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スピーカー、ヘッドホンとオーディオアクセサリーのレビューをメインとしたオーディオブログ。感じ取れ音楽!
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★はじめに

オーディオに興味を持ち始めてから約3年。
私は自分の理想とする音を形にすることに成功した。
ヘッドホン道の完結、その軌跡を記録しておこう。

★はじまり

m-sr325-2.jpgオーディオに目覚める引き金となったあるひとつのヘッドホンがある。

GRADO SR-325

ヘヴィーメタルを好んで聞いていた私にとって、SR-325が奏でる金属的な高音は衝撃であった。

「・・・こんな音が出せるんだ」

オーディオに目覚めた瞬間である。

★Audio Interu(オーディオインテル)

s-P1010029.jpg私にとってオーディオインテルは欠かせない存在。
まみそぶろぐの隠れたメインコンテンツと言える

USTヘッドホン

このヘッドホンが、「オーディオは音質ではなく音楽性であること」を悟らせてくれた。
同時に、オーディオにおける「リズム感」の重要性を私に刻み込んでくれた。

オーディオを趣味として始めてすぐにUSTヘッドホンに出会えたことは幸運としか言いようがない。
USTヘッドホンに出会っていなければ、相当な遠回りをしていたことだろう。
遠回りとは「音質の泥沼から抜け出せなくなること」。
耳で直接音を聞くヘッドホンユーザーは音質、すなわち性能面に意識がいきやすい。
USTヘッドホンの音を聞くたびに思い出すこと、それは・・・

「オーディオとは"音を楽しむこと"、すなわち音楽性を大切にすること」

音質に囚われず、音楽性を最優先してオーディオシステムを構築することがゴールへの近道である。

★試行錯誤の日々

オーディオにとって大事なのが音楽性だとわかっているものの、その「音楽」を再現できる機器、オーディオアクセサリーが見つからない。
まみそぶろぐの記事の数だけ機器やオーディオアクセサリーを試してきた。
自分の納得のいく音を求めて・・・
どれだけの時間、お金を割いてきたか計り知れない。
好みに限りなく近い音は度々出会うことがあった。
しかし、イメージにピッタリと合致する音が見つからない。

「オーディオとは終わりの無い旅」

そのように考えた時もあった。

★罠

数々の機器、オーディオアクセサリーを試してきた。
いろいろと試す、そして比較する。
何を基準に比較する?音質を基準に。
最悪なことに、

「音楽を"音質"で判断するようになってしまっていた」

本質である「音楽性」を判断基準にすることを忘れて・・・

★Rosen Kranz(ローゼンクランツ)

s-PICT0132.jpg私はローゼンクランツと出会う運命にあったのだろう。
今思うとそう確信できる。
貝崎氏が我が家に訪れ、ローゼンクランツの真髄を披露してくれた。
しばし忘れていた「音楽性」の大切さを思い起こさせる熱い魂のこもったサウンド。
これこそが求めていた音、理想の音。
オーディオとは何なのか、この時ハッキリと自分の進むべき道が定まった。

自分でわかっていたじゃないか、音質ではなく音楽性が大事なのだと。
決して忘れてはならない。

「音楽性あってこその音質、音質は後からついてくるもの」

判断基準にすべきは音楽性、音質はその後で考えればよいのだ。

★OJI Special

ee27dedb.jpeg理想の音を出すためのピースはそろった。
いや、まだそろってはいない。
オーディオシステムの核とも言える機器が決まっていない。

ローゼンクランツの音はニュートラルサウンド。
ソースに含まれるどのような音もありのままに出せる土台を作り上げる。

その音を色づけしてはならない、素直に、そのままに出したい。
そこで出会ったのがOJI Special
OJIサウンドは、ソースに含まれる音を色づけせずに再生する原音忠実を理想としている。

この二つのメーカーのコラボレーションにより、ソースに含まれる音をありのままに引き出すことができるのだ。
これは決して生演奏の音と同じ音を目指す原音忠実ではない。

「CDに含まれる音を色づけせず素直に引き出すという意味での原音忠実」

奏者やボーカリストだけでなく、レコーディングエンジニアやマスタリングエンジニアの技術も含めて音楽であり芸術作品であるという考えに基づき導き出された方向性。

★そしてその時

59b1e3be.jpegそして、その時、私にとってのベストなヘッドホンは・・・

オーディオテクニカ ATH-W5000

このヘッドホンが私の最終解答。
今の私が最も望むヘッドホン、それは

「環境の音を忠実に再生できるヘッドホン」

この特性において、ATH-W5000は数あるヘッドホンの中で群を抜いている。

冷徹で無機質な音のオーディオシステムでは、これでもかと味気ないサウンドを出し、
細身でクリアーな音のオーディオシステムでは、低域が出ずクリアーで華奢なキレ味の際立つサウンドを出し、
分厚く濃厚な音のオーディオシステムでは、情報量たっぷりに厚みのある濃いサウンドを出し、
高性能なハイエンドシステムでは、低く重く実体感の強い低域から突き抜ける高域、そして高解像度サウンドを出し、
生命力溢れる生々しい音のオーディオシステムでは、他を寄せ付けない有機的な生きたサウンドを出す。

どんな音が出るかは環境次第。
これがATH-W5000。
これほど忠実に環境の音を出せるヘッドホンを私は他に知らない。

オーディオインテルの精神を胸に秘め
ローゼンクランツのアクセサリーで音を構成し
OJI SpecialとATH-W5000でその音を正確に再生する

これにてまみそのヘッドホン道完結なり!

