★仕様
この機器はハンディ型高性能静電気除去ツール。
静電気を除去することができる・・・らしい。
簡単操作でアナログディスク、CD、DVD、プレーヤー、デッキ、ケーブル類などに帯電した静電気を約10秒で中和除去。
付着した埃やごみなどが除去しやすくなるばかりでなく、静電気によるノイズの発生を防ぐことにより、オーディオが持つ本来の音を引き出せるようだ。
■ 静電気除去原理
高電圧放電により生成されたイオンをファンで送り出し、帯電した静電気を中和除去。イオンのプラスとマイナスがバランスよく生成され、静電気の除去をスピーディーに実施
■ 用途
・アナログディスク、CD、DVD、MDなどに帯電した静電気の除去
・デッキ、アンプ等に帯電した静電気の除去
・各種ケーブルに帯電した静電気の除去
・その他、帯電した静電気を除去したい時
■ 特長 静電気除去特性
・片手で扱える小型軽量設計
・電源にはどこでも入手しやすい単三乾電池4本)を採用
・風量が大きく、短時間(約10秒)で静電気除去が可能
・万一放電針に触れても、感電防止回路により感電を防ぐ安全設計
★はじめに
結論から言うと効果は・・・ある!
しかし、どうも効果のある場所と効果の無い場所の差が激しいようだ。
つまり、使用する箇所に静電気が溜まっているか溜まっていないかの差だろう。
効果の無い場所では本当にプラシーボレベルの変化。
いや、変化は無くて完全なプラシーボの可能性が高い。
しかし、効果のある場所では激変する、と言ってしまっていいだろう。
★インプレ
>m902の筐体
とりあえずm902の筐体に風(イオンの風)を当ててみる。
変化が感じられず・・・
>ヘッドフォン
ヘッドフォンに当ててみる。
クリアーになったような気がしないでもない。
プラシーボ?
もっと静電気が溜まってそうなところに使わないと効果がないのだろうか?
と考え、ケーブル類に使ってみる。
>ケーブル
ん?
解像度が上がったような気がする。
音の雑さが消えスッキリし、細かな音が聞きやすくなったような気がする。
しかし、まだまだ「○○な気がする」程度で確信は持てない。
もっと直接的に。
m902の基盤に直接風を当てたほうがいいのだろうか?
蓋を開けて直接基盤に当ててみる。
>m902の基盤に直接
「音が生き返った」と言ってもいいぐらいの変化。
各音のエネルギー感が復活し、今までは「音が埋もれていたのではないか?」と感じるほどに音が凛々しく際立ち明確になる。
なんだか久しぶりに本来のm902らしいm902の音を聞いた感じがする。
各音がそれぞれ際立つことで音の分離感が良くなり、空間は濁りが消えてクリアーになるようだ。
解像度が高くなったと言うよりは、スッキリして音が際立つことによって細かな音まで聞き取りやすくなったという印象を受けた。
静電気が帯電することで「音にマスクがかかっていた」という表現がいいかもしれない。
このマスクを取り払い、本来の音そのものを引き出してくれる。
SN-02はそんなオーディオアクセサリーなのだと私は感じた。
>CDプレイヤー及びCD
音の変化を比較確認するためだけなので、ポータブルCDプレイヤーでテスト。
これが最も効果があった。
音の粗さが無くなり滑らになり、耳障りのいい音になった。
ギザギザしてたのが丸く。
音の分離感が良くなりつつも全体の音の繋がりが滑らかで自然な空間へと変化。
粗さが無くなったことで空間がクリアーかつ柔らかな空気感を存分に感じることができる。
音の伸びもよくなりピーキーさが減少。
ゆったりと余裕をもって音を鳴らしきる。
まるでポータブルCDプレイヤーに音楽性が植えつけられたかのようだ。
あまりの自然で心地良い鳴りにしばらく聞き込んでしまった。
★使い方
使い方のポイントとしては、「静電気が溜まってそうなところに使う」、及び「直接的に使う」ことの二点だろう。
静電的の溜まってそうなところとは、要は動的な場所、動きのある場所。
CDプレイヤーのCDトレイ部分は静電気がたっぷり溜まっているので効果的だろう。
また、アンプやDACなどのオーディオ機器に使う場合は、外側から風を当ててもあまり効果がないので、蓋を外し、中に直接風を当てたほうがいいだろう。
★総評
おそらく使う機器によって効果の方向性が変わってくると思われる。
というのも、静電気を除去して機器本来の性能を引き出してやることができるわけだから、機器の音の方向性に沿った変化が現れると考えられる。
