映してくれるからOK!)
で、DHA3000+W2002の組み合わせで聞いてみました。実のところ、DHA3000とW2002というのは相性の良い組み合わせではなく、DHA3000のエネルギー過多な性質でW2002の美音を籠もらせてしまう(ぼかしてしまう)ように感じます。この点については何度かチェックしてみたのですが、私の意見は変わりません。
そんな中でDHA3k+W2002+アレグレットで試してみたのですが、結果としては上述の籠もり・ぼけが悪化してしまう感じでした。もともとエネルギー過多なところへ、さらに中域の厚みを足してしまった為に、かなりぼけてしまったように感じます。
DHA3k+W2002の場合は、emotionと組み合わせた方がクリアーになって良いみたいです。つまりDHA3k+W2002の場合は、音を「追加」するのではなく「整備する、クリアーにする」という方向性のケーブルの方が合うように感じました。
ちなみにこのケーブルはタップの影響をもろに受けるらしく、魔人さんにお借りしていた「迫力・定位」型のタップを使ったところ、もろに響きが消え、定位感のあるビシッとした音になりました。ボーカルの厚みはそれなりに生きていると思います。私がまみそさんに中間報告で「アレグレットは音場感はかなり狭くなりE9に近い感じ、低音もかなり出るようになり」「響き派の私は購入まで踏み出せない」と書いたのも、タップが原因でした。ちなみにこの電ケーをBCL+E9で使用するとE9の迫力・実体感はかなりアップしますが、それでもボーカルに関してはかなり遠くて効果は殆ど無いと思います。
いずれにせよ、W5000で「生々しく」「艶がある」「自然な」人間の声(女性ボーカル)を聞きたい場合には、すご〜く有用な電源ケーブルだと思います。
私自身、資金が貯まり次第購入予定です。道は長しw
ヘッドホン、イヤホン、アンプ、ヘッドホンケーブル大放出!ヘッドホンを売るのはコレが最後になりそうです。興味のある機種などありましたらお気軽にご連絡ください。よろしくです。
AKG
K3003
K1000
K701
K501
K340
K290 Soround
K240 Sextett 二代目
ALESSANDRO
MS-1
AUDEZ'E
LCD-3
Audio-Technica
ATH-W5000
ATH-L3000
ATH-W3000ANV
ATH-W2002
ATH-AD2000
ATH-A2000X
ATH-W1000
ATH-CKW1000ANV
ATH-PRO700MK2ANV
ATH-W100
ATH-A55
ATH-ESW10
beyerdynamic
DT880 Edition2005
BOSE
Bose on-ear headphones
DENON
AH-D7000
AH-D5000
FOSTEX
T50RP
GRADO
PS1000
GS1000
PS-1
RS-1
SR-325
HiFiMAN
HE-6
Monster Cable
Beats by Dr.Dre
SENNHEISER
HD800
HD650
HD25-1
HD25-13 Ⅱ
HD414
SONY
MDR-SA5000
MDR-CD3000
MDR-EX1000
STAX
SR-007A + SRM-007tA
SR-404 LIMITED
SRS-4040
ULTRASONE
Edition10
Edition9
Edition9バランス仕様
PROline2500
DJ1PRO
Victor
HP-DX1000
その他
USTヘッドフォン(EXH-313他)