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★インプレ

s-PICT0084.jpg「PB-BOSS = 熱気ある音、激しい音」というイメージを想像していた。
実際使用して音を聞いてみて、良い意味で裏切られた。
少し誤解を招く表現かもしれないが、PB-BOSSは雄大で落ち着きのある大人なサウンド。
これが私の持った第一印象である。

勿論、ローゼンクランツの持つ「熱さ」はあるが、それを包み込むスケールの大きさを持っているのがPB-BOSSの特徴。
分厚く実のある音、音に重みが加わり安定感が増し揺るがない。

Voが味わい深く、内なる感情を見事に表現できている。
音の精神年齢が高くなったとでも言うのだろうか。
決して老けた声になるのではなく、声から伝わる内面性の変化、経験を積んだ声、又は経験が伝わってくるような声となる。

ノリの良さを誇張することなく、ノリの要素が「流れ」に乗っている。
心にしっとりと馴染むノリの流れ。
ここでもスケールの大きさ、懐の深さを感じられる。

音を整える能力はローゼンクランツインシュレーターの中でも屈指であろう。
一糸乱れぬ統一感、全体の一体感が素晴らしい。
ノリの良さを流れに溶け込ませ、自然かつ違和感なく聞かせる点もバランス感覚の良さを物語っている。

762059d2.jpeg以上のような特徴を全て抱合して、「包容力の感じられる音」となるわけだが、それが最初に述べた第一印象「大人なサウンド」に繋がるのだろう。
人に抱かれた時に感じる安心感、優しさ、温もり。
そのような感覚で音楽を聞けるようになる。
ストレートに半ば強引に感情を伝えるのではなく、PB-BOSSを入れることで「波のように優しく」感情が伝わってくるのだ、じんわりと。

全てを吐き出すPB-CORE(トランスポート)、美音のPB-REX Ⅳ(DAC)、スケールの大きさでバランスを整えるPB-BOSS(アンプ)。
私は、この三種のインシュレーターを使うことで上手く音をまとめあげることが出来た。
比較的軽量機器で構成されるヘッドホンシステムでは、この三種のインシュレーターは合性が良いようである。

ローゼンクランツのインシュレーターは、ボードの影響も強く受けるため扱い難いようにも思う。
しかし、上手く機能した時にはしっかりと「熱さ」や「流れ」、そして躍動感を感じられる音へと変化する。
高解像度やクリアーさ、分離感の強さなど、性能面を追及する人には絶対に合わない音。
そして、音楽性を最重視する人にはマストアイテムとなりえる可能性を秘めたインシュレーター。

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★導入履歴

ローゼンクランツのケーブルはケーブル単体ではなく全体で判断し評価する必要がある。
ローゼンクランツのケーブルを導入する度にどのように音が変化していくのか。
①から順番にレビューを読んでいくことで変化の様子を感じて戴きたい。

AC-RL(Maximum)Type33 : PCトランスポートへ接続

AC-DA(Maximum)Type36 : DAコンバータへ接続

AC-RL(Maximum)Type33 : ヘッドフォンアンプへ接続

NIAGARA Jr.Ⅳ : 電源タップ

DIG-Kaiser Sound/3 : デジタルケーブル

AC-RL(Maximum)Type32 : 電源タップへ接続

MessageⅡ : アナログケーブル

AC-Music Conductor Type35 : CDトランスポートで比較試聴

ローゼンクランツケーブル総合


★AC-RL(Maximum)Type32

s-PICT0163.jpg電源ケーブル最後の砦はタップ用電源ケーブルAC-RL(Maximum)Type32。
これにて電源環境のローゼンクランツ化は完結である。

電源タップ用電源ケーブル。
それは全ての機器へ電気を供給する大元、根源、源。
その影響は全てへ、その効果は全てへ。

この時点ではまだアナログケーブルがローゼンクランツではないが、それ以外は全てローゼンクランツケーブルとなっている。
Type32の導入によって、「更にリズム感が良くなった」、「躍動感が出た」、「熱っぽくなった」といったローゼンクランツの特徴の強化よりも、それ以上に音が持っている力、潜在的エネルギー感の強化が最も印象的であった。
人を見た瞬間に「エネルギッシュな人だな」と感じた経験はあるだろうか。
その感覚に近く、音がエネルギーに満ち溢れ、音がオーラを纏いエネルギーを発散している。

美しい音は美しく、汚い音は汚く。
柔らかい音は柔らかく、硬い音は硬く。
優しい音は優しく、激しい音は激しく。
端整な音は端整に、歪んだ音は歪んで。

あらゆる音をあるがままに引き出せるローゼンクランツの素性が、ようやく完成の域に近づいているのを感じる。
オーディオにおいて、前者のような綺麗、心地良い、整った音というのは簡単に作ることができる。
しかし、後者のような一見マイナス要素に思えるような音を、高い次元で形とできているメーカーは数少ない。