共通して言えるのは「粗さ」を取り除くことができるという点で、それによってクリアーでメリハリあるサウンドになるか、柔らかく全体の繋がりのある自然な音になるか、といったような変化は機器次第だろう。
CDプレイヤーに使った時には機器本来の音どころではなく、機器本来の音以上のクオリティーになっているのでは?とさえ思える。
オカルティックなオーディオアクセサリーではあるが、効果は予想以上に大きかった。
★余談
ちょっと余談になるのだが、DenDACというDACがあり、このDenDACから出る音は妙に細かな音まで「ハッキリ」と聞き取れると感じていた。息を吸う音などが「意識しなくても」耳に入ってくるのがDenDACであり、対してm902では「意識して」鳴ってるのを確認できる程度であった。
しかし、SN-02を使った後のm902ではDenDACと同レベルで「ハッキリ」と音を聞き取ることができるようになったのだ。
つまり、m902に静電気が溜まることでずいぶんと音にマスクがかかっていたと考えられる。
効果の程は、サンシャインシートや各種インシュレーター、QR-8などといった優良アクセサリーに勝るとも劣らないのでしょうか。
余談にて
>SN-02を使った後のm902ではDenDACと同レベルで「ハッキリ」と音を聞き取ることができるようになったのだ。
とありますが、これはDACとしても同レベルになったと解釈していいのですか。
以前はm902が帯電していたために本領が発揮できず、情報量が落ちていた。しかしSN-02を使用したおかげで復活し、本来の性能を発揮できるようになった。
もしそうなら、もう一度m902の内蔵DACとDenDACを聴き比べてみたら面白いかもしれませんね。
m902はトータル性能で見るとかなり優れた機器だと思います。
どうもm902のDACはなかなかいいみたいです。
やはり当初の予想通りヘッドフォンアンプ部分で10万、DAC部分で10万と考えてよさそうです。
DAC-AMのインプレで詳しく書きますが、情報量と言うより鳴り方による違いのほうが大きいのでは?という考えに変わってきています。
「ハッキリ聞こえる」、「微小音の量感がある」、となるとDenDAC=m902>DAC-AMとなってしまいますが、これは情報量ではなく鳴り方の違いだろう、と。
DAC-AMは音が埋もれやすい鳴り方のため、他の音にカバーされて微小音が聞き取りにくくなっているのだと感じました。
対してm902はクリアーで音の分離感がよく、細かな音が聞き取りやすいです。
DenDACは微小音もハッキリ出ていながら厚みのある音で、m902とDAC-AMの中間に位置するような鳴り方です。
全てはDAC-AMインプレ時に書くのでお楽しみにw
でも一つ思ったのが家にあるヘアードライヤーで代用できないのかという事。マイナスイオンが出るヤツなんですよ。
理屈的には、以前王国に書き込んだ霧吹きと似たような感じですね。
広範囲に使えそうでいいですねー。
もうちょっと安くならんもんかな・・。
うらやましい(汗)。
しかし、まさかm902の中まで静電気除去するとは、脱帽です。
チキンな私には、相当勇気が要りますね.....。
m902内蔵DACについては、まみそさんの書き込みに触発されて、今までアナログ接続しかあまり聴こうとも思わなかった私も、結構最近はデジタル接続も聴いてます。
今まではm902に付属のデジケーでしたが、奮発してOYAIDE DR-510を中古で買ってきて(←全然奮発して無いじゃんw!)聴いてみたところ、これまでの音場の狭さや情報量の少なさと言った評価は改めざるを得ませんでした。
きっと優秀なトラポやデジケーを奢ってやれば、決して低性能なDACで無いことは明白になりますよね、これは。
それで、今の私のm902内蔵DACへの評価としては、当たり前ですがモニター基調の高解像度と、何も足さない何も引かない味付けゼロのDACと言うものに変わりました。
しかしそれでいながら、モニター調の割には綿密な収録現場の空気感も表現できますし、パリッパリな音でもないので、非常に聴きやすい心地良い音だと感じます。
一方、アナログ接続の方は、これも同じく何も足さない何も引かない、繋いだ機器の素の音を出し切る潜在力を持った音です。
いずれにせよ値段に近い価値はありますし、DAC使わない私のような者でも、ソフトの素の音とプレーヤーで味付けした音との比較をしたいときなどには非常に役立つDACだと思います。
>ゾーイーさん
マイナスイオン出せるヘアードライアーお持ちですか!