心地良い音、クリアーなサウンド、綺麗な音を目指しているのでは絶対的に到達できない音。
憎悪、狂気、苦悩、恐怖、怒り、悲しみ、といった「負の感情表現」が秀逸である。
それはVoや楽器全てで言えること。
味付けを排除した音が生み出す極限の生々しいサウンドだ。

私の知る限り、ローゼンクランツの音は感情の宿った音の頂点に君臨し、他を寄せ付けない。

s-PICT0161.jpg最初に述べたエネルギー感の強さ。
これだけのエネルギー感はおそらく膨大な情報量によるものだろう。
全てが音に埋め尽くされているような分厚いサウンド、私が幼少期に聞いていたアナログレコードの音を思わせる。
この音を表現するならば、次のような言葉がしっくりくる・・・「押し寄せてくる大波」。
まるで大きな波が押し寄せてくるように音楽が向かってくる。
密で質量を伴ったエネルギーを秘めた音の波である。

低く重い低域から突き抜け伸びる高域まで余裕を持って鳴らすレンジの広さを持ちながら、そのレンジの広さを意識させない音のまとまりを備えている。
定位感に優れており、音をしっかりとコントロールできている証拠だろう。
ワイドレンジになると、どこか安心感のない心許ない音になることがある。
その点、ローゼンクランツの音は地に足のついた安定感あるどっしりした音をしている。

難点をあげるならば、あまりに全ての音がありのままに出すぎること。
人によってはもう少し綺麗な部分だけチョイスしたサウンドがいい・・・と感じるかもしれない。
そのような場合には、インシュレーター等でバランスを整える必要があるだろう。


★まとめ

"パワフル"という力技的なイメージではなく、潜在的に持っているエネルギー感が飛躍的に向上したこと。
また、ほぼ全てローゼンクランツケーブルで支配されたことによる色づけの排除、それによる生々しい音。
同様の理由から、「負の感情表現」が劇的に向上し、加えて相対的に正の感情表現が際立ち、よりダイナミックな幅広い感情表現が可能となっている。
音質ではなく、演奏や声の表現の幅が広いといった意味での「感情スケール」の大きい魂を揺さぶるサウンドだ。
ローゼンクランツのタップとタップ用電源ケーブルは二つでひとつ。
セットで導入するのが良さそうだ。

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★導入履歴

ローゼンクランツのケーブルはケーブル単体ではなく全体で判断し評価する必要がある。
ローゼンクランツのケーブルを導入する度にどのように音が変化していくのか。
①から順番にレビューを読んでいくことで変化の様子を感じて戴きたい。

AC-RL(Maximum)Type33 : PCトランスポートへ接続

AC-DA(Maximum)Type36 : DAコンバータへ接続

AC-RL(Maximum)Type33 : ヘッドフォンアンプへ接続

NIAGARA Jr.Ⅳ : 電源タップ

DIG-Kaiser Sound/3 : デジタルケーブル

AC-RL(Maximum)Type32 : 電源タップへ接続

MessageⅡ : アナログケーブル

AC-Music Conductor Type35 : CDトランスポートで比較試聴

ローゼンクランツケーブル総合


★DIG-Kaiser Sound/3

131d833e.jpegDPAT Seven 64に使用

導入によりわかりやすい大きな変化はなし。
確かに違いは感じられるが、今までのケーブル交換による変化と比べると微小レベル。

muse cableからの変更だったので、甘さがなくなりニュートラルなサウンドに変化。
フォーカス感、定位感が定まり安定したこと。
この影響からか、浮つき感がなくなり地に足のついたどっしりとした鳴りっぷりになったように感じる。

>CDトランスポートに使用

こちらのほうが変化がわかりやすかった。
SN比の向上、うるささを感じ無い音へ。
また、音の響きが自然で、あらゆる音が本物っぽくなる点は、地味なようで大きな変化だ。
言葉にしにくいのだが、極端に言えば打ち込みと生演奏の違い、そのような変化が感じられる。
特に響きの面が影響しているように思うのだが、作為的な印象が消えて心にスッと染み渡るような自然な音となる。
ドラムの音、弦楽器の音、ボーカルなどなど。


★まとめ

b51b95ae.jpeg非常に地味な変化で、私の環境ではあまりローゼンクランツ色が強く出ることはなかった。
音の熱さやリズム感、抑揚表現といった部分の向上よりも、他の狙いがあって作られたケーブルなのではないか。
そう感じた。

私がDIG-Kaiser Sound/3で感じとった"狙い"は、音の「うそ臭さを消し去る」こと。
言い換えれば音を「本物らしく」鳴らすこと。

このような特徴を持つケーブルは多々存在する。
と言うのは、性能が上がれば単純により本物らしい音になるからだ。
しかし、DIG-Kaiser Sound/3のそれは少し意味合いが違う。
性能や音色といったすぐに気付くような表面的な変化ではなく、もっと根本的な部分で鳴らし方を変えている。
そんな印象を受ける。

ローゼンクランツの音は味付けの無い音なので、「音の味付け、調整によって"人がイメージする本物らしさ"を強く感じられるような音で聞かせる」、といったことは無い。
もっと違った部分・・・例えるならば、一般的なハイエンドな音が「あるひとつの素材に対して高級食材をふんだんに盛り付け、美味しいソースで味付けされた料理」とするなら、ローゼンクランツは「あるひとつの素材、そのものの味が引き立つように極力手を加えずに調理した料理」、そんな違いがある。
性能でもなく味付けでもなく、それでいて本物っぽさが向上するケーブルという見方をすれば、このケーブルがどれだけ異端児であるかが見えてくるだろう。

音質面で見れば微小な変化ではあるが、「うそ臭さを消し去る」という効果は他のケーブルでは得られない特殊な効果かつ、ある意味大きすぎるとも言える変化。
音質ではなく音楽でオーディオを構築している人にこそ試してみてほしい通なケーブルである。

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★Device1 SE

s-PICT0054.jpgDevice1と同様に、極めて高いSN比、静寂感を感じさせる音。
この静寂感、静かでうるささを感じ無い音という特徴はDeviceシリーズ共通。

Device1と同傾向の音だが、聞いてすぐにわかったのがレンジが更に広くなっていること。
特に低域方向、ズドーンと落ち込む低域は怖さを感じるほど。
量、質、重さ、どれを取っても超一級で、底の見えない縦穴に落ちていくようなイメージ。

音のスピード感、キレ味の鋭さはDevice SEでも健在。
子気味良く跳ねるような感覚を味わえる。

フォーカス感が強くタイト、音像が締まっており、キレ、鋭さを活かす傾向が窺える。
Device1よりも若干シャープな印象。

s-PICT0056.jpgDevice1のほうが臨場感重視、Device1 SEは音像重視。
全体の音の繋がり、自然感はDevice1に分があるように思う。
Device1 SEは若干音がシャープになった分だけ、音がよりハッキリ分離するようになり、細かな音を顕微鏡のように映し出す。
Device1の音の方向性を更に突き詰めたのがSEといったところだろうか。
非常に完成度が高く、ニュートラル系ケーブルでは間違いなくトップクラス。
Device1の音が好きな人ならばまず間違いなく気に入るだろう。
Device1の延長上、更に発展させた音だと思ってもらって間違いない。


★まとめ

クリアーさ、静寂感、スピード感、キレ、フォーカス感、シャープさを出したい人にお薦め。
音色に甘さや柔らかさ、暖かみなどを付加させるタイプではない。
Device1同様、トランスポート等上流機器への導入が効果的。
情報量、レンジ感、解像力、分解力、基本性能を大きく向上させることが可能。
性能面だけで見ればこれ以上のケーブルはそうそうないだろう。

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★OJI Specialの音楽観

s-PICT0097.jpg私がOJI Specialの製品を使ってみて感じたOJI Specialの音楽観。
それはソースに含まれる音を忠実に再現するという意味での「原音忠実性」。
生の演奏と同じ音を再現するのではなく、ソースに含まれる音を忠実に再現する。
奏者やボーカリストによって生み出される音そのものだけでなく、音をひとつの作品として作り上げた製作者の意思であり意図まで含めて音楽であるという意味を持つ。

トランスポート、DAC、アンプで音が色づけされてしまってはならない。
OJI Specialの機器はソースに含まれる音をありのままに引き出し、脚色することなく変換し、色づけせず素直に増幅するのだ。
限りなくソースに忠実であること、それがOJI Special。

ee27dedb.jpegオーディオはオーディオシステム全体で音を作り上げるもの。
しかし、OJI Specialの場合は機器で音を作らない。
それならばどこで音を作るのか?
OJI Specialを使用するのであれば、音を決めるのはケーブルであり電源まわり、足回りといったオーディオアクセサリー部分となる。
これほどオーディオアクセサリーの効果をハッキリと音として出してくれる機器はそうそうないだろう。

そもそも、音を作るという考え方自体がOJI Specialには存在しない。
OJI Specialに合うのは音を味付けしないオーディオアクセサリー。
何も引かず何も足さずに音を出せるオーディオアクセサリー。
CDに含まれている音をそのまま出すこと、それにより生まれるのが本来の音、本来の音楽性。

ce15a448.jpeg生演奏を再現するという意味での原音忠実とは何なのか。
どんなに編集で音を弄っていても、生演奏のように聞かせることだろうか。
そうだとすれば、これもまた音を脚色していると言える。

OJI Specialのソースを忠実に再現する原音忠実。
それは、ミキシングやマスタリングの作業も含めて評価できる音。
良い仕事と悪い仕事の差がハッキリ音として出てくる。

この特性は時にユーザー泣かせだと私は思う。
というのは、色づけされないだけに誤魔化しが一切きかないからだ。
例えば、上流機器の基本性能が低かったとしても、真空管アンプは聞きやすい音色にして心地良く感じさせてくれる。
しかし、OJI Speciaのアンプは、上流が硬い音であれば硬い音のまま増幅されるし、冷たい音であれば冷たい音のまま増幅される。
つまり、オーディオシステムに粗があれば全て音として出てきてしまうのだ。

a0af31b0.jpeg自分の好みと差異の無い音を作り上げることができていれば、その音を脚色せずにそのまま出してくれるOJI Specialは良きパートナーとなりえる。
しかし、自分の好みの音にまで追い込めていないのであれば、その違和感のある音が何の修正もされずにそのまま出てきてしまう。
よって、良く言えば「修正点を示してくれる機器」、悪く言えば「扱いの難しい柔軟性に欠ける機器」、そんな印象を私は持っている。