是非インプレをm(__)m
発生させるイオンの量が違うと、効きが変わってくるのかも知れませんが、そのときは時間を長くすれば良いだけだと思いますし。
SN-02は、以前も書きましたが、相当のオゾン臭がしますので......。
私は持ってないので分かりませんが、マイナスイオン発生ヘアードライアーも結構なオゾン臭はしますでしょうか?
もしそうなら、かなり期待できます!画期的なCPの音質改善装置として!
うちにもマイナスイオンが出るとかいう機械があるんですよね。
健康目的?のやつですが、オーディオ用途でも使えるかも。
でも私の場合ヘッドフォンシステムだから意味ないなぁ。
>マイナスイオンだけ
鰯さんが言っているように、マイナスイオンだけでは静電気は取れないかもですね。
ORBの説明だと「プラスとマイナスがバランスよく生成され」って書いてますし。
>blackbeautyさん
今回は面白グッズを体験させて頂き感謝いたします。
もうちょっといろいろ試してから返送しますね。
さて、m902に限らずの話なのですが、電線病の私からするとやはり「DACやアンプは電源ケーブルの色に染まる」という思いが強いです。
というのも、m902単体でもDAC-AMのDAC+m902のアンプでも、同じ電源ケーブル使うとほとんど同じ音になるんですよね。違いって違いはあまりありません。
ただ、付属ケーブルを使うと全然違う音になります。
付属ケーブルは癖が無いからか、アンプ本来の音であり、DAC本来の音が強く出るんですかねぇ。
あと、DACについてですが、性能差なんてほとんど無いんじゃないの?って考え方です、今は。
ただ音の鳴らし方、音色が違うだけなのではないでしょうか。
だから結局電源ケーブルと一緒で、その色づけ、味付けに高い付加価値がついてるのだと思います。
DAC64よりm902のほうがイイという人がいるのも理解できます。
要するに好みに合うか合わないかのほうが重要ってことなんでしょう。
IONは勿論ON。風モードはCOOL。
まずはm902に・・・効果無し。
次はDACに・・・効果無し。
・・ケーブルに・・・効果無し。
クッ!・・やはり駄目でした・・・。
しかし、まみそさんの仰る
「音にマスクがかかっていた」というのはよく解りますよ。私のシステムもそうですから。
最初は電ケーのせいかなと思いましたが、付属ケーブルに戻しても今一つ抜けないんですよね〜。
SN-02の到着が楽しみです。
まみそさん、
m902の内蔵を診るには上部の黒い天板をはずせば良いんですよね?
どのくらい経ちます?
帯磁・帯電と使用年数は、比例関係にあるのでしょうか。
私はまだm902を購入して1年に満たないのですが、帯電や帯磁にも気を使っていかねばならないのでしょうね。
ゾーイーさんのご質問に重ねてお尋ねするのですが、天板を外すには天板のネジと、側面上側のネジを全て外せばよいのでしょうか。
開封時に何か気をつけるべき点ってありますか?
に、消磁信号のトラックがあります。
システム全体の信号回路の消磁はこれである程度できるんじゃないかなーと。
私はバーンイントラックをリピートした後、
ついでに消磁トラックをかけています。
エージングのついでなので、効果は?ですけど。
上の8個のネジを外すだけで蓋が開きます。
このタイプの筐体は非常に強度が高く、それがm902のモニター的な音に強く影響していると思います。
筐体の強度による音への影響って大きいですからね。
>IRTHさん
m902の保証書を引っ張り出してきたのですが、購入日が書かれておらず、いつ買ったのか正確にはわかりませんでした。
おそらく3年ぐらいだと思います。
メインシステムとして酷使しているのでパーツの劣化もあるでしょうし、一回メンテナンスに出したほうがいいのかもしれません。
TEST & BURN-IN CD のトラック7、8を一回ずつ再生して使用前・使用後で聞き比べ。
おお、ちゃんと効果ありますよ。
CDはいつも聴き比べに使ってるイノセンスのサントラです。
スッキリとして見通しが良くなった感じ。
音が滑らかでより聴きやすい。
ちゃんと聴き比べると変わってるもんですねー。
SN-02みたいに直接効きそうなところにピンポイントで消磁するというわけにはいきませんけど、
たまにおまじない気分でリフレッシュできると思います。
確かに若干音がクリアーになった気がしますが、
あくまで気がするというレベルですね。私の環境だと。
SN-02にはもっと大きな効果を期待しているのですが・・・。
まあ磁気と静電気で取り除く物が違うでしょうから、
併用すればより高い効果が得られるでしょう。
インプレありがとうございますm(__)m
残念な結果ですが、SN-02がだてに高いわけではないということで一安心(汗)。
とは言え、この作りでこの値段?ってのは有りますがw
>IRTHさん
私のm902は購入後1年弱ですが、立ち上がりが鈍いため、ほとんど電源入れっぱなしなので、帯電や帯磁は相当かも。
IRTHさんは、使用しないときはm902の電源切ってますか?