音を色付けするのもまたオーディオの楽しみであり、それにより好みに近づくのであればそれは最良の手段となりえるだろう。
しかし、OJI Specialの機器を導入する人に目指して欲しいのは「ありのままの音」。
それが高い音楽性を実現してくれると私は思う。
音質に惑わされることなく、高い音楽性を引き出せるケーブル等を是非とも見つけて戴きたい。
OJI Specialの機器は、その高い音楽性を全力で出しきってくれることだろう。


★OJI Special製品

DPAT Seven 64(PCトランスポート)

まみそアンプ(バランスヘッドホンアンプ)

・ATH-W5000バランスリケーブル

・GS1000バランスリケーブル

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★DPAT Seven 64

OJI Specialが提案するPCトランスポート。
OJI Specialの理想とする「ソースに含まれる音を忠実に再現する」という意味での「原音忠実性」を見事に形としたトランスポートで、歪みなく正確にデータを送り出すことが出来る。
歪みにより生まれる音楽性もまたオーディオだが、そんな考え方とは逆をいく高精度かつ正確なデータ転送を実現したのがDPATシリーズである。
最高峰の音質と気軽に楽しめる利便性を兼ね備えた新しい形のトランスポートだ。

※製品の詳しい内容についてはDPAT特設サイトをご覧ください




★仕様

■ ベースモデル

DPAT Seven 64-SSD(型名DPAT-764-SD)
SSDタイプディスク搭載モデル
ACダイレクト入力タイプ

販売価格 398,000円

■ 特注(オプション価格 98,000円)

・最高峰SSDへの換装
・電源強化(電源ユニット変更)
・穴無し底板(インシュレーターの使用前提)
・コアキシャル専用出力(出力をコアキシャルのみに限定)

※SSDモデルをベースに、希望に合わせて特注仕様で仕上げて戴きました




★DPAT Seven64のコンセプト(西出氏より)

・音質第一

最高峰のCDトランスポートを抜く独自のシステム構成と、現代の主流のデータ再生に特化した、それらの再生機器の最高峰を目指し、長年培ってきたCDマスタリングシステムや録音、そして、DPAT-01で得られた技術を更に進化させてDPAT Seven64は誕生いたしました。

・性能と利便性  

性能を犠牲とする構成にすることなく再生に特化した構成にし、なおかつ業務用として既に世界中で使われているスタンダードなソフトウエアでDPAT Seven64を構成することで、少ないコストで扱いやすく、業務用レベルの高性能ネットワーク再生環境の提供を行っています。
また、既にある汎用のソフトウエアにDPAT Seven64を合わせることで、既に皆様がお持ちの多くの機器や、価格の安い量産機器がそのままDPAT Seven64用として使うことが可能になりました。

・DPATならではの高音質性能

ハードウエアはもちろん、OSも独自のチューニングを行うことで、どちらかというと利便性を追求した既にあるソフトウエアでも異例の高音質を得ています。
選択は実際にテストして試聴し、良い音質のソフトウエアをベースに行っています。

・OJI Specialでも ソフトウエアを開発中

DPAT-01で超高音質と評判になった「PDM Player」のDPAT Seven64版を開発中。「この一曲を 最高峰の音質で再生したい」と言うマニアのために、利便性をあえて犠牲にして音質最優先のソフトウエアの開発を行っています。
そういう開発ができるのも世界標準となるものを使っているメリットです。

※自社の機器に合わせたソフト、リモコン、接続機器などを開発して十分な利益を確保しようとするのが一般的なメーカーですが、OJI Specialではあえてそれをせず、逆の発想で別の世界で高性能な世界標準を使い、それにオーディオに特化した独自のチューニングを行い、DPAT Seven64を逆にソフトに合わせることでお客様にとってコストが安く高性能のシステムが構築できるように配慮しています。ですから、いつも使っているパソコンや装置と親和性が高く、なおかつ高性能が得られるのです。


★インプレ

03336fba.jpeg基本性能部分は文句なしに最高峰。
以前使用していたPCトランスポートも相当なものだったが更に上をいっている。
具体的には、情報量の多さ、音のキレ、スピード感、このあたりは以前より確実に向上した。
解像度、空間表現力も過去最高の域と言ってもよさそうだ。

PCトランスポートらしく、SN比に優れておりノイジーさ皆無の耳に優しい音。
音量を上げても全く刺激的な(耳に痛い)音が出てこない。
クリアーな空間、フォーカス感が強く、それにより音像がビシっと定位し、強烈な実体感を生み出す。
曖昧さ、滲みといった不明瞭さがなく、シャープな音を基本としている。

揺るぎない音、音の安定感、定まった音、焦点の合った音。
そのようなイメージが強い。
しかし、キッチリカッチリ無機質な音とは正反対で、音楽性溢れる有機的な音を「ブレることなく再生する」という表現が正しいだろう。
瞬発力に優れ、インパクト感、抑揚、躍動感もしっかりと表現可能。
細部のニュアンスも誤魔化し無く再現する。

機器特有の音質の癖と言えば上記のような傾向になるが、音色に関しては色づけの無い音。
正確な音だしがOJI Specialの最大の特徴となる。
機器で味付けをしたい、甘さを出したい、柔らかさを出したい、そーいった考えを切り捨てた、ソースに忠実にありのままを引き出すことを具現化した、「これぞOJI Special」と言えるトランスポートである。

性能が高いだけに非常にオーディオアクセサリー等に敏感だ。
ケーブルやインシュレーターの影響を強く受ける。
ケーブル選択には細心の注意が必要だろう。
色づけの強いケーブルを使えば、その傾向がハッキリと現れる。
自分に合ったケーブル選択が必要となる。

ee27dedb.jpeg音質と同等、それ以上に評価したいのがDPAT Seven 64の利便性。
まず、他PCやipod Touch等でリモートコントロールできる点が一番の便利ポイント。
普段使用しているPCで全て操作出来てしまう。
直接DPAT Seven 64にモニター、キーボードやマウスを接続する必要もなくなるので音質的にも有利。
LANケーブルを接続するだけだ。
ネットワーク上にあるNASからの再生も可能なので、データの移動、管理が非常に楽。
これだけの高音質を維持しながら、これだけの利便性を実現できている点は驚愕に値する。
個人的に、ネットラジオを高音質で流せるのも地味に嬉しかった。
NASからのストリーミング再生、SSDからの再生でも十分な音質を確保できるが、更に音質にこだわりたい人のためにメモリー再生が存在する。
メモリーにデータを移動させ、そこから再生する。
これこそがDPAT Seven 64の真骨頂。
メモリーフォルダへデータを移動させて再生するだけなのでそれほど手間ではない。

★まとめ

自作で高価なパーツを使ってオーディオ専用PCを作ると意外と予算が嵩むもの。
また、OSのチューニングなども加えると、時間も手間もかかってしまう。
そう考えると、これだけの音と利便性を備えたトランスポートがこの値段で手に入るのは驚きであり、「採算とれてるの?」と逆に心配になるほどである。
オーディオを堅苦しいものではなく「気軽に楽しめるオーディオ」にしてくれる機器。
音質は勿論大事であるが、それよりも楽しく、気軽に、ストレスなく音楽を楽しむことが大事。
それを実現してくれるのがDPAT Seven 64である。

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★導入履歴

ローゼンクランツのケーブルはケーブル単体ではなく全体で判断し評価する必要がある。
ローゼンクランツのケーブルを導入する度にどのように音が変化していくのか。
①から順番にレビューを読んでいくことで変化の様子を感じて戴きたい。

AC-RL(Maximum)Type33 : PCトランスポートへ接続

AC-DA(Maximum)Type36 : DAコンバータへ接続

AC-RL(Maximum)Type33 : ヘッドフォンアンプへ接続

NIAGARA Jr.Ⅳ : 電源タップ

DIG-Kaiser Sound/3 : デジタルケーブル

AC-RL(Maximum)Type32 : 電源タップへ接続

MessageⅡ : アナログケーブル

AC-Music Conductor Type35 : CDトランスポートで比較試聴

ローゼンクランツケーブル総合


★タップとクリーン電源

電源タップとクリーン電源。
どちらの道を進むべきか、多くの人が悩む分かれ道。

様々なクリーン電源、タップが存在するので一概には言えないが、私のイメージは以下の通り。

・電気を綺麗にして音質を向上してくれそうなクリーン電源
・手を加えずに鮮度の高い電気を供給できる電源タップ

私が選択したのは電源タップ。

電源タップでどれほど音が変わるのか。
音は変われど音質的に向上することなどありえるのか。
私の過去の経験からの結論は、「電源タップは最高で現状維持、改善はあり得ない」というものであった。
しかし、ローゼンクランツの電源タップによってその考えを覆させられることとなる。



★NIAGARA Jr.Ⅳ

s-PICT0141.jpg音の無機質さを排除し、有機的な音にするという点においてはケーブル類を凌駕すると言っていいかもしれない。
また、音の不自然さをなくして自然な音に整える能力が高い。
システム全体の調和をとり、システム全体へ息吹を送り込む装置、それがローゼンクランツのタップの役割だ。


それでは音質面を細かくみてみよう。

わかりやすいのが音場感の向上。
閉鎖感がなくなり開放的で広がる空間が現れる。
上下左右前後に空間が広がるが、広がるという言葉を使うよりも、ソースに含まれる場の広さを正確に再現すると言ったほうが正確だろう。
どんな音源でも広くなってしまうわけではなく、ソースに忠実に空間を再現する。
当然、広い空間で録音されたソースであれば、その広さを存分に味わうことができる。
そして、その空間に実体感の強い音像が立体的に配置されるわけだが、実体感については後ほど詳しく説明する。