寿命を考えたら、電源入れっぱなしって良くないのかもしれませんね。
>まみそさん
m902って、意外と簡単に開くんですね。そのうちチャレンジしてみます。
しかし、一応プロ用の機器ですから、メンテナンス代高そうですよね(汗)。
と言いつつ、ファームウェアのバージョンアップはたったの\3,000円ちょっとですから、意外とセカンドスタッフさんは良心的かも!
>鰯さん
私も「TEST & BURN-IN CD」で、気休め程度で思い出した頃に消磁してますが、確かに何かが変わりますよね?
余計な付帯音が無くなるような。
それよりこのCDは、新しいオーディオ機器買ったときに、トラック9でのエージングをするときばかり使ってます。
しかし最近は、このCDよりナチュラルサウンド(滝や海の波、虫の音)を収録したCDのほうが、エージングのメインになりつつあります。
なんとなく、音の生々しさが良くなるような気がしてw
って言うか、みんな持ってるんですね、このCD(汗)。
私は基本的に、電源を入れっぱなしですね。
常時通電派です。
寿命に関しては諸説あるらしく、電源オン時の過電流が回路に良くないという話も聞きます。
常時通電のほうが音質的にも動作的にも機器が安定するというのを信じて私はそうしていますが、この考えに異論を持つ人もいるでしょう。
常時通電については賛否あるようですが、実際のところはどうなのでしょうね。
CDドライブのトレイは効果ありましたよ。
効果大きかった記憶があります。
次に、私はリッピング前のCDには使ったことがありませんが、リッピング前のCDにこの手の作業をすると高音質でリッピングが可能だという話は聞いたことがあります。
私の場合CDトラポではなくてPCトラポということもあり、値段を考えると急で欲しいなぁ、とは思いませんが。
このアイテムは値段が高いですが、意外と効果が大きく、機器をリフレッシュさせることができるので持っていると便利だと思いますよ。
そうですか、やはり効果がありますか。
>私の場合CDトラポではなくてPCトラポということもあり、値段を考えると急で欲しいなぁ、とは思いませんが。
まみそさんは、すでにPCトラポのHDDへ音楽データを取り込み済みということでしょうか。
しかしその一方、リッピング時にも効果があるというお話なら、再度リッピングし直せばデータの段階で高音質化を狙えるとはお考えになりませんか?
(かなり面倒な作業になるでしょうけれど…)
確かに高いですよね、これ…。
持っていると便利なのは確かでしょうけれど、他に必要なものや欲しいものが多いので、どうしても後回しになりそうです。
で、私もPCにデータを取り込んでいるのですが、これを使う前にリッピングしちゃってもいいのだろうかと躊躇っているジレンマがw
ヘッドホン、イヤホン、アンプ、ヘッドホンケーブル大放出!ヘッドホンを売るのはコレが最後になりそうです。興味のある機種などありましたらお気軽にご連絡ください。よろしくです。
AKG
K3003
K1000
K701
K501
K340
K290 Soround
K240 Sextett 二代目
ALESSANDRO
MS-1
AUDEZ'E
LCD-3
Audio-Technica
ATH-W5000
ATH-L3000
ATH-W3000ANV
ATH-W2002
ATH-AD2000
ATH-A2000X
ATH-W1000
ATH-CKW1000ANV
ATH-PRO700MK2ANV
ATH-W100
ATH-A55
ATH-ESW10
beyerdynamic
DT880 Edition2005
BOSE
Bose on-ear headphones
DENON
AH-D7000
AH-D5000
FOSTEX
T50RP
GRADO
PS1000
GS1000
PS-1
RS-1
SR-325
HiFiMAN
HE-6
Monster Cable
Beats by Dr.Dre
SENNHEISER
HD800
HD650
HD25-1
HD25-13 Ⅱ
HD414
SONY
MDR-SA5000
MDR-CD3000
MDR-EX1000
STAX
SR-007A + SRM-007tA
SR-404 LIMITED
SRS-4040
ULTRASONE
Edition10
Edition9
Edition9バランス仕様
PROline2500
DJ1PRO
Victor
HP-DX1000
その他
USTヘッドフォン(EXH-313他)