ローゼンクランツの特徴のひとつである「音の流れ」、そして流れの加速。
音の繋がりが良くなったことで一体感、統一感が生まれ、全ての音が暖かさを持った血液が流れるかのように綺麗に流れるようになる。
その音からは生命力をこれでもかと感じられるだろう。
PCトランスポートを使っているにも関わらず、臨場感溢れるサウンドを実現できたことには驚かされた。
一体感あるサウンドでありつつ、音の分離感と言うよりは個々の音の存在感、実体感が強く、ある意味音が分離しており「音がそこに"在る"」のが見える。
なんの役にも立たない個人的な感想でしかないが、「総合的にみて素晴らしい空間表現力」と言わせて欲しい。

上記でも述べた実体感について詳しく書いておく必要がある。
結論から言えば、私が長い間求めていて到達できなかった理想形をようやく手に入れることができた。

「臨場感重視の一体感のある音の中で音ひとつひとつの実体感を強めること」

これが私の到達点であり、半ば諦めていたこと。

s-PICT0150.jpg私は、極端に言えばデッドな音による強い分離感を嫌い、音の実体感を強めることによって生まれる音の分離感を良しとする。
つまり、空気感、音の繋がり、ハーモニーをしっかりと持ちつつ、音ひとつひとつが存在感たっぷりに鳴ってくれることを理想としてきた。

勿論、タップだけでなくローゼンクランツのケーブルの相乗効果もあるだろうが、タップの導入を機に理想の音を手に入れることができた。
これがローゼンクランツの音だと考えてもらって間違いないだろう。

ローゼンクランツの特徴として忘れてはならないリズム感。
この要素はローゼンクランツ製品を増せば増すほど向上する。
タップもその例外ではなく、ますます抑揚表現に富み、音と自身の体が一体となるのを感じられるレベルにまで達する。
体との一体感というのはとても大事なことなのではないか、そう思う。
単純にスピード感があるのではなく、リズムが体とリンクする、そこに音楽との一体感が生まれる。
スローテンポな曲からハイスピードな曲まで、あらゆるテンポの曲でノリの良さを感じられるのはリズム感の集大成と言えるだろう。

★電源タップの挿し口

s-PICT0060.jpgこれは今まで意識もしたことがなかったこと。
電源タップの挿し口、どこにどのケーブルを挿しても音は同じ・・・のはずである、普通であれば。

これは余計な味付けの無いニュートラルなサウンドであるローゼンクランツだからこそ感じることが可能なのかもしれないが、タップの挿し口によって音が変化する。
信じられないだろうが、微々たる差とは言えないレベルで変わってくる。

NIAGARA Jr.Ⅳの場合のベストポジションは以下の通り。
これは是非とも試してみてほしい。

インレットに近いほうから1.2.3.4とすると、

1.トランスポート
2.DAC
3.
4.アンプ

この挿し方がベストである。

理由はわからないが、この挿し方があらゆる面で最もバランスがよく、音がまとまり整う。


★まとめ

ローゼンクランツの電源タップは非常に優秀なのではないだろうか。
今までタップで音質が向上するなどと思ったことはなかったが、ローゼンクランツのタップは「良くなった」と感じた。
フラグシップモデルのナイアガラ、それに続くナイアガラ Jr.とは言わず、ナイアガラ St.というお手軽なモデルも存在するので是非とも試してみてほしい。
 電源ケーブルよりもむしろタップのほうが費用対効果は大きいように個人的には感じる。
まずは電源タップから・・・でも良いかもしれない。

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★導入履歴

ローゼンクランツのケーブルはケーブル単体ではなく全体で判断し評価する必要がある。
ローゼンクランツのケーブルを導入する度にどのように音が変化していくのか。
①から順番にレビューを読んでいくことで変化の様子を感じて戴きたい。

AC-RL(Maximum)Type33 : PCトランスポートへ接続

AC-DA(Maximum)Type36 : DAコンバータへ接続

AC-RL(Maximum)Type33 : ヘッドフォンアンプへ接続

NIAGARA Jr.Ⅳ : 電源タップ

DIG-Kaiser Sound/3 : デジタルケーブル

AC-RL(Maximum)Type32 : 電源タップへ接続

MessageⅡ : アナログケーブル

AC-Music Conductor Type35 : CDトランスポートで比較試聴

ローゼンクランツケーブル総合


★AC-Music Conductor Type35

コントロールアンプ専用電源ケーブル。
CDプレイヤー、CDトランスポートでも可。

タップにEmotion、DACにType36、アンプにType33の状態で試聴。
タップ、DAC、アンプのケーブルを固定。
CDトランスポートにType33、Type35を使い比較試聴。
Type33からType35にケーブル交換してどのように変化したかを書いていくことにする。

★Type33からType35へ

s-PICT0138.jpg基本的にType33と同様の音(参照)。
Type33を使用した時のほうが個々の音がハッキリと際立つ。
Type35では全体感を重視していると言うか、まとまりがあり調和感がある。
Type33のほうが音の押し出し、インパクト感、アタック感が強い。
Yype35は音にまとまりが出たぶんだけインパクト感は若干減少、そのぶん全体の一体感がある。

小さな違いと言えなくもないが、明らかに鳴り方は違う。
各楽器の躍動感が強くて個々の主張が強いのはType33。
Type35は楽器ひとつひとつが各自主張するのではなく、各楽器の統率がとれている。
貝崎氏はType35を「指揮者の役割を持たせたケーブル」と表現しているが、全体をまとめあげるという意味で、その効果であり役割は、指揮者と共通する部分があるように思う。

s-PICT0136.jpg私はよく音像型と音場型で大きく区別するが、Type33は音像型、Type35は音場型と言えなくもない。
Type33のほうが各音の定位感に優れており、空間の見通し、クリアーさ、空間表現力に長けている。
Type35は全体感、音のハーモニーを重視、つまり臨場感重視、空間に厚みが感じられる、これもまた違った意味で空間表現力が上手いと言える。

ジャズやロックといったジャンルの楽器においてはType33のほうが良さを引き出せるように思う。
しかし、絶対的にType35のほうが上手いのがVoである。
これだけはType33に勝ち目がない。
声の成分が空間に響き広がっていく様を上手く表現できるのはType35。
特にコーラスになるとその差は圧倒的で、Type35は非常に綺麗に声が調和し空間を埋め尽くす。
同様の理由で、Type35のほうが多数の音が重なってきた時に実力を発揮する。
とにかく音のハーモニーの表現力が上手く、これが最大の特徴ではないだろうか。

★まとめ

今回使用したCDトランスポート、CECのTL51Xでは実力不足感が否めない。
Type33と比較すると、Type35では若干音が曇ってしまう。
もっと高品質なCDトランスポート、私の環境で言えばPCトランスポートのような高解像度、高分解能を確保できる環境とType35を組み合わせた時には、澄み切った空間、そこにある空気感、それがあってこその臨場感を出すことができると予測できるので、Type35はType33と比べると少し敷居の高いケーブルなのではないか?とも感じた。
Type35は、優秀なCDトランスポート、CDプレイヤーを導入した時には是非使用したいと思わせるケーブルである。

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★導入履歴

ローゼンクランツのケーブルはケーブル単体ではなく全体で判断し評価する必要がある。
ローゼンクランツのケーブルを導入する度にどのように音が変化していくのか。
①から順番にレビューを読んでいくことで変化の様子を感じて戴きたい。

AC-RL(Maximum)Type33 : PCトランスポートへ接続

AC-DA(Maximum)Type36 : DAコンバータへ接続

AC-RL(Maximum)Type33 : ヘッドフォンアンプへ接続

NIAGARA Jr.Ⅳ : 電源タップ

DIG-Kaiser Sound/3 : デジタルケーブル

AC-RL(Maximum)Type32 : 電源タップへ接続

MessageⅡ : アナログケーブル

AC-Music Conductor Type35 : CDトランスポートで比較試聴

ローゼンクランツケーブル総合

★③AC-RL(Maximum)Type33

ヘッドホンアンプへ接続。

トランスポートへType33、DACへType36を使用。
タップはEmotionを使用。

★③AC-RL(Maximum)Type33レビュー

s-PICT0132.jpgインコネやタップはローゼンクランツでは無いとは言うものの、流石に3本の電源ケーブルをローゼンクランツにすると「らしさ」が出てくる。
2本目のType33の導入で一番変わったのは音の出だしのインパクト感。
例えるなら、走り出す時、スタートダッシュ、初めの一歩、グっと足に力が入るあの感覚。
そのグっと力が入るインパクト感がよく感じられる。

これによって何が変わるのか。
音の流れに抑揚が付き、生き生きとしたダイナミックかつ躍動感溢れる音となる。
例えば人が声を出す時、ドラムを叩く時、サックスを吹こうとする時、その動作に移る瞬間の意識的な力加減。
「出すぞ、叩くぞ、吹くぞ」といった人の意思が伝わってくるようになるのだ。
音楽で言えば「グルーブ感」の強化、ローゼンクランツの特徴が芽を出してきたわけだ。

s-PICT0134.jpg単純に要素として見て「音の立ち上がりが速い」「ノリが良い」「ダイナミック」、そんな言葉では言い表せない人の表現力の多彩さを思い知らされる表現豊かな音。
それはゆったりとした曲ではゆったりと心地良く、激しい曲ではパワフルに荒々しく音が出ることから判断できる。
あらゆる音に、あらゆる感情に対応できるのがローゼンクランツサウンド。
荒々しさも、優しさも、激しさも、穏やかさも、対照的な要素を全て出せるのはローゼンクランツならではだろう。

もうひとつ、ローゼンクランツのケーブルが増えてきたことで、少しずつ統制がとれて音質そのものも向上してきている。
全体のモヤモヤ感が更に晴れてクリアーになり素直に音質が向上したと感じられる。
この影響で音の分離感がよくなり、空間表現、音の配置、定位感が明確になってきた。
音の細部の表現力もずいぶんと向上したように感じる。

★まとめ

ローゼンクランツは音楽性先行型タイプで音質は後からついてくるもの。
解像度、分解能、レンジ感、そーいった音質面だけで見ればまだまだ上をいくケーブルは多く存在すると思われるが、トランスポート、DAC、アンプの電源ケーブル3本を入れた時点で、音質面で見てもかなりのレベルにもっていくことが出来ることを確認できた。

音質も大事だが、高い音楽性、音ひとつひとつの生々しさ、これに尽きる。
音楽性ありきの音質、これがオーディオにとって大切であることを忘れてはならない。